行宗蒼一「大東京地下鉄のりこなしバイブル」(新書判、全202ページ、KKロングセラーズ1989年12月25日発行、定価800円)
著者は、東京の地下鉄乗り換え地図、メトロアクセスを生みだした人。このメトロアクセスというのは、地下鉄の路線図に、駅を長方形にしたり、階段を記すなどして、どのように乗り換えれば楽に済ませられるかが分かるようにしたもの。以前は、営団地下鉄の駅で配られていたのだが、最近だと、携帯電話の乗り換え案内が普及してしまったためか、見なくなった。
本書では、その地図の見方や、それを活用した乗り換え方法などが記されている。その他、営団各駅付近の主な建物には車両のどこら辺から出れば良いか、なども記されている。ただ、それだけでは間が持たなかったようで、地下鉄雑学とか、地下鉄のカードゲームなどまで収録されており、ページ稼ぎの印象を受ける。本書には、同じコンセプトで京阪神地方のものを作ったと、写真付きで触れられているが、京阪神地方での情報を掲載して欲しかった。