うちの旅は基本的に1泊2日で何とも効率悪いのですが、今日でもう復路です。
富山駅でまずは糸魚川までの切符を自動販売機で購入します。
ICカードを入れて買う事ができますが、スマホでタッチとかには対応していないようです。
ホームに上がると特急ひだや、見慣れない電車もいます。
そのせいか撮り鉄の方が数人見られました。
ほどなくして4両編成の泊行が入線、ほとんどの方が下車して乗車率は約30%くらいです。
海側に座って昨日と同じ景色を眺めます。
泊駅では昨日と同じホームに到着、既に乗り換えの列車が待っています。
今日は気動車2両編成でガラガラです。
前方の車両には何人か乗っている様ですが、自分が乗った後方車両はただ1人・・・
今回の旅で一番空いている事となりました。
ですから海側に座ったり、山側に移ったり自由自在です(笑)
楽しい時は、あっという間に過ぎ糸魚川到着。
ここでは約40分ほどの乗り継ぎ時間があるので、コンビニでおむすびを2つ買い、次の列車を確認して、駅前に出ます。
なんかミュージアムがあるみたいで、それも無料の様です。
入ってみると
何だか素晴らしい待合室です。
車内にも入れ、ワー懐かしいと郷愁を感じます。
で、車内を抜けて向こう側に降りると
そこは桃源郷でした。
これは子供が滅茶苦茶興奮する事間違いなしの凄さです。
(なんでも日本一のプラレール展示らしい)
わ、物凄い大きなNゲージのレイアウトです。
ストラクチャーも凝っていて照明がたくさんついています。
こちらはHOゲージ・・・
とにもかくにも凄すぎる半端ないスペースです。
鉄道が好きなら半日いても飽きないような質と量の場所です。
それなのにそれなのに・・・
お客さんはゼロです・・・
平日とは言え、これは悲しすぎです。
糸魚川ジオステーション ジオパル | 旅のはじまり | ジオパークをめぐる | 糸魚川ユネスコ世界ジオパーク (geo-itoigawa.com)
皆さん是非とも糸魚川に寄ってくださいね。
駅の反対側には、ひすいの博物館もあるようで、なかなかの観光地の様ですが皆素通りしてしまうのでしょうかね???
(自分も行くまで知りませんでしたから本当に下調べ不足)
さて興奮冷めやらぬ感じですが、大糸線のホームに向かいます。
車止めがあるとは言え、ここからの撮影はドキドキですね(笑)
ここでも鉄の方が数人いますが、いつ廃止されてしまうか分からない路線ですからね。
運よく進行右側の席をゲットし一安心していると、ブーツに編みタイ、ミニスカ美人の方が車内を通り過ぎ前方のドアより降りて撮影を始めます。これには少なからず車内の方もざわつきます👀
旅に出ると色々な発見がありますねー。
単行気動車で乗車率約50%、半分以上は鉄な方のようです。
それにしても風光明媚な路線です。
発電所もたくさんあり、水量が豊富なんですね。
対岸に廃道とおぼしきものが・・・と思ったら現役の道路でした。
人家はほとんどなく駅前にある建物も廃屋の様です。
人間よりおサルさんの方がたくさん住んでいるようです。
南小谷到着、約1時間の小旅行でした。
ここまではJR西日本で非電化路線で廃止になるかもと噂されている区間で、乗ったのは1979年以来になります。
ここから南はJR東日本で電化路線。
駅前に個人商店がありますが、基本的には何もない場所です。
おおっと特急が入ってきました!
時刻表ちゃんとみていればわかるんですが、気づきませんでした。
特急到着に合わせて駅前にはバスも集まってきて、一番賑やかな時間なのではないでしょうか?
到着と入れ替わりに、松本行の列車は発車します。
電車2両編成で乗車率は約20%、糸魚川から乗ってきた人のほとんどが乗り継いだようです。
南小谷から南側はそんなに急峻と言う感じではありませんが、アルプスの山々が望め、各駅からハイカーと思しき方たちが乗ってきて次第に席が埋まっていきます。
ここで、車内放送がありこの先、沿線火災の為に信濃大町で当列車は打ち切り!!!
ホーム向かい側の列車に乗り換えとなりました💦
旅にトラブルはつきものですが、大きなトラブルにならないといいな思いながら乗り換え発車を待ちます。
約20分遅れで発車。
火災は畑での焚火の延焼の様で、消防車やパトカーがいる場所を電車は怒りながら通過していきます🔥
景色が良いので心が和みますね。
この辺りはスキー場も多く線路わきに突然リフトが現れたりします。
若い頃にはスキーをやっていて、この辺りにも良く来たのを思い出しました・・・
松本には約25分遅れで到着。
乗り換えにはまだ約20分あって助かりました。
構内をふらふらしていると駅そばを発見、オムスビを食べていましたが小腹が減ったので山菜そばを頂きます。
松本からはこれまた久しぶりの在来線特急に乗ります。
今の特急は全席指定席が基本となりつつあるようで、この様なシステムで自由席の代わりを務めているようですね。
わ、なんと東西の重要な分岐点、塩尻駅さえも通過!
1日1本ある超特急あずさです(笑)
で、ここの塩尻⇔岡谷も今回初乗車区間です。
中央東線には急行アルプスで何度ものっていますが、当時はこのバイパス線がなかったのですよね。
調べると1983年開通だそうなので、40年間乗っていなかったことになります。
アルプスでは、車内で蕎麦を食べたなあ等と遥か昔のことを思いながら揺られていきます。
甲府駅で乗車率約80%となり順調に新宿に向かっていきます。
ビル群が見えてくるともう終着ですね。
ここで席を立ち、デッキに出て下車のスタンバイをします。
たぶん右側が開くと予想しましたが、見事に外れて左側が開きました。
自分にしたがって右側に並んだ下車客の皆様申し訳ございません💦
小走りで東京行きに乗り換え、約3分で東京行きに乗車。
東京駅ではもたついてエスカレーターで並び、崎陽軒のシュウマイ弁当を探して右往左往しましたが、何とか入手。
無事に東北新幹線、はやぶさに乗車できました。
新宿駅到着から東京駅発車まで33分しかなかったので、本当に気を使いましたがなんとか大役?を果たすことができました。
最後の列車のはやぶさの乗車率は約80%。
自宅にも予定通り戻る事ができ、ビールを飲みながら今回の旅を反芻する事ができました。
終活の一環として、備忘録の代わりにブログを始める事としましたが、本当に大変です。
動画撮影など天地がひっくり返ってもできそうもなく、写真とるのすら結構必死でした。
自分には見慣れていてもいざ記録として残すのは相当の労力がかかるものなのですね。
今回の総乗車距離1578.2キロ
今回の新乗車距離72.2キロ
JR乗車率98.34%
民鉄乗車率95.19%
総乗車率97.46%となりました。
つたない文章を最後までお読み頂きありがとうございました。
おしまい