秋田県仙北市にある乳頭温泉郷の鶴の湯温泉に泊まってきました。

 

大人気の超有名な秘湯で、きっと滅茶苦茶高級なんだろうなと勝手に思っていましたが、ちゃんと検索すると案外とリーズナブル💰先入観て恐ろしいですね💦

ただ、人気はすごいらしく、ネットでの予約も秘湯の会のみです。

そこで、4つの候補日を用意し、電話予約を試みたらめでたく空きが1日ありました。

この看板から約3キロあり、後半はダートになります。

ここを大型バスが通るそうで細い箇所もあるので要注意です。

写真でよくみる光景ですね。

平日ですが、結構車が止まっており、賑わっております。

 

予定より早めに着いたのであたりを散策。

ここも客室ですが、母屋とは離れていますね。

少し早いですが、フロントに行きチェックインできるか尋ねると快く通してくれました。

全体図です。

おひとりさまは2号館3号館だそうで、今回は2号館の2階です。

部屋は四畳半で、通路に面しており、本陣が丸見え👀

テレビもなく非常にシンプルなお部屋です。

蒸し暑かったので、窓を開けますが、網戸がついてなく、これは今回唯一のマイナス点です・・・

角部屋ですが窓は一方向のみ。

ちなみに突き当りの廊下からは露天風呂が見えます。

 

まずはとにかく大露天風呂に行きます。

中の湯と同じ建物に脱衣所があり、ここに3人ほどおります。

中の湯には1人入っており、そんなに広くないのでパス、露天に向かいます。

混浴ですがさすがに昼間は男ばかりで5~6人はおります。

湯船の底が砂利で、そこからお湯がでているそうで、ツボの刺激もあり気持ち良いこと最高です♨

人気の温泉だと実感できますね。

 

出た後は1回目のビールタイム。

2号館に休憩所があり自動販売機が並んでいます。

アルコール類はもちろん、結構いろいろと売っております。

フロントの横には秘湯ビールなどもあります。

 

ちなみにうちはauの電波を使っていますが、鶴の湯でははいりません。

Wi-Fiがあるので通信はできますが、デジタルデトックスもできます📶

 

少し休んで2回目のお風呂に。

図にはありませんが、1号館を通って新本陣に貸し切り風呂が2か所あるそうで、そこを目指します。

先に老夫婦が歩いておりますが、抜かすわけにも行かず、大人しく付いていくと2か所とも空いており、手前のお風呂に入ることができました。ちなみにシャワーなど洗い場があるのは、この貸切風呂と宿泊専用内湯のみです。

とても良いお風呂でのんびりしたいですが、待っている人がおるかもしれず、そこそこで出て、

突き当りの左手にある貸切露天風呂を目指します。

なんとここも空いているではありませんか!!!

満室?なのにラッキーですね。

2~3人のサイズですぐそばを渓流が流れており雰囲気抜群です♨

一番のお気に入りにかも♨

 

お風呂を満喫し部屋に戻り夕食を待ちます。

夕食は本陣の6,7号室で部屋の窓からよく見えますので人の出入りを観察します。

18時から19時半の間に入ればよいと言われましたが、18時に入りますと先客がちらほら。

席は部屋の番号が振ってあり自由に座るわけではありません。

コロナも落ち着きつつありますが若干ぎゅうぎゅうな感じです。

たぶん有名な仲居のおじさんがお膳を運んできてくれ、秘湯ビールを注文します。

さらに芋汁とイワナがやってきました。

こうゆう、素朴な食事良いですねえ。山の中なのですから刺身とかいりません。

山菜が多く、本当においしく、これでおなか一杯になりました。

(芋汁はおかわりできるようです)

ただ、先述の仲居のおじさんが1人で多くのお客さんの対応で忙しそう。

そこに常連と思われる方があーだこーだ言って、タケノコとか焼かせるのが気になりました。

独特の雰囲気で、はまる人ははまるでしょうね。

 

おなかいっぱいになり夕暮れを散策します。

絵になりますな。

そこに突然バタバタと何かが飛来しました。

大きなカラスがそばにやってきましたビックリ。

 

さて3回目のお風呂は再び露天風呂に行きます。

おなかいっぱいで部屋でゴロゴロしすぎて21時頃に行ったら独泉となりました。

お湯につかっていると女性陣らしき人たちが脱衣所から帰っていくので、(通路が湯船の脇にありお互い丸見え)濁り湯でよかったです(笑)

帰り際には中の湯にもつかり満足満足。

自販機で晩酌用のビールを購入して部屋に戻りました。

 

静かな夜が明けると朝は雨です。

朝食前のお風呂は橋をわたり白湯黒湯を目指します。

ここは脱衣所の左右に湯船があり、1度で2度おいしい場所で先客は1人。

空いている湯船にはいります。サイズはそれぞれ3~4人くらいでしょうか。

ここも気持ちよい空間で味のあるお風呂ばかりですね。

7時になり昨日と同じ席かと思われる7番の部屋にはいりますがなんとそこは貸切・・・。

6番の部屋の空いてる場所に座りますが、次々にお客さんが来てあっというまに席が埋まります。

仲居のおじさんも今日はみな早起きだな~とぼやいていました・・・。

朝ごはんも満足🍚

ご飯のメニューは良いのですが夕朝共に席がぎゅうぎゅうで時間制にしたほうが良いかもですね。

 

さて、出発前の最後のひと風呂は、1号館にある内風呂です。

館内図でもわかる通り、敷地内を小川が流れ、渡るための橋があちこちにあり、渋いアクセントになっています。

内風呂も渡り廊下を進みます。

こじんまりとした湯船で幸いにも独泉♨

たくさん泊っているはずですが、今回お風呂に関しては恵まれてスムーズに周れ、湯船も1人もしくは少数です。

貸切風呂の奥の湯船以外はなんとか全部浸かることができました(笑)

ゆっくりと全部に入るには2泊したいものです。

 

皆が鶴の湯は最高というのがよくわかる温泉の良さですね。

食事は独特の作法ですが大変美味しく人気の宿であることがようく伺えました。

ただ滅茶苦茶バリアアリーなので、足腰の悪い人は難しいと思え、元気なうちに泊まったほうがよろしいようですね。

今度は雪のあるシーズンに訪問してみたいものです。

☆☆☆☆+