社団法人日本鉄道運転協会「日本鉄道運転協会五十年史」(B5判、全775ページ、社団法人日本鉄道運転協会2009年5月15日発行)
目次
第1部 運転協会50年の歩み
第1編 運転協会創立から50年の歩み(p3)
第2編 事業活動(p37)
第3編 運転協会の表彰・褒賞制度(p277)
第4編 資料編(p309)
第2部 運転協会への提言と回顧
第1編 運転協会に望む(p617)
第2編 運転協会の思い出(p687)
1959年1月29日に設立された同協会の五十年史。この協会は、p311「鉄道の運転事業にたずさわるものが相計り、鉄道輸送の能率化と近代化の推進に寄与する目的をもって」設立されたもので、欧米的な職能別労働組合とは違った組織であるところが、いかにも日本らしいところ。基本的な活動内容は、「運転協会誌」の発行や、運転業務研究発表会や、地方民鉄へのアドバイスなどで、いわゆる「カイゼン」と言ったところだろう。その発表会での毎回の発表テーマが書かれており、これを見る分には、業務改善に役立っているよう。その中に「運転士はなぜ太る?」という発表があるが、これは、上前淳一郎の「読むクスリ」に出てきた、車掌に比べて運転手の方が業務中に動く量が少ないため、職場で同じ食事を取っていると、運転士の方が太る、というコラムの元になった話だろうか。
運転士の協会というと、動労との関係が気になるところだが、そういうきな臭い話には触れておらず。