永松潔画・高橋遠州原作「テツぼん1」(B6判、全226ページ、小学館2010年3月4日発行、定価648円)
鉄道好きな主人公が国会議員である父親の死によって二世議員となり、持ち前の鉄道知識で政治問題を解決していく短編集漫画。それぞれの鍵となる鉄道知識については、普通の鉄道マニアであれば知っているようなものなのだが、一般読者にとっては目新しく感じるのだろう。そういうネタの使い方自体は良いのだが、二世議員という設定に無理を感じてしまう。国会議員であれば、鉄道以外の様々な仕事があるというのに、それをばっさり切って、鉄道に関する場面だけとするのは、ある意味漫画チックと言える。現実的な設定にするのなら、地域興しコンサルタントでも主人公にした方が良いと思うのだが。第1巻とあるので続刊も出るようだから、いずれは議員としての箔が付いて、国会議員ならでは、という方向を考えているのかもしれない。
なお第5話については、参考文献として青木栄一「鉄道忌避伝説の謎」を記しておくべきだろう。
鉄道好きな主人公が国会議員である父親の死によって二世議員となり、持ち前の鉄道知識で政治問題を解決していく短編集漫画。それぞれの鍵となる鉄道知識については、普通の鉄道マニアであれば知っているようなものなのだが、一般読者にとっては目新しく感じるのだろう。そういうネタの使い方自体は良いのだが、二世議員という設定に無理を感じてしまう。国会議員であれば、鉄道以外の様々な仕事があるというのに、それをばっさり切って、鉄道に関する場面だけとするのは、ある意味漫画チックと言える。現実的な設定にするのなら、地域興しコンサルタントでも主人公にした方が良いと思うのだが。第1巻とあるので続刊も出るようだから、いずれは議員としての箔が付いて、国会議員ならでは、という方向を考えているのかもしれない。
なお第5話については、参考文献として青木栄一「鉄道忌避伝説の謎」を記しておくべきだろう。