先日(ずいぶん前ですが)全通した三陸道を北上して下北半島に行ってきました。

 

三陸道は無料の高速道路で日本最長の路線です(無料区間333キロ)

通しで走ったことはないので、道の駅スタンプ制覇も兼ねて走ってみることとしました。

まずはよくお世話になる三滝堂によります。

三陸道ではPAなどほとんどなく道の駅が代わりを務めておりますが、ここはインターから至近距離にありコンビニもある使いやすい施設です。

震災の事も徐々に風化が進んできましたが、ここにはトイレの前に震災の遺物があります。

そもそも三陸道は復興道路と呼ばれており、震災後急ピッチで工事、完成したものです。

ちなみにこちらの地図がとても便利で紙のチラシは三滝堂で入手しました。

https://www.thr.mlit.go.jp/sanriku/img/data/%E4%B8%89%E9%99%B8%E6%B2%BF%E5%B2%B8%E9%81%93%E8%B7%AFMAP.pdf

ほとんどが暫定2車線でのろのろの車が多い、荷物がよく落ちてる、工事が多いなどなかなか使いづらい面もありますが、なんせ無料ですから、そこは我慢しましょう。

順調に北上して、道の駅さんりくに寄ります。

ここもインターと至近で使いやすい施設です。

 

沿岸部を走るとはいえ、少し山側を通るために切通しやトンネル、橋など非常に多く景色はあまり期待できません。

釜石、宮古と都会?を抜けていきますが全く町の雰囲気は味わえません。

少し車が増えたかなくらいの印象です。

老体で疲れやすいので小まめに休憩、田老南で降りて、みちの駅田老に入ります。

ここは以前来たときと違う施設のような・・・

新しくなったようですね。

田老真崎海岸より三陸道に戻り頑張って進みます。

久慈北でおりて、できたばかりの「いわて北三陸」に寄ります。

三陸道のインターチェンジは、平面交差が多く、一時停止や信号が設置されていますが、ここのインターではお巡りさんによる取り締まりが行われておりました🚓

皆よく知っているようで、きっちりと確実に停車し、お巡りさんは手持無沙汰そう(笑)

ここの道の駅もインター至近で使いやすく、綺麗と評判です。

ここでざるうどんを頂きましたが写真忘れ・・・

美味しく頂きさらに北上していきます。

八戸で無事に三陸道を走破し、そのまま有料の八戸道に。

百石道路、第二みちのく有料道路を通行していきますが、第二みちのくの料金所ではETCカードを抜き取り係員さんに渡すという不思議な形態です。

更にこの道路は現金払いのみ!!!だそうで現金220円も出せねばならないという、なんとも言えない(面倒くさい)システムでびっくりドンキーでした。

せめてETCカード引き落としにして欲しいですね。

 

できたばかりの天馬林道路(無料)で七戸北インターを降りて国道4号に入ります。

4号線のコンビニで休憩とか思っていましたが、案外と元気で野辺地インターから下北縦貫道路(無料)に入ります。

そしてそのまま現在の終点である横浜吹越で降りて、国道279を走り、道の駅よこはまに到着!

ここは今回初めての訪問でスタンプをゲット。

「にゃっぷるじゅーすっ」という可愛くも高級なジュースを頂きました。

濃厚で美味しいりんごジュースにイラストも可愛い猫さんでした😻

 

ところで自分は神奈川県生まれですので、北の果て(失礼)でよこはまに出会うとは不思議な感覚です。

疲れてはいましたが、にゃっぷるジュースのおかげで少しばかり元気になり、更に想定の時間よりかなり早いので計画変更の可能性がでてきました。

むつの自衛隊関連にするか、それとも半島に残る2か所の道の駅を目指すか考えながら北上していき、途中ガソリンスタンドに寄りました。

なんと地元で入れる値段より5円くらい安いです💴

とかなんとか思いながら市内を通りぬけ国道338に入ります。

なかなか大きな町でお店がたくさんあり、道路も狭くいりくんでいます。

左手には自衛艦もちらほら見えて、観光したいなあーと思いましたが、ここはまずは目標完遂を目指すこととします。

国道338はかなり海沿いを走り、というか海面すれすれな感じです。

実際なんどか水しぶきを浴びてこれは車によくないなーとか思いますが非常に景色が良いですね。

点のような島はなんか有名だそうな・・・

さて景色を堪能しながら、道の駅「脇野沢」に到着。

スタンプもゲットし

珍しくお土産なども買いました。

というのは、ここで売店のお姉さんに道路情報を訪ねたので、恩に報いる???ためです(笑)

その情報とは、ここまで所々で出ていたこの先通行止めの表示。

なんと最後の道の駅に行くための道路がなぜか通行止めです・・・

もともと冬季には通れなく、この通行止めも今年いっぱいだそうで、つまり2023年は通れないこととなってるらしいです。

という事で延々と来た道を戻ることとなりにました。

 

ダンプカーのあとを大人しくついていくと内陸部にバイパスがあるようで、そちらに入っていくので、そのまま付いていきます。

目でたく県道に合流すると、今宵の宿が見えました。

が、まだ時間もあるし、このまま最後の道の駅を目指し、30分ほどで到着。

もう夕方でお店も閉まっていますが、ドアの内側に24時間対応のスタンプがあり無事にゲットしました。

スタッフの方の車が止まっていますが、お客さんは誰もおらず非常に寂しい山奥で、いまにもお化けがでそうな感じがしてきましたが、道の駅「かわうち湖」も制覇して東北6県の道の駅の旅は終了しました!!!

長かった・・・

 

来た道を戻り、先ほど見かけた今宵の宿にチェックインします。

スパウッド観光ホテル!!!

スパとつく通り温泉あります。

泊るだけでも良いのですが、できれば温泉付きだと嬉しいですね。

ウッドの名の通り、大きなログハウス様で地元の工務店が作ったようです。

フロントで受付し2階にあがりますと

なかなか素晴らしい作りです。

ロビーと食堂の大空間で、その周りを部屋が取り囲んでいる欧米風の作りです。

(欧米あまり知らんけど)

部屋はシンプルなツインルーム。

ユニットバス付で冷蔵庫、テレビ、Wi-Fiあり。

景色はコンビニの裏手でイマイチです。

Wi-Fiありと申しましたが、いくつかの電波が飛んでおり、指定のものはパスワードいれてもつながらず。

(そもそも指定の名前が違っている)

パスワードが名前になっている電波にはつながりますが不安定・・・

結局自前のデータ通信に落ち着きましたとさ。

まあでも老体に鞭打って500キロ以上走ってきたので、疲労感半端ありません。

(ですからスマホやるのも大変でWi-Fiは重要でなかった)

風呂にいくのも最後の力を振り絞っていくかんじです。

地元のお風呂な感じで、日帰りの方々が5人くらいいましたが、大きなお風呂で今週は露天付きの方で当たりウィークです♨

(週ごとに左右入れ替わり、左が露天風呂つき)

泉質は特徴なく肌触りの良い温泉で温度も丁度良かったですが、洗い場の占拠が目立ちましたね。

これは宿の責任ではありませんが、地元の利用者にルールを徹底したほうが気持ちよく入れると思いました。

 

温泉で多少生き返り1830に夕食をとりに1階におります。

お客さんは3組くらいで個室にも1組。

既に最初のお盆はセットされ数分で刺身と生ビールがやってきました。

ひ、ひじょうに豪華です。

エビフライ好きにはたまらないかもしれません(笑)

ホタテも刺身も美味しく海の幸が満載です。

これで2食付き8,950円とは本当にリーズナブルですね。

量も多くてとにかく食べるのが大変ですが、なんとか完食に近づきご飯を頼むと

おそばとデザートのあんこもちもやってきました・・・

心が折れそうになりましたが、なんとか完食。

あんこもちはだし汁につかってうまかったですが、完食するには本当に一苦労でした・・・

部屋に戻るとそのままダウンです。

 

翌朝、朝のひと風呂に行き、露天風呂で生き返り7時に食堂に

朝は普通の量でよかったです(笑)

温泉メインでなかったし、これからまた500キロ走っていかねばならんので、今回入浴は2回のみでしたが

なかなか面白い宿でした。

☆☆☆+

 

さて、8時半に宿を出て

むつにある自衛隊関連施設を観光していきますが、ほとんどの施設が10時から・・・

ですので、外から見るだけです。

自衛艦もあんまりよく見えません。

タワーがあるのですが、ここも10時から。

ちょっと残念ですがこれから長い距離を走っていかねばなりませんので、仕方ないですね。

 

とにかく疲れているので💦、ほぼ1時間ごとに道の駅によりながら帰りましたが、なんだか調子悪く、走りの効率もわるく写真撮る元気もなく自分の体力のなさを実感しながら運転しました。

寄った道の駅は、よこはま、はしかみ、たのはた、さんりく、ですたぶん。

 

三陸道はほぼ片側1車線で混むかなとか極端に遅い車いたらやだなとか思っていましたが、特にそのような事には出会わず、むしろあおる車が非常に多いのが目につきました。

対向車線では異様に車間距離が短いのが目につきますし、規制速度は概ね70キロですがプラス10キロで走っていても、前がつまっていても、あおられたり・・・

(普段もそういう輩多いので三陸道が特に多いわけではありません念のため)

これだけ煽り運転に関して世論が厳しくなってもこのような輩が多いのには改めて驚きました。

各警察には一時停止違反やネズミ捕りするより煽り運転を取り締まってもらいたいものですね。

おしまい