黒岩保美作品集編集委員会「黒岩保美作品集 くろがねの記憶」(A4判、全192ページ、誠文堂新光社2006年12月1日発行、定価4800円)
鉄道画で知られる黒岩保美の蒸気機関車写真集。収録されているのは、1950年代前半のもので、見開きに大きく、モノクロの蒸気機関車写真が掲載されている。モノクロ写真と言うと、カラーよりも情報量が落ちるように思えるが、本書に掲載されているのは、モノクロを前提としたような撮影となっており、その陰影が鮮やかに映し出されている。それと、1950年代の、まだ電化が普及する前なので、架線は張られておらず、広々とした空の下を駆け抜ける陸の王者が映し出されている。
黒岩保美作品集編集委員会「黒岩保美作品集2 くろがねの軌跡」(A4判、全192ページ、誠文堂新光社2007年10月2日発行、定価4800円)
1950年代後半から60年にかけての、東北・北陸地方と言った幹線や、地方ローカル線の機関車を撮影したモノクロ写真集。私鉄のものは、明治・大正時代の作りとなっており、撮影時期から、さらに遠い時期を感じさせるものになっている。