家事が楽しいと思うのは、どんなとき? ブログネタ:家事が楽しいと思うのは、どんなとき? 参加中
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無い。

まず、家事しないし。


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 掃除、洗濯。
 それが俺の仕事だ。

 俺は別に専業主夫ではないし、一人称が俺になっている女でもない。

 今、俺は仕事場にいる。

 ある繁華街の路地裏。
 目の前には空になった缶ビールを持ち、落ち窪んだ目でこっちを見ている男。
 
 俺は右足で蹴りを放つ。
 男の頬に当たる。
 歯が二、三本飛び散り口から血を流す。
 俺はさらに一歩歩み寄って腹に蹴りを落とす。
 二度、三度と蹴りを落とすと男はゴホゴホと咳と共に血を吐き出す。
 なかなかしぶとい。

 俺は近くに落ちていた鉄の棒を拾う。
 大きく振りかぶってでこのあたりにおもいっきり叩き込む。

 全身の力が抜けたらしく空の缶ビールが地面に落ちる。
 つまり、死んだってことだ。

 俺の仕事はコレだよ。

 世の中のゴミを掃除し、この世界を洗濯する仕事。

 一番汚いゴミは俺なんだが。

 そういうもんだろ。
 掃除って言うのは。

 汚い床を拭く雑巾が一番汚くなるように。

 とりあえず、この仕事は最高に……楽しい。


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どうでしたか?


今回は短くなりました。


続けれるかもしれない。

続けないけど。




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