杉浦一機「激突!東海道戦 「のぞみ」対航空シャトル」(B6判、全227ページ、草思社2001年9月1日発行、定価1400円)
目次
1シャトル便で新幹線に挑戦(p15)
2鉄道が拓いた東海道(p32)
3戦いの幕開けはジェット化と新幹線の開業(p57)
4“超”超特急「のぞみ」の登場(p87)
5どちらを利用するべきか?(p112)
6新幹線の切り札はしながわ駅の新設(p154)
7航空はどこまで対抗できるか?(p170)
著者の専門は飛行機のようで、割合と飛行機の側から見た、東京~大阪間の新幹線と飛行機の比較がメインとなっている。基本的には現在の記述が中心だが、戦後の飛行機路線開業からの歴史にも触れられており、鉄道マニアからはあまり知る機会のない飛行機に関する知識が得られる。観点としては利用者からとなっており、輸送量などの数値データに乏しいのが物足りないが、飛行機がソフト面を工夫しているのに対して、JRはハード面のみで、相変わらず車内改札をやっていると指摘するなど、指摘としてはなるほどと思えるものになっている。