こんばんは。唐突ですが、みなさんはブリザード好きですか?

完全なパターンレス表現であり、アルビノやエクリプスと組み合わせる事で、その名の通り美しい吹雪を連想させる純白な体色となり、レオパに膨大なモルフの選択肢を与える重要なベースモルフです。

ただこのブリザードというベースモルフ、ブリーダー目線で中々に厄介な特徴を有していることは余り知られていません。

今回はブリザードをブリーディングする上で注意しておきたいポイントを幾つかご紹介します。


・エクリプスの判別

エクリプスとは、主に虹彩に色を加えたり、四肢や鼻先に白抜けを起こし、体色を淡くすると言ったら効果をもたらす劣性ベースモルフです。

ブリザード系で人気なコンボモルフとして、アルビノとエクリプスを掛けたディアブロブランコやホワイトナイト、最新モルフとしてレインウォーターと掛けたイエティ等が存在しています。

アルビノが入ったブレイジングブリザードとコンボすることで、体色を淡くする効果により、体色が更に白くなります。

ただ、厄介なことにブレイジングブリザードとディアブロブランコを比較した際にエクリプスを持たないブレイジングブリザードがディアブロの白さを上回る事も珍しくなく、体色の白さ加減だけでエクリプスを持っているかを判別する事は不可能となっています。

だったら虹彩の表現を見ればいいじゃんとお考えの方もいるでしょう。

ここからがブリザードの更に厄介な所で、ブリザードはエクリプスを持たなくとも虹彩に色を加える場合があるのです。

つまり、見た目エクリプスの様な虹彩に変異が生じている個体でもエクリプスを持っていると断定することが不可能であり、その表現がエクリプス由来である事を証明する為には、両親がエクリプスで無ければならない訳です。

その為、親がhetエクリプスの場合、産まれてきた個体はディアブロやホワイトナイトとして扱うことができず、一段下がってブレイジングブリザードpossディアブロorホワイトナイトとして扱わなければなりません。


我が家のディアブロ。この個体は虹彩に変異が殆ど無いため、こう言った個体も親情報を遡って判断するしかない。


・スノーを証明する事の難しさ

ディアブロやホワイトナイトは全てのベースモルフが体色を白に持っていく構成でコンボされているにも関わらず、どうしても黄色が出てきてしまいます。勿論ポリジェネで制御できる範囲ではありますが、より白さを追求する際に手っ取り早いのはスノーを導入することです。

ただ、ブレイジングブリザードがディアブロの白さを上回ることがあるのと同様に、普通のディアブロがスノーディアブロの白さを上回る事も珍しくありません。

更に言うと、スノーディアブロがスーパースノーディアブロの白さを上回る事だってあり得るため、エクリプス同様、白さ加減だけでスノーが入っているかを判別する事は不可能です。

その為、スノーディアブロを名乗るには片親がスーパースノーで確実にスノーが降りてくる事を証明する必要があり、スーパーディアブロは両親がスーパースノーでないと名乗る事はできません。

確かにスーパースノーは頭部が細くなり易い特徴がありますが、全てのスーパースノーに言える事ではないため確実な証明としては弱すぎます。

その為、上記の条件に当てはまらない場合、グレードを一段下げて取り扱う必要があります。




スノーディアブロ(上)とディアブロ(下)の比較。多少スノーディアブロの方が白いが、殆ど変わらない。スノーディアブロがまだ若い個体であり、且つディアブロもpossスノーディアブロな為有意義な比較とは言えないが、飽くまで参考までに。

 


今回はブリザードを増やす上で注意しておくべき事を2点お話しました。

スノーも含めて、白系モルフは検証するまでモルフがハッキリしない事も多く、尚且つブリザードは劣性モルフなので取扱が難しいです。

また、

僕は感じたことがありませんが、ブリザード系は神経質で攻撃性が高い個体が産まれ易い傾向にあります。そう言った意味でも初心者には向かないでしょう。

ブリザード系を増やす際は最終的にどんなモルフが作りたいか、増やした個体を判別することができるかを念頭に入れて計画してください。


本日はここまで。おやすみなさい、良い夢を。