好書会が開かれている西部古書会館へと立ち寄る。
一般書をぼちぼちと買ってから、大野進「世界ノンフィクション全集18大清水トンネルに挑む」(ぎょうせい)300円を購入。巻末にあるこのシリーズの一覧を見ると、鉄道に関するものは本書と、前に購入した「スピードへの限りなき挑戦」の2冊とのこと。さらに棚を見ていくと、「創業百年史 同和鉱業株式会社」と書かれた函があった。ふむ。同和鉱業というと、同和鉱業片上鉄道と同和鉱業花岡線か。目次には鉄道に関する項目は無いのだが、小冊子として挟まれていた索引を見ると、片上鉄道や小坂鉄道の文字があるので購入する。値段は1200円とお買い得。
その他、一般書として、笹幾太郎編「ポルノ歌集」、古賀茂明「官僚を国民のために働かせる法」、ドラッカー「決定版ドラッカー名言集」、棟方志功「板画・奥の細道」を購入する。
中央線各駅停車で御茶ノ水へ。神保町へと向かい、まずは神保町ブックフェスティバルが開かれている、すずらん通りを歩いていく。
この通りでは、色々な出版社が出店を並べており、やや汚れた本を半額とかで売っている。例年、サイン本が並ぶ早川書房のテント前には、かなりの行列ができていたりする。
刀水書房の出店に、「復刻雑誌兵隊」5000円があった。この本、鉄道書ではないのだが、前から古本屋で見かける度に気になっていた本で、一緒に売られていた補遺300円を見ると、戦争地帯での鉄道開業写真があったので、購入を決める。
戦争ついでということではないが、大橋武夫解説「統帥綱領」(建帛社)1500円も購入。
雄松堂出版の出店を見たら、篠原宏「明治の郵便・鉄道馬車」が半額で売られていた。篠村書店ではプレミアが付いているものなので、ありがたく買ったのだが、家に帰ってネットで調べてみたら、「日本の古本屋」では、何冊か半額以下で並んでいた。ちなみに、同著者による「駅馬車時代」に鉄道馬車に関する記述を追加したものとのこと。
朝倉書店の出店に、日本橋梁建設協会編「日本の橋(増訂版)―多彩な鋼橋の百余年史―」が平積みで7割引きの2040円で売られている。先日、元版を買ったばかりで、つい買っとなってしまう。
途中、白山通りを挟んだ先で、カレー店ボンディの出店でチキンカレー600円を食べる。店舗の方は高くて未だに食べたことがないのだが、こういう時だけの庶民のささやかな贅沢を味わう。
13時から始めて14時45分にすずらん通りを回り終えて、大通りに面した各古書店の出店巡り。
小関和弘「近代日本の社会と交通14鉄道の文学誌」(日本経済評論社)1700円、長岡洋幸「天空列車 青蔵鉄道で行くチベット」(集英社インターナショナル)700円を買い、さらに岩波ブックセンター脇の道路会場で、荻原魚雷編「吉行淳之介エッセイコレクション1~4」SHIN企画「首都圏の車輛基地1」(機芸出版社)1000円、惣郷正明編「目で見る明治の辞書」(辞書協会)、大森堅司「写真集 ふるさとの駅」(ベストセラーズ)1000円、ニュービー「シベリア横断鉄道の旅」(図書出版社)1000円、堀内利宏「おかしな本の奮戦記」と、あれこれ買っていく。