かわぐちつとむ「食堂車の明治大正昭和」(A5判、全246ページ、グランプリ出版2002年12月9日発行、定価2000円)
タイトルの通り、1899年に山陽鉄道へ食堂車が導入されてから、平成に至るまでの、食堂車の歴史を、多数の歴史的資料に当たり、述べたもの。食堂車のメニューと言ったソフト的なものから、車両に関するハードウェア的なものまで、広く押さえられており、また、資料からの引用も多数記されており、食堂車の歴史を知るには良い資料と言える。ただ、歴史をたどるのに終始しているため、食堂車、という言葉から連想される、旅行中に食堂車に立ち寄る風情のようなものが感じられないのが、物足りないか。まあ、同じ鉄道の食事である駅弁に比べれば、あちらのように、時代時代を表す掛け紙のようなものがある訳でもないので、仕方がないと言えるが。
タイトルの通り、1899年に山陽鉄道へ食堂車が導入されてから、平成に至るまでの、食堂車の歴史を、多数の歴史的資料に当たり、述べたもの。食堂車のメニューと言ったソフト的なものから、車両に関するハードウェア的なものまで、広く押さえられており、また、資料からの引用も多数記されており、食堂車の歴史を知るには良い資料と言える。ただ、歴史をたどるのに終始しているため、食堂車、という言葉から連想される、旅行中に食堂車に立ち寄る風情のようなものが感じられないのが、物足りないか。まあ、同じ鉄道の食事である駅弁に比べれば、あちらのように、時代時代を表す掛け紙のようなものがある訳でもないので、仕方がないと言えるが。