交通公社のMOOK「別冊時刻表12新幹線大カタログ」(A4判、全160ページ、日本交通公社1984年11月10日発行、定価1800円)
前半の主題は、東海道、山陽、東北、上越を地図で追っていき、その途中の沿線風景の写真を並べ、併せて各駅の構内図を記したもの。前者は企画として面白いし、いずれも現在とは違っているので、当時を知る良い資料となる。
後半は、新幹線の製造方法や線路保守作業を記したもので、こちらは企画としては並。
巻末の方に、1964年10月1日に新大阪6時発の、最初のひかり号を運転した関亀夫ら新幹線関係者による座談会があるのだが、開業時のエピソードとして知られる、ダイヤより速く走ってしまい、東京に早着してはいけないからと減速走行して山手線にも抜かれた、との話は出てこなかった。