河野敬一「大正・昭和戦前期における鉄道施設申請却下についてー国立公文書館蔵「鉄道省文書」にみる地方鉄道建設の動向ー」(B5判、全34ページ、「北の丸ー国立公文書館報ー」第二十八号(1996年3月刊)抜刷)
p21「本研究は、運輸省から移管され国立公文書館が所蔵してる鉄道関係公文書の中の、とくに大正期から昭和戦前の鉄道(軌道)敷設免許(特許)申請却下された鉄道や、免許は得たものの失効した鉄道に関連する資料をもとに、地域の潜在的な交通需要や起業の動きを読みとることによって、その地域的背景や鉄道建設に係る時代相を明らかにすることをめざし」たもの、となっているが、資料全般を見ての概説が書かれているだけで、却下された文書にある鉄道に関する記載を実体と照合して調べてみた、というものではなし。巻末に、別表として「鉄道省文書目録(却下鉄道)」として、道府県、年、鉄道名、起点・終点、却下理由が記された一覧が付いている。