阿弥陀経とは


仏説阿弥陀経

あるとき、お釈迦様は祇園にいました。
沢山の弟子と、沢山の菩薩と、沢山の天人と。

そのとき舎利弗にお話になりました。
ここから十万億仏土を過ぎたところに、極楽国土とよばれる世界があり、
無量仏(アミタ仏)という仏がいて、今まさに説法なさっている。
①なぜ極楽国土か
・苦がなく、楽のみを受ける
・七重の欄循/羅網/行樹
・七宝の池/八功徳の水/金色の砂/金銀などの階道
 七宝の楼閣/蓮華
・音楽/雨華/供養に行く
・鳥
・風
②なぜ無量仏(アミタ仏)か
・無量の光明
・無量の寿命
・無量の衆生/弟子/菩薩
 ※大昔に成就したから。
③称名念仏して、お往き
彼らに会えるから往った方がよい。
少善根では無理です。
「アミタ仏」の名を聞いたなら、
一心不乱に何日も念じなさい。
そうすれば、臨終のときアミタ仏が来迎して下さる。
心が錯乱せず、極楽国土に往ける。
④諸仏も称賛している
東西南北上下の諸仏が称賛し、
「汝ら、信じなさい。」
⑤なぜ一切諸仏所護念経か
“アミタ仏”の名と、この経の名を聞いて…
・諸仏が護念して下さる
・悟れる(不退転を得られる)
⑦私のことも称賛している
諸仏は私のことも称賛している。
「釈尊は、シャバでよくやっている。
 あらゆる者のために念仏もといて、すごい」
そうなのだ、これを伝えるのはとても難しいことなのだ。