この記事は2022年8月のものです。

 

山形県米沢市にある滑川温泉に行ってきました。

山形県にあるのに福島屋とはこれ如何に?(笑)

この辺りは秘湯と呼ばれる1軒宿がいくつかあり、魅力的な地域で以前からチェックしておりました。

国道13号までは快適なルートですが脇道に入ると一変します。

噂に聞いてはいましたが、なかなかハードな山道でかろうじて舗装はされていますがくねくねで見通しが効きません。

カーブミラーもほとんどなく、対向車がいつ来るか分からないヒヤヒヤの道です。

案の定、夏休みそれも日曜日という事で何度も対向車にあい、3回~4回はバックして広いところまで戻ります。

そんな感じですから、えらく疲れて到着したのを覚えています。

着くと駐車場にたくさんの車が止まり、若い女子のグループもいて、これほどの人気とは思いませんませんでした。

コロナ禍ですから、皆して山奥の人気のない所を選んだつもりなのかもしれません💦

建物の間を歩き玄関に到着。

ちなみに会員ではなく、そんなに思い入れもありませんが、この提灯は趣がありますねー。

部屋はこんな感じ。

廊下とは障子仕切りで鍵はありません。

6畳プランでしたが8畳に通されました。

エアコンはなく、レトロな扇風機しかありませんが、暑くなかったです☀

口コミでエアコン付いてないから評価1とかよく見ますが、宿にとっては濡れ衣なような感じでしょうねえ。

川沿いの部屋で眺めは大自然そのものです。

ちなみに川の音がうるさいという投稿もよくみかけますね。

 

この宿もお風呂がたくさんあり、まずは露天風呂を目指します。

露天は2つあり、細かいスケジュールがあるのでHPや案内でよく確認しないといけません👀

手前のヒノキの露天に誰も入っていないので、まずはそこに浸かりました。

森の風が心地よく、ヒノキの優しい湯舟も快適、泉質は白濁のお湯ですがそんなに匂いも感じません。

のんびりしていると続々と男性陣がやってきて(皆1人づつ)、陽気な方もおり湯舟につかりながら、温泉談義が始まりました。

近年では珍しい和やかな雰囲気ですが、最初から入っていた自分はのぼせ気味になり、途中で退散しました。

いつものように、このタイミングでビールを求め涼をとりました🍺

食事前のお風呂には混浴内風呂に行きます。

石作りの湯舟で少々歴史を感じます。

6〜8人くらいは入れる大きさで浸かっていると目の前が女性用更衣室の出入り口で入ってきたら、どうしようかと迷うくらいの感じです(笑)

(女性専用時間がないのが少々可哀そうかもしれません。ちなみに女性専用内風呂もありますので、交代制にしたら良いかと思いますが・・・)

夕飯は部屋食です。コロナになって部屋食の所が多くなりましたね。

一長一短ありますが、何より自分のペースで他人を気にせず食べるのができるのは嬉しいです。

この宿はフレンチも売りの様で、ビーフシチューがつくのが珍しいですね。

鯉?は苦手ですが美味しく頂けました。

 

3度目のお風呂は、露天岩風呂を目指します。

もう夜で、ところどころ照明もあるのですが、少々歩くので懐中電灯もっている人はもっていくと良い感じです。

湯舟も一部しか明るくなく、雰囲気は良く混浴には良いかもですね・・・

照明が少ないせいか、夏なのに虫も気にならず気持ちよく入れました。

 

朝ごはんも部屋食です。

この位が適量ですね。

ちなみに朝ごはんの前にも出発する前にもお風呂にいったはずですが、どこの風呂の入った記憶になく・・・

 

お風呂も料理も良く人気あるのが理解できました。

アクセスの悪さも実は魅力になっているのかもしれません。

この宿の更に奥にも秘湯の一軒宿があるのですが、そこに行くには相当の覚悟が必要かもしれません(笑)

冬季休業ですが、雪山スキーをして温泉に入る企画もあったようで、とても頑張っている宿だと思われます。

自分ももう少し若かったら雪山ツアー参加したかったですね❄

 

福島屋☆☆☆☆