三宅俊彦編・解説「復刻版明治鉄道開業時刻表」(箱入40センチ×29センチ×6センチ、38枚+解説、新人物往来社2003年12月15日発行、定価40000円)
1.品川横浜間鉄道列車出発時刻及賃金表(明治5年)
2.上リ車時刻表下リ車時刻表及賃金表(明治5年)
3.上リ車時刻表下リ車時刻表及賃金表(明治5年)
4.品川横浜間汽車運転発車時刻表(明治5年)
5.上リ車時刻表下リ車時刻表及賃金表(明治5年)
6.上リ車時刻表下リ車時刻表及賃金表(明治5年)
7.新橋横浜間汽車運転発車時刻表(明治7年)
8.大坂神戸間汽車発着時刻表賃金表(明治7年)
9.銕道旅客並貨物賃銭表(明治7年)
10.大阪神戸間大阪向日町間汽車発着時刻表(明治9年)
11.神戸向日町間鉄道汽車賃金表(明治9年)
12.旅客手廻物及小包物小獣其他賃金表(明治9年)
13.官許京阪間汽車時刻表同賃金表(明治9年)
14.大坂西京間鐵道線平面概畧圖(明治10年)
15.京都大谷間汽車時刻及賃金表(明治12年)
16.京都大津間汽車時刻表及賃金表(明治13年)
17.上野高崎前橋間並新橋横浜及赤羽列車発着時刻賃金略表(明治18年)
18.汽車発着時刻並乗車賃金表(明治18年)
19.神戸新橋間連通汽車発着時刻及賃金表(明治22年)
20.山陽鐵道神戸三原間汽車時刻表及旅客賃銭表(明治25年)
21.山陽鐵道汽車発着時間及乗車賃金表(明治29年)
22.山陽鐵道神戸徳山(及広島宇品)間列車時刻及賃銭表(明治30年)
23.京都嵯峨間列車発着時刻及賃金表(明治31年)
24.山陽鐵道神戸三田尻(及広島宇品)間列車時刻及賃銭表(明治31年)
25.参宮鐵道列車発着時刻表賃金表(明治32年)
26.関西鐵道列車発着時刻並賃金表(明治32年)
27.阪鶴鐵道大阪篠山間列車時刻表(明治32年)
28.郡山若松間列車運轉時刻表(明治33年)
29.神戸糸崎間列車運轉時刻表(明治33年)
30.糸崎厚狭間列車運轉時刻表(明治33年)
31.糸崎馬關間列車運轉時刻表(明治34年)
32.日本鐵道列車運轉時刻表(明治34年)
33.京都園部間列車発着時刻及賃金表(明治36年)
34.山陽鐵道本線(神戸下關間)列車時刻表(明治36年)
35.日本鐵道列車運轉時刻表(明治36年)
36.北海道炭砿鐵道室蘭手宮間列車運轉時刻表(明治36年)
37.日本鐵道列車運轉時刻表(明治37年)
38.京都園部間列車発着時刻及賃金表(明治38年)
本書は、以前から、神保町の書泉グランデ6階鉄道書売り場のレジ横に置かれていて、その存在は知っていたのだが、定価が4万円となっている上に、ビニールシートに包まれているので、中身を見ることが出来なかった。それが、自由価格本(出版社が定めた定価より安く売られる本)の流通ルートに乗ったようで、日本の古本屋http://www.kosho.or.jp/servlet/top
やYahooオークション、アマゾン・マーケットプレイスに出るようになった。出来れば安く仕入れたいと、神保町で自由価格本を扱っている、日本特価書籍やブックハウス神保町、八木書店などに立ち寄ってみたのだが、扱っていないようなので、日本の古本屋で注文して購入した。
段ボールの箱を開けてみると、布張りの箱があり、さらに開けると、解説冊子と、上記の時刻表が、一枚ずつ収められた封筒が入っていた。
時刻表の方は、大きさだけでなく、色も複刻されており、赤い文字が入ったものも見受けられる。
解説冊子の方には、見開きの左面に時刻表の図面が、右面にそれぞれの解説が記されている。
明治時代の、鉄道が開業されたばかりの時刻表の複刻を手にして見られるのはありがたいが、何も完全複刻する必要はなかったのではないか、とも思う。
4万円という値段のせいか、東京都内の図書館を横断検索しても見つからず、地元の県立図書館にも無く、本書を見ようとすると、国会図書館にでもいくしかない。発行部数も、千部もいっていないことだろうから、将来は高値がついてしまうのでは、とも思う。
これだったら、完全複刻をするのではなく、縮小やモノクロ化、折り込み化されてもいいから、解説も含めて冊子にして、もっと多くの人が入手できるような価格の書籍にして欲しかった。最近は、iPhoneアプリとして、36・10時刻表や43・10時刻表も複刻されていることだし、電子化と言う手段でもいいので、改めて手頃な価格で、発売してもらえないものか、と思う。