渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第1集/北海道編」(B5判、全112ページ、BeeBooks2000年1月1日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。北海道の本線を中心に、美唄鉄道、夕張鉄道、真谷地専用鉄道、雄別鉄道と言った、私鉄ローカル線の写真も収録されている。p40に、DD51+D52という変則的な重連の写真が掲載されており、こんな運用があったのか、と思うと同時に、よくぞ写真として残してくれたものだ、と思う。
渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第2集/東北編」(B5判、全112ページ、BeeBooks2000年8月1日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。収められているのは、常磐線・東北本線が電化される前の、東北各地方の蒸気機関車写真で、ローカル線や地方私鉄の写真は無し。客車を牽引しての走行写真もあれば、機関庫に入っての単体写真もある。p8「同区(引用注:平機関区)の大型機たちは、いずれもよく磨き込まれており、晩年の北海道のSLたちとは比べものにならないほど美しかった」とあり、なるほど掲載されている機関車の写真は、いずれも車体が輝いて見える。
渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第3集/関東編」(B5判、全120ページ、BeeBooks2001年3月1日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。著者の地元でもある関東ということで、走行写真は少なく、各地の機関庫を訪れて撮った、蒸気機関車の写真がメイン。また、他の巻とは違って、機関庫に停車しているマイナーなディーゼル機関車や電気機関車の写真も割合多く掲載されている。
渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第4集/九州編」(B5判、全112ページ、BeeBooks2000年12月1日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。収められているのは国鉄幹線が主で、地方私鉄の写真は無し。p29に「D60はD51に比べて逆向運転がしやすかったという特徴をもっていた。そのため、方向転換出来ない冷水峠越えの捕機として重宝された。筑豊本線にD51が少なかった理由の一つである」とあり、ちょっした歴史を教えてくれる本。
渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第5集/中部・西日本編」(B5判、全112ページ、BeeBooks2000年12月25日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。中部・西日本の国鉄蒸気機関車の他、下津井電鉄、井笠鉄道の写真が収録されている。「はじめに」の中に、「昭和40年代は全国の鉄道ファンの間で写真やネガの交換が流行っていた」とあり、蒸気機関車ブームの前から、マニアは存在して、地道に活動していたのだな、と思う。
渡辺芳夫・田島常雄「記録写真集 昭和40年代の鉄道 第6集/北海道編Ⅱ」(B5判、全120ページ、BeeBooks2004年12月20日発行、定価3800円)
自費出版による蒸気機関車を中心としたモノクロ写真集。「はじめに」には「ある特定の列車や機関車のディティールを中心に集めてみた」とあるのだが、函館本線のC62を追いかけた6日間や、C57、D51の車両写真というように、あまりコンセプトとしての一貫性が感じられず、寄せ集めの言い訳めいたものになってしまっている。国鉄以外の写真としては、真谷地専用線、美唄鉄道、夕張鉄道、札幌市電を収録。