高橋団吉「新幹線をつくった男 島秀雄物語」(A5判、全288ページ、小学館2000年5月1日発行、定価1800円)
タイトルにある通り、新幹線を計画、設計し、開通、運行へと進めた島秀雄の行動を中心とした本。細かいデータが多数掲載されていて、資料としては良いのだが、島の業績を知るには不要なまでにミクロレベルのデータまでもが収録されており、読み物としてはぎこちないものになっている。手早く新幹線のことを知りたいのなら、本書「あとがき」にある類書を読んだ方が良いだろう。本書の執筆に当たっては、内部資料にも当たっているようで、島秀雄が死後、書斎に残した「東海道新幹線プロジェクト図」なども収録されているのだが、巻末にある参考文献は、市販された書籍がほとんどで、今後の研究を考えれば、著者が当たった内部資料についても触れて欲しかった。
タイトルにある通り、新幹線を計画、設計し、開通、運行へと進めた島秀雄の行動を中心とした本。細かいデータが多数掲載されていて、資料としては良いのだが、島の業績を知るには不要なまでにミクロレベルのデータまでもが収録されており、読み物としてはぎこちないものになっている。手早く新幹線のことを知りたいのなら、本書「あとがき」にある類書を読んだ方が良いだろう。本書の執筆に当たっては、内部資料にも当たっているようで、島秀雄が死後、書斎に残した「東海道新幹線プロジェクト図」なども収録されているのだが、巻末にある参考文献は、市販された書籍がほとんどで、今後の研究を考えれば、著者が当たった内部資料についても触れて欲しかった。