柏原宏紀「工部省の研究 明治初年の技術官僚と殖産興業政策」(A5判、全341ページ、慶應義塾大学出版会2009年6月30日発行、定価5200円)
目次
第一部 工部省の成立と技術官僚(p15)
第一章 工部院設置をめぐる政治過程と技術官僚(p17)
第二章 工部省設置過程と「工部の理念」(p45)
第三章 草創期工部省の組織整備と技術官僚(p73)
第二部 明治初年における工部省の展開と政策実現(p107)
第四章 明治五年の行政史的展開(p109)
第五章 明治五年の政策展開と政治手法(p143)
第六章 明治六年の政局と工部省の政策過程(p177)
第三部 明治初年における工部省の政策実現の背景(p225)
第七章 明治初期鉄道建設をめぐる住民と技術官僚(p227)
第八章 工部省の「西洋性」と西洋意識(p251)
明治時代に鉄道建設に当たった工部省を研究したもので、鉄道に関する話は第七章にまとめられているのだが、総合的な話ではなく、概要としては、鉄道建設に当たって住民から起こった要望に対して、工部省はどのように対応したか、ということで、話としてはマイナーなもの。住民への配慮は無かったという田中時彦「明治維新と政局と鉄道建設」と、あったと言う原田勝正「明治鉄道物語」にある見解の相違を原資料に当たって比較したものとなっており、まとめとしてはp248「住民の諸要求への彼らの対応は、工事計画の変更を最小限にし、スムーズに工事を推進することが基準となっていた」というもの。
目次
第一部 工部省の成立と技術官僚(p15)
第一章 工部院設置をめぐる政治過程と技術官僚(p17)
第二章 工部省設置過程と「工部の理念」(p45)
第三章 草創期工部省の組織整備と技術官僚(p73)
第二部 明治初年における工部省の展開と政策実現(p107)
第四章 明治五年の行政史的展開(p109)
第五章 明治五年の政策展開と政治手法(p143)
第六章 明治六年の政局と工部省の政策過程(p177)
第三部 明治初年における工部省の政策実現の背景(p225)
第七章 明治初期鉄道建設をめぐる住民と技術官僚(p227)
第八章 工部省の「西洋性」と西洋意識(p251)
明治時代に鉄道建設に当たった工部省を研究したもので、鉄道に関する話は第七章にまとめられているのだが、総合的な話ではなく、概要としては、鉄道建設に当たって住民から起こった要望に対して、工部省はどのように対応したか、ということで、話としてはマイナーなもの。住民への配慮は無かったという田中時彦「明治維新と政局と鉄道建設」と、あったと言う原田勝正「明治鉄道物語」にある見解の相違を原資料に当たって比較したものとなっており、まとめとしてはp248「住民の諸要求への彼らの対応は、工事計画の変更を最小限にし、スムーズに工事を推進することが基準となっていた」というもの。