駒敏郎「心斎橋北詰(上)駸々堂の百年」(B6判、全292ページ、駸々堂1986年11月27日発行、定価1000円)
三宅俊彦「時刻表百年のあゆみ」(成山堂交通ブックス)に参考文献として掲載されていたので読んでみた。
基本的には「時刻表百年のあゆみ」で書かれているのと同じく、大阪の各駅で書籍販売を行っていた駸々堂が他社時刻表の売れ行きを見て自社でも、という流れが触れられている。駸々堂が時刻表史において果たした役割を記すという意味では、駸々堂が時刻表と同時に発行した暦や法令などを記した「年中重宝」に触れている分だけ、「時刻表百年のあゆみ」の方が優れている。「心斎橋北詰(上)駸々堂の百年」独自の情報としては、明治22年に駸々堂が当時の鉄道局に対して、汽車の発着時刻と運賃を記した扇子を発売したいとの許可を求めていること。許可がおり、実際に発売されたかどうかは書かれていないが、実在するとしたら、かなり貴重な資料となるだろう。
三宅俊彦「時刻表百年のあゆみ」(成山堂交通ブックス)に参考文献として掲載されていたので読んでみた。
基本的には「時刻表百年のあゆみ」で書かれているのと同じく、大阪の各駅で書籍販売を行っていた駸々堂が他社時刻表の売れ行きを見て自社でも、という流れが触れられている。駸々堂が時刻表史において果たした役割を記すという意味では、駸々堂が時刻表と同時に発行した暦や法令などを記した「年中重宝」に触れている分だけ、「時刻表百年のあゆみ」の方が優れている。「心斎橋北詰(上)駸々堂の百年」独自の情報としては、明治22年に駸々堂が当時の鉄道局に対して、汽車の発着時刻と運賃を記した扇子を発売したいとの許可を求めていること。許可がおり、実際に発売されたかどうかは書かれていないが、実在するとしたら、かなり貴重な資料となるだろう。