雑学こだわり倶楽部編「関西の鉄道関東の鉄道その違いに驚かされる本」(文庫判、全223ページ、KAWADE夢文庫2010年12月1日発行、定価543円)
鉄道に関する色々な項目に関して、関東と関西ではこのように違っている、という雑学集なのだが、記述されている違いは、単に別の場所だから、というものが大半で、それらの違いが、文化的・歴史的な意味合いを持っていそうな話としては、p40の車内アナウンスで、関西の方が名詞に続けて動詞まできちんと発音する、というのと、p98の路線名を関東では出発地・到着地から文字を持ってきて、関西では目的地をあてがう、という話ぐらいか。巻末に参考文献が多数挙げられている通り、鉄道雑学書からの孫引きばかりで、まあ文庫だから、ごく一般の人が雑学書を読んでもらうつもりで作りました、と言った感じの本。なお、たまにある挿絵のイラストは物凄くセンスが悪いので、むしろ無い方が良いと思う。