石黒三郎+アイランズ編「図説 鉄道パノラマ地図」(22センチ×17センチ、全128ページ、河出書房新社2010年4月30日発行、定価1800円)
大正から昭和にかけての鉄道路線案内図に見られる、鉄道路線を中心にして、その沿線にある名所などを、鳥瞰図として描いた地図を多数収録した作品。古地図とは一味違う、旅愁を感じさせるものとなっており、見ているだけで楽しめるものになっている。本書はその地図を収録し、合わせて路線の歴史や駅周辺の案内を載せたものなのだが、文章の方は、あまり鉄道と関係のない話が多く、路線の位置づけなどに記述を向けて欲しかった。それと、鳥瞰図的な地図は、吉田初三郎が考案したものなのだが、吉田について触れているのは2ページのみとなっており、もっとその人物像や、吉田に影響を受けた他の地図作者などについての記載も欲しかった。なお、吉田初三郎については、「歴史でめぐる鉄道全路線25」(朝日新聞出版)で、その概略が触れられている。
大正から昭和にかけての鉄道路線案内図に見られる、鉄道路線を中心にして、その沿線にある名所などを、鳥瞰図として描いた地図を多数収録した作品。古地図とは一味違う、旅愁を感じさせるものとなっており、見ているだけで楽しめるものになっている。本書はその地図を収録し、合わせて路線の歴史や駅周辺の案内を載せたものなのだが、文章の方は、あまり鉄道と関係のない話が多く、路線の位置づけなどに記述を向けて欲しかった。それと、鳥瞰図的な地図は、吉田初三郎が考案したものなのだが、吉田について触れているのは2ページのみとなっており、もっとその人物像や、吉田に影響を受けた他の地図作者などについての記載も欲しかった。なお、吉田初三郎については、「歴史でめぐる鉄道全路線25」(朝日新聞出版)で、その概略が触れられている。