野田正穂・原田勝正・青木栄一・老川慶喜編「神奈川の鉄道1872-1996」(A5判、全363ページ、日本経済評論社1996年9月10日発行、定価2884円)
目次
序章 神奈川県の鉄道への視点(p1)
第1章 東海道線の開通と鉄道網の拡大(p13)
第2章 地域の変貌と鉄道(p57)
第3章 幹線鉄道の改良(p107)
第4章 大都市化時代の神奈川の鉄道(p157)
第5章 戦時・戦後の鉄道(p203)
第6章 高度成長期の鉄道(p247)
第7章 現代の神奈川県の鉄道を考える(p299)
終章 神奈川の鉄道・その未来像(p339)
神奈川県の鉄道史に関する本。扱われているのは路線の開業と変遷に関する歴史が多く、車両など技術的な話は少ない。それぞれの節を別々の人が担当して記述しており、いずれも元史料を引用しての手堅い表記となっており、鉄道の歴史を語るに当たって史料の使い方の参考となるようなものになっているのだが、分担しての記述のため、それぞれに関して深く掘り下げられている一方、1872年からの通史としては弱いものになってしまっている。それと、鉄道としての歴史を語るのを主にしているため、当時の歴史が持っていた空気は感じられず、その点も、歴史書としては物足りないか、と言ったところ。
目次
序章 神奈川県の鉄道への視点(p1)
第1章 東海道線の開通と鉄道網の拡大(p13)
第2章 地域の変貌と鉄道(p57)
第3章 幹線鉄道の改良(p107)
第4章 大都市化時代の神奈川の鉄道(p157)
第5章 戦時・戦後の鉄道(p203)
第6章 高度成長期の鉄道(p247)
第7章 現代の神奈川県の鉄道を考える(p299)
終章 神奈川の鉄道・その未来像(p339)
神奈川県の鉄道史に関する本。扱われているのは路線の開業と変遷に関する歴史が多く、車両など技術的な話は少ない。それぞれの節を別々の人が担当して記述しており、いずれも元史料を引用しての手堅い表記となっており、鉄道の歴史を語るに当たって史料の使い方の参考となるようなものになっているのだが、分担しての記述のため、それぞれに関して深く掘り下げられている一方、1872年からの通史としては弱いものになってしまっている。それと、鉄道としての歴史を語るのを主にしているため、当時の歴史が持っていた空気は感じられず、その点も、歴史書としては物足りないか、と言ったところ。