「東京地下新線技術のすべて(東京~品川間)」(B5判、全286ページ、鉄道界評論社1977年2月17日発行、定価2800円)
横須賀線の東京~品川の地下区間建設に関する本で、記述の大半は建設方法に関する技術的な話で、どのような輸送量の見通しでこの区間を建設したとか、建設に当たって検討したルートなどの記述は無く、費用に関しては、計画概要のところに「6.8kmの総工事費は約380億円」とさらりと書いてある程度。技術的な話が多い中、11キロに渡る地下区間ということで、そのための空調や防災施設などの記述もあり、路線に乗っても見ることのできない図などがあるのが、利用者としてはおもしろいところ。ただ、図面が多い割には、肝心の、東京~品川間のどのような区間を走っているかの、地上地図との重ね合わせたものが無いのは手落ちと言える。奥付に値段が書いてあるものの、巻末には建設に関わったと思われる各種企業の広告が掲載されているので、実質的には内部資料扱いで、市販はされなかったのだろうか。
横須賀線の東京~品川の地下区間建設に関する本で、記述の大半は建設方法に関する技術的な話で、どのような輸送量の見通しでこの区間を建設したとか、建設に当たって検討したルートなどの記述は無く、費用に関しては、計画概要のところに「6.8kmの総工事費は約380億円」とさらりと書いてある程度。技術的な話が多い中、11キロに渡る地下区間ということで、そのための空調や防災施設などの記述もあり、路線に乗っても見ることのできない図などがあるのが、利用者としてはおもしろいところ。ただ、図面が多い割には、肝心の、東京~品川間のどのような区間を走っているかの、地上地図との重ね合わせたものが無いのは手落ちと言える。奥付に値段が書いてあるものの、巻末には建設に関わったと思われる各種企業の広告が掲載されているので、実質的には内部資料扱いで、市販はされなかったのだろうか。