箆仁の釣魚あるばむ ~陸っぱりで210種類~

箆仁の釣魚あるばむ ~陸っぱりで210種類~

自分が今までに釣った魚210種類を、釣った順番に紹介してゆく釣魚ブログです。
釣ったときのエピソードや魚に対する思いを、”釣ったことがある人目線”で書いています。
写真は自分が撮った、釣りたての生きている魚。 自分で調理した釣魚料理も紹介しています。

今年2025年の10月下旬に、北海道道央の港へ釣りに行きました。

 

ねらいは抱卵もののケムシカジカ。

 

ケムシカジカは昨年2024年に初めて、1尾釣ったのですが卵は入っておらず、ケムシカジカは卵もうまい、ということで今回も前回(番外編 釣行記 道央の港で小サバとホヤ。の巻)と同じ釣り場で卵の入ったケムシカジカをねらいます。

 

釣り方はエサを付けた垂らし釣り。 前回はルアーで釣れなかったから、今回は餌釣りで。

 

大型船も係留できる、水深のある岸壁で釣ります。 今回は移動せずに、この岸壁だけで勝負。

 

 

道央の港でケムシカジカ1

開始から2時間ほどで、ねらいのケムシカジカが釣れました。 40センチ。

 

見た目ではオスかメスかわからないけど、卵は入っていない感じ。

 

 

道央の港でケムシカジカ2

今回の仕掛け

仕掛けは片テンビンを使った自作の垂らし釣り仕掛け。 オモリが底に付いたときに針が10センチほど上に来るようハリスの長さを調整。 エサはオオナゴ。

こちらを4.5メートルの投げ竿に付けて、足元に落とし込んでコツコツと底を叩いて探って行きます。

 

 

道央の港でケムシカジカ3

続いてケムシカジカ、30センチ。

 

やはりルアーよりも、エサは釣れます。

 

前回メタルジグで小サバを釣っているから、エサ用にルアータックルで小サバをねらうと釣れました。 活エサにします。

 

 

道央の港でケムシカジカ4

小サバをハリに付ける

ふたつ前の仕掛けの画像のときはハリスとオモリの糸が長くて絡むトラブルが多かったから、両糸を短くしてトラブル解消済み。 行ってらっしゃい。

 

魚が泳いでくれるから手持ちで底を叩かずに、底を少し切って置き竿に。

 

 

道央の港でケムシカジカ5

小サバ餌でケムシカジカ33センチが釣れました。

10分ほどアタリがなく、竿を持ち上げて聞きアワセしてみると掛かってた。

 

小サバは3尾釣れたから、続けて小サバを付けて、

 

 

道央の港でケムシカジカ6

ケムシカジカ36センチ。

こちらは投入直後、底を切っているときに掛かりました。

 

小サバ、釣れますね。 やはりその時その場所で泳いでいる魚は最強ですね。

 

 

ケムシカジカが4尾釣れて暗くなってきてワームがやりたくなったから、小サバ仕掛けに鈴を付けて置き竿にして、ルアータックルに夜光ワームを付けてさらにケムシカジカをねらいます。

 

この時点で車中泊か帰るか、迷いながら釣りしてます。

 

小サバ置き竿の鈴が激しく鳴って、竿尻が持ち上がる大きなアタリ。

 

 

道央の港でケムシカジカ7

シマゾイ35センチが釣れました。 デカっ!

 

この後は釣れず、18:30に釣り終了。

 

 

今回の釣果はケムシカジカが4尾(40、36、33、30センチ)と、シマゾイ1尾35センチと、小さなマサバが3尾、でした。

 

ケムシカジカ4尾とシマゾイをキープ。

 

マサバは3尾とも活エサにして、それぞれ1尾ずつ魚を掛けてくれたマサビングぶりっ!

 

 

道央の港でケムシカジカ8

釣れたケムシカジカ4尾

 

4尾釣れたけど、コレ絶対卵入ってるでしょ、といった見た目の魚はいない感じ。

 

以前スーパーで売っているケムシカジカの卵を見たことがありますが、かなり大きな塊で、とてもそのようなものが入ってるようには見えません。

唯一36センチだけが、なんとなく入ってるかも、くらいな感じ。

 

車中泊したとして、翌日釣りができるのは朝の2時間ほど。 今日10時半から18時半まで8時間釣って4尾釣れて抱卵ものが0だとしたら、明日2時間やったところで確率から見ると抱卵ものゲットは難しい、という判断で36センチに望みを託して今日は帰ることにします。

海釣りの後片づけとかキープした魚の処理とかで次の日は朝から動けた方が有利ですからね。

 

食堂で唐揚げとライスがセットになったラーメンを食べて、帰路につきます。

 

 

さてさて、釣った魚を食べてみましたよ。

 

道央の港でケムシカジカ9

今回の食材 毛虫鰍

 

 

まず見たいのが卵の有無。 小さいものから順に腹を開いてゆきます。

 

道央の港でケムシカジカ10

まずは30センチ。 こちらは精巣の入ったオスでした。

手前の内臓左から胃袋、肝、精巣。

 

 

道央の港でケムシカジカ11

33センチ。 こちらもオス。 エサの小サバと再会。

 

 

道央の港でケムシカジカ12

36センチ。 メスで卵持ちっ!!! でした。

さばく前にお腹を押したときに生殖口から管がにょき出て来てメスと確信したけど、卵が入っててよかった。 

でも卵が少ない。 産卵途中だったのか、それとも もともとこの量なのでしょうか。

とりあえず今回のミッション、クリアです。

 

 

道央の港でケムシカジカ13

40センチ。 メスでしたが、卵巣の中には卵は入っていませんでした。 多分産卵後。

 

 

それでは安心したところで、調理してゆきましょう。

 

道央の港でケムシカジカ14

頭を落として、ケムシカジカの皮は手で引っ張るとはがせます。 こちらは36センチ。

 

 

道央の港でケムシカジカ15

36センチは皮をはがして三枚におろして一口大に切って、唐揚げに。

頭とカマも二つ割りにして揚げます。 右上の皮も揚げちゃいます。

 

 

道央の港でケムシカジカ16

33センチは皮付きのまま唐揚げ。

 

 

道央の港でケムシカジカ17

毛虫鰍の唐揚げ

こちらは36センチ。 ふわりとおいしい。

頭とカマは二度揚げにしてバリバリといただきました。

右上のメガホンちっくな くるりんは一枚まるのまま揚げた皮。 にちゃにちゃとした いやらしい食感でこちらはイマイチ。

 

 

道央の港でケムシカジカ18

毛虫鰍の唐揚げ

33センチの左半身。 敷紙にのせて。 皮付きもおいしい。

 

 

道央の港でケムシカジカ19

毛虫鰍の唐揚げ

33センチの右半身はサンチュにのせて。

なんかイマイチな写真。 唐揚げを画像検索すると ごちゃっと重ねて盛って盛り付けてあるものが多くおいしそうに見える。 このスカスカの盛り付けがイマイチに見えるんだなきっと。

 

 

道央の港でケムシカジカ20

30センチはみそ汁にします。

おろして切った身と胃袋と皮とあらは一度湯通ししてから鍋に入れます。

肝と精巣も入れて、野菜は大根と長ねぎ。

水を入れて火にかけ、煮立ってきたらアクを取って味噌を入れます。

 

 

道央の港でケムシカジカ21

毛虫鰍のみそ汁

ケムシカジカの出汁がおいしい。

いざ写真を撮ろうとしたら表面に光の反射が写ってしまい、反射しない位置を探してたら冷めて湯気がなくなっちゃった。 汁ものはムズいねぇ。

 

 

道央の港でケムシカジカ22

40センチは供酢をつくります。

茨城県で食べられている「あんこうの供酢」を参考に、ケムシカジカでつくってみます。

 

道央の港でケムシカジカ23

材料は40センチの身と皮と胃袋と肝と、36と33センチの肝、それと味噌。

身と皮と胃袋を食べやすい大きさに切って、塩を少し加えたお湯で茹でます。

肝も茹でます。

 

道央の港でケムシカジカ24

味噌はオーブントースターで焼いて、茹でた36と33センチの肝と砂糖と酢とをまぜ合わせて供酢味噌をつくります。

 

 

道央の港でケムシカジカ25

毛虫鰍の供酢

茹でてから冷ました身と胃袋と肝と皮を、供酢味噌につけていただきます。

供酢味噌が甘くて濃厚で、めっちゃおいしい。

胃袋もぶりぶりで、肝もコクがあっておいしい。 身も供酢味噌とすごく合っておいしい。

皮だけはザラザラでミチミチでイマイチ。

 

やさしい甘さの供酢が、疲れた心にやわらかな火を灯す。

 

 

道央の港でケムシカジカ26

毛虫鰍の刺身

40センチの身を少しお刺身で。

わさび醤油でいただくと、ほんのりと甘く、美味。

 

 

道央の港でケムシカジカ27

毛虫鰍の胃袋を供酢味噌と

36センチと33センチの胃袋は、茹でて己の肝でこしらえた供酢味噌と。

 

 

それでは今回の目的の、卵をいただきます。

 

道央の港でケムシカジカ28

36センチから採れた唯一の卵は、醤油漬けにします。

材料はケムシカジカの卵、漬け液用の白だし、しょうゆ、みりん、酒。

漬け液の材料は鍋に入れて火にかけて、一度煮切ります。

 

道央の港でケムシカジカ29

卵は塩を少し入れた ぬるま湯の中で手でほぐし、水を替えながら不純物を取り除きます。

ざるにあけて水をしっかりと切り、保存容器に移して漬け液を注ぎます。

保存容器の大きさは内寸で長辺7.8センチ×短辺5.3センチ×深さ2.4センチ。 こちらに7分目ほど採れました。 卵の大きさは3ミリほど。

 

冷蔵庫で3日間、漬け込みます。

 

 

道央の港でケムシカジカ30

毛虫鰍の卵の醤油漬け

おいしい。 コリコリとした食感で弾力はそれほどなく、奥歯で噛むと逃げずにコリっと噛めて、魚卵の濃厚な味が楽しめます。 鮭のイクラと比較さえしなければ とてもおいしい。

 

卵が採れてよかった。

 

 

こんな感じでケムシカジカ、おいしく楽しくいただきました。

 

シマゾイも料理して、そちらは あらためてご紹介させていただきますね。

 

 

撮影機材 釣りパート:Nikon COOLPIX W300
     料理パート:Nikon D610 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
 

釣りと料理と写真 by 箆仁

 

 

今年2025年の10月に、北海道道央の巨大な港へ1泊2日で釣りに行きました。

 

ねらいは抱卵物のケムシカジカ。

 

ケムシカジカは昨年2024年に初めて、1尾釣ったのですが卵は入っておらず、ケムシカジカは卵もうまい、ということで今回は卵の入ったケムシカジカをねらいます。

 

釣り方は昨年ケムシカジカを釣ったときと同じ、7号中通しオモリを使ったワームのキャロライナリグ。 キャストしたり足元への落とし込みで底を探ります。

 

まずは大型船も係留できる、水深のある岸壁で釣っていると、

 

 

道央の港で小サバとホヤ1

足元への落とし込みでギスカジカが釣れました。 シャア専用カラーのシャアギス23センチ。

 

カジカと見えたから一瞬ケムシ!? と思ったらギスカジだった。

 

広い岸壁を場所を変えながら探ります。

 

 

道央の港で小サバとホヤ2

キャスティングで底を引いているとホヤが掛かりました。 きれいなマボヤです。

 

以前、小さな漁港でルアーをやっているときに岸壁に付いているマボヤを見つけ、メタルジグで引っ掛けて採ろうとしたところ、思いのほか強力にくっ付いていてホヤを剥がすにもジグを取るにもにっちもさっちも行かなくなり、最終的にロッドを突っ込んでなんとかかんとかジグを外してホヤを諦めた苦い経験がありました。

 

今回はそれほど根掛かった感触もなく上がってきたのでラッキー。 これは贈り物、ということでホヤを初めてキープします。 野生のホヤだからどうなの?とも思ったけど、逆に天然もののホヤなど滅多に食べられるチャンスがないですからね。

 

ちなみに私の自分ルールではルアーに引っ掛かった魚類以外の生物は釣ったことにならないから、釣魚としたはマボヤはノーカウント。

 

 

この後はなにも釣れず、大きく移動して巨大な港の入口に近い岸壁で釣るも釣れず、元の水深のある岸壁で日没をむかえて1日目の釣りは終了。

 

食堂で唐揚げとライスがセットになったラーメンを食べて、温泉に入って、港近くの道の駅で車中泊。

 

昨年の2度の釣行時は未釣のケムシカジカを何としても釣りたくて温泉に入りたくても入らずに夜通し釣っていましたが、今回はぜったい温泉!!と決めていて、一度釣っている魚より2度入りそびれた温泉と睡眠を優先しました。

 

 

2日目

 

早朝から1日目にギスカジカを釣った水深のある岸壁で釣ります。

 

周りにはメタルジグで何かをねらうアングラーが数人。 サバらしき魚が釣れていたので、自分もちょっとメタルジグに換えてみます。

 

 

道央の港で小サバとホヤ3

7gのメタルジグで小さなマサバが釣れました。

 

キャストせずに足元に落として、表層から中層をシェイクしてるだけで釣れます。

 

マサバは写真を撮ろうとしても動きが止まることがなく、どうせ良い写真が撮れないから個別の釣魚写真は撮りません。 自己最大を更新したときにだけ多分撮ります。

 

19センチから14センチのマサバが19尾釣れました。

 

途中、釣れたマサバを生き餌にケムシカジカをねらいましたが釣れず。

 

朝9時に釣り終了。

 

 

今回の釣果はギスカジカ23cmが1尾、マボヤが1尾、マサバ19cm~14cmが19尾、でした。

 

ねらいのケムシカジカは釣れず。 ホヤとマサバ16尾を持ち帰り。

 

ちなみにホヤは尾索動物といって、人や魚とかの脊椎動物にわりと近い仲間なのだとか。 幼生のときにはオタマジャクシのような形をしてるそう。 だから数え方は1尾2尾でよいのかな?

 

 

さてさて、釣った魚介を食べてみましたよ。

 

道央の港で小サバとホヤ4

今回の食材 真鯖  と、

 

道央の港で小サバとホヤ5

真海鞘

 

 

まずはホヤから

 

道央の港で小サバとホヤ6

自分はホヤは好物で、スーパーなどでもたまに買って食べる食材。

表面の汚れを水で洗い落としていると、膨らんで硬くなってきます。

 

道央の港で小サバとホヤ7

切り割る

切って中身を取り出してみると、普段食べている養殖のものと同じ感じで一安心。

皮に包丁を入れるとピューっと中の汁が出てきます。 買って食べる養殖ものは汁も取り置いていただきますが、今回は野生のものなので汁はパス。 身だけをお刺身でいただきます。

 

 

道央の港で小サバとホヤ8

天然真海鞘の刺身

おいしい。 普段食べ慣れている養殖ホヤと変わらないおいしさ。 おいしい。

 

 

道央の港で小サバとホヤ9

マサバは16尾のうち小さい方から8尾は煮干しにします。

 

道央の港で小サバとホヤ10

水から煮る

 

道央の港で小サバとホヤ11

大きい方から8尾は焼き干しにします。

 

道央の港で小サバとホヤ12

魚焼きグリルで焼く

魚焼きグリルで焼いただけだと焦げの模様がイマイチだったから、バーナーで炙って表面に好みの焦げ目をつけます。

 

道央の港で小サバとホヤ13

干す

天日で干します。 上の棚は煮干し、下の棚は焼き干し。

 

道央の港で小サバとホヤ14

干しあがり

7日間干しました。 ざるの上側8尾が煮干し、下側8尾が焼き干し。

 

道央の港で小サバとホヤ15

煮干しをつかってそうめんをつくります。

 

道央の港で小サバとホヤ16

煮干しは水に浸してしばらく置き、火にかけて醤油のみで味付け。 

よい出汁が出ています。

 

 

道央の港で小サバとホヤ17

真鯖の煮干しのそうめん

まずは温かいそうめん。 サバの出汁が香ばしく、おいしい。

 

 

道央の港で小サバとホヤ18

真鯖の煮干しのそうめん

2把めは冷たいおそうめんに。 つけ汁はさらに煮詰めて味を濃くして。 こちらもおいしい。

 

 

道央の港で小サバとホヤ19

焼き干しはお雑煮に。

 

道央の港で小サバとホヤ20

焼き干しも水に浸してしばらく置いて、火にかけて醤油のみで味付け。

 

 

道央の港で小サバとホヤ21

道央の港で小サバとホヤ22

鯖の焼き干しの雑煮

煮干しよりも多少コクというか苦みがあり。

こちらもサバの出汁とお餅がよく合って、おいしい。

 

 

道央の港で小サバとホヤ23

真鯖の焼き干しのスープ

こちらはサバの焼き干しと雑煮の汁を器に盛って三つ葉を多めに入れて、写真撮影用に用意。

ただ写真を撮るためだけに盛り付けました。 なんか「スープ」って書きたくないですか?

 

 

道央の港で小サバとホヤ24

鯖の焼き干しをいただく

出汁を取った後の焼き干しは、お酒を飲みながらつまみとしておいしくいただきました。

煮干しのほうもいただきましたよ。

 

こんな感じでホヤとマサバ、おいしくいただきました。 ごちそうさまでした。

 

 

ちなみにサバは背骨のところから半分に開くと、煮たり焼いて干してもアニサキスが見えたり。

サバも小さい体にフルサイズのアニサキスが入っていたら、イズいでしょうね。

 

今年2025年の7月に、北海道道東の大きな港へ釣りに行きました。

 

ねらいは未釣の、とある魚。

 

6月にも来て同じ魚をねらいましたが釣れず(番外編 釣行記 道東の港で釣り&エゾバイとコマイの蒸し煮。の巻)。 巨大な港内の別の場所で再度ねらいます。

 

 

道東の港でヌマガレイ1

釣り方は塩イソメ餌の投げ釣り。 防波堤の外海側に投げます。

 

開始後しばらくはアタリがありませんでしたが時合が来たのでしょうか、アタリが出始めます。

 

 

道東の港でヌマガレイ2

まずはヌマガレイ。 26センチが釣れました。

 

 

道東の港でヌマガレイ3

続いてヌマガレイ、22センチと20センチのダブル。

 

 

道東の港でヌマガレイ4

またまたヌマガレイ。 25センチ。

 

次も小さなヌマガレイを1尾リリースして、その後もアタリは続き、

 

 

道東の港でヌマガレイ5

う~ん、ヌマガレイっ。 22センチっ。

 

ヌマガレイはウロコがないから無眼側は筋肉が透けて、筋肉質っぽく見える。

 

 

道東の港でヌマガレイ6

そしてヌマガレイ。 22センチ。

大きさの比較対象物がオモリ以外にないから大きくも見えるけど22センチ。

 

この後はアタリが止まり、釣り終了。

 

ねらいの魚は釣れず。 今回の釣果はヌマガレイが7尾。でしたっ。

 

ヌマガレイ……沼ガレイ……沼賀レイ??  誰?

 

 

さてさて、釣った魚を食べてみましたよ。

 

道東の港でヌマガレイ7

今回の食材 沼鰈

26~20センチ(26、25、22×3、20)のヌマガレイを6尾持ち帰り。

 

 

道東の港でヌマガレイ8

オセロ置き。

 

 

道東の港でヌマガレイ9

調理します。

 

 

道東の港でヌマガレイ10

大きめの26と25センチは三枚におろしてソテー用に、ほかは五枚におろして唐揚げにします。

 

 

道東の港でヌマガレイ11

唐揚用

22×3、20センチの背ビレ尻ビレ尾ビレと中骨と、五枚におろした身は四半身のまま揚げます。

骨とヒレは二度揚げ、身は4尾分16枚は一度に揚げられないから8枚ずつ2回に分けて。

 

 

道東の港でヌマガレイ12

沼鰈の唐揚げ

おいしい。 身はふわふわ。 ヒレと骨は二度揚げしてカリカリに。 おいしい。

ヌマガレイは食材としてはそれほど評価が高くないけど、おいしいお魚です。

 

 

道東の港でヌマガレイ13

沼鰈の骨せんべい

26と25センチは中骨にヒレを付けたままおろして骨せんべいに。

こちらもカリカリでスナック菓子みたいでおいしい。 ビールによく合う。

 

 

道東の港でヌマガレイ14

26と25センチはソテーして、ガーリックトマトソースでいただきます。

材料は三枚におろしたヌマガレイと、トマトとにんにく。

 

道東の港でヌマガレイ15

ヌマガレイは皮付きのまま、塩とブラックペッパーをふります。

ソース用のトマトはざくざくと切って、にんにくはみじん切り。

ヌマガレイはフライパンでソテーして、ソースのトマトとにんにくには塩で味付けをしてフライパンで少し煮詰めます。

 

道東の港でヌマガレイ16

道東の港でヌマガレイ17

沼鰈のソテー ガーリックトマトソース

こちらは26センチ。 ベビーリーフを添えて。

ヌマガレイの淡泊な身に にんにくの効いたトマトソースがよく合って、おいしい。

 

 

道東の港でヌマガレイ18

沼鰈のソテー ガーリックトマトソース

こちらは25センチ。 有眼側と無眼側と同じ皿に乗せて。

黒と白と赤と緑のワンプレートが、見た目にも楽しい。

 

 

道東の港でヌマガレイ19

ヌマガレイの頭は素焼きしてから干しました。

何に使うか考えずに「とりあえず干しちゃえ」と干しましたが、今回はこちらを出汁にみそ汁にします。

 

道東の港でヌマガレイ20

沼鰈のみそ汁

それほどよい出汁は出ませんでした。

 

こんな感じでヌマガレイ、おいしくいただきました。

今年2025年の6月に、北海道道東の大きな港へ釣りに行きました。

 

ねらいは未釣の、とある魚。 とある魚を検索で調べたら、この港に行き着きました。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ1

 

釣り方はイソメ餌の投げ込み釣り。

 

近くの釣り人に「〇〇」(ねらいの魚の地方名)は釣れますか?と訊くと、今朝釣れた、とのこと。

マイナーな魚だから標準和名だと伝わりにくいので地方名で訊くのだけど、しかしこの「〇〇」は、ねらいの魚と同じ形状の魚の総称で呼ばれることが多いから、ねらいの魚とは限りません。

だけど期待は持てる。

 

 

アタリはなかなかありません。 周りの釣り人もあまり釣れていない様子。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ2

コマイが釣れました。 22センチ。

 

コマイとか既に何度も釣っていて釣魚写真を撮る必要がない魚はできるだけ地面に置いたりして汚したくないから、空中で釣針を外してそのまま袋イン。 袋も地面に置かずにクーラーボックスに入れたいから、袋のまま汚れにくいたらいに入れて、海も入れて撮影。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ3

エゾバイが釣れました。 エゾバイが釣れるのは魚が釣れない指標。 素早く動ける魚がエサを食べに来ない状況だから、動きが超遅い巻貝でもエサを食べに来られるのだ。

 

この港は釣り人が次々とやっては来るけれど、短時間竿を出してすぐに去って行く人も多い。

当たりハズレの多い釣り場なのでしょうか。

 

この後コマイ21センチが釣れて、

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ4

さらにコマイ19センチが釣れました。

空中に吊るしたまま写真を撮ったらピントが魚に合わなかった。

 

この後は何も釣れず。

 

暗くなる前に釣り終了。 ねらいの魚は釣れず。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ5

海面に映る夕焼け

 

今回の釣果はコマイが3尾(22、21、19センチ)、エゾバイが1尾、でした。

釣れた獲物は全て持ち帰り。

 

ねらいの魚は釣れる日が来るのだろうか。 なんだかこの魚は無理な気がする。

 

 

さてさて、釣った魚を食べてみましたよ。

 

道東の港でエゾバイとコマイ6

今回の食材 氷下魚・蝦夷貝

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ7

カフェカップの中で軟体を露出するエゾバイ

 

 

まずはエゾバイから。 今回はエゾバイもコマイも蒸し煮でいただきます。

 

道東の港でエゾバイとコマイ8

材料はエゾバイ、ぶなしめじ、キャベツ。 今回はメステンで蒸し煮にします。

 

私のものはトランギア製ではないから「メスティン」と書くのに抵抗があるから、メステン。

 

屋外で、カセットガスコンパクトバーナーで調理。

 

道東の港でエゾバイとコマイ9

蒸し台を入れたメステンに材料と水を適量入れて、ふたをして蒸します。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ10

蝦夷貝の蒸し煮

10分ほど蒸して、できあがり。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ11

竹串をつかって貝殻から中身を取り出す

貝の先っぽが切れないように気をつけて回しながら取り出したら、ほぼ完全な形で取り出せた。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ12

ぽん酢をつけていただきます。

おいしい。 貝のうまみがぎゅっとつまっていて、おいしいっ。 

1コしかないからこその、少ないからこその、このうまさ。

 

これはもう、エゾバイというよりは、エゾヴァイですね。

 

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ13

コマイは頭と内臓を落として、尾ビレの付け根だけをつなげて三枚下ろし。 塩をふります。

材料はコマイのほかに、ぶなしめじ、キャベツ、ブロッコリー。

 

道東の港でエゾバイとコマイ14

同じくメステンで蒸します。 キャベツの上にコマイを乗せる感じで。

こちらは水が沸騰してから3分ほどの、短い時間で蒸し上げます。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ15

氷下魚の蒸し煮

まずは19センチ。 こちらもぽん酢でいただきます。

淡泊ながらもふわっとしていて、おいしい。 ぽん酢ともよく合う。

ブロッコリーはあまり好きではなかったけど、ブロッコリーもおいしい。

コマイの味がしみたキャベツも、またおいしい。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ16

氷下魚の蒸し煮

こちらは21センチ。 皮を下に、身を上にして蒸してみた。 

味は変わらないけど、皮が上のほうが見た目いいかも。

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ17

氷下魚の蒸し煮

22センチ。 ぶなしめじとキャベツとブロッコリーを多めに入れて、その上にコマイを置いたら、前二つの野菜スカスカのものよりも より映える見た目に。 野菜にもコマイの味がよりしみて、さらにおいしい気がした。

 

 

 

道東の港でエゾバイとコマイ18

最後は、釣った獲物ではないけれど、エサとして持って行ったバナメイエビが残ったから、こちらも。 殻と背ワタを取って、塩をふりかけて蒸します。

 

道東の港でエゾバイとコマイ19

バナメイエビとブロッコリーとぶなしめじの蒸し煮

こちらもうまい。 エビうまい。 甲殻類は火が入ると赤くなって美味しそうに見えるから、ずるいよね。

 

こんな感じで、エゾバイとコマイ、おいしくいただきました。 ごちそうさまでした。

 

No.229 ケムシカジカ      スズキ目カジカ亜目ケムシカジカ科 海水魚

初釣日場 2024.11.21 北海道室蘭 自己最大36cm

 

ケムシカジカ1

ケムシカジカ 36cm 2024.11.21 北海道室蘭 ルアー:パワーシャッド5(写真全て同個体)

朝、港からのワームのキャスティングで、初めて釣ったケムシカジカ。

2024年10月から始めたケムシカジカねらいの釣行4度目(室蘭は2度目)の24シーズンラスト釣行にて。 前日の昼前から釣り始めて夜も仮眠以外は釣り続け、朝8:00タイムアップの直前にやっと釣れた。 いや、これはうれしい。

朝日に照らされて、コルクグリップに写る影がケムシっ。

 

 

ケムシカジカ2

側面

第1背ビレが特徴的。 ピローンピローンとなっている。

ケムシカジカは体表にウロコがなく、皮は小いぼ突起に覆われている。 ヌメリもなく、ざらりとした触感。 ヌメリがなくていぼいぼだから、朝日を受けてもキラキラしない。

ケムシカジカが泳ぐ映像を見たことがあるが、尾ばたき(尾を振って泳ぐ動作)の回数の割には進むスピードが遅く見えた。 これはおそらく船底にフジツボが付くと船が遅くなる原理と同じで、体表の小いぼ突起が水の抵抗を大きく受けて進みにくいのではないか。

 

 

ケムシカジカ3

背面

エラブタ上方にオレンジ色のネコ耳のような部分がある。 背面も小突起が目立つ。

 

 

ケムシカジカ4

腹面

やはり皮が独特の質感で、かじかのぬいぐるみ のようにも見える。

 

 

ケムシカジカ5

タライに入れて

水の中では第1背ビレのピロンピロンの棘が左右にバラバラに倒れるのが興味深い。

 

 

ケムシカジカ6

ケムシカジカの顔

顔にはたくさんの皮弁が生えている。

顔の皮弁や第1背ビレのピロンピロンの棘は、海底で岩や藻などへの擬態に役立っているとのこと。

 

 

ケムシカジカ7

ケムシカジカを上から

ギスカジカなどのカジカ科の海カジカも十分かっこいいが、ひとつ不満なところが下あごがバックしていて上から下あごが見えないところ。 ケムシカジカ科のケムシカジカは受け口で、上からでも下あごが見えてメチャメチャかっこいい。 ただでさえかっこいい海カジカにさらにかっこいい要素の受け口が加わったケムシカジカは、もう、中に乗り込んで操縦したいカッコよさ。

 

 

ケムシカジカ8

ケムシカジカを釣り終えて

ケムシカジカはねらいはじめてから4度目の釣行で釣ることができたが、釣れたときは感動的なうれしさであった。

直近の新魚種ゲットは2023年のメガネカスベ(釣魚No.224)、マアナゴ(225)、サンマ(226)、2024年のトウガレイ(227)であるが、この4種は幸運にもいずれも1度目の釣行で釣ることができてうれしかったのであるが、3度釣れなかった後に釣れたケムシカジカはうれしさがさらに大きかったと思う。 1回の釣行で釣ることももちろん素敵なことだが、ある程度苦労して釣るとまた違った価値があるのかもしれない。

ただ、一発で釣れないと次回行くまでの間にあれやこれやと改善策を考えて、その結果、必要性の低い釣り具まで買い足してしまう。 タックルボックスの中のムダな釣り具はそうして増えてゆくのだ。

 

ちなみに竿は3本使用。 1本はケムシカジカを釣ったルアー用(右)、2本はエサ釣り用で1本が足元に落とし込みのルアーロッド(左)、1本がぶっこみの投げ竿(中)。

ケムシカジカが釣りたすぎて勝手に追い詰められて竿を3本も出したが、結局ルアーで釣れた。

 

 

ケムシカジカ9食べてみました

 

 

ケムシカジカ10

毛虫鰍 北海道室蘭産

上記、36センチのケムシカジカを食べてみた。

 

 

ケムシカジカ11

解体

頭を落として内臓を抜く。

頭とカマ、肝、胃袋、ウイング(胸ビレ)は取り置く。

 

 

ケムシカジカ12

三枚に下ろして皮を剥ぐ (後でわかったが三枚に下ろす前に剥がすとやりやすかったみたい)

皮は手で引っ張ると、べりりと気持ちよく剥がすことができる。

背骨中骨も取り置く。

 

 

毛虫鰍の魚玉スープ

身をつみれ(魚玉)にして毛虫鰍のあらで取ったスープで食べる魚玉スープをつくってみる。

 

ケムシカジカ13

魚玉をつくる

半身から腹骨と血合い骨を身ごと切り取り、細かくきざむ。

さらに包丁でたたく。 あまり細かくなりすぎないように、ダマが少し残るくらい。

これを丸めて両身分で2個つくる。

 

ケムシカジカ14

丸めたすり身に塩とすり下ろしたしょうがを加え、練り混ぜる。 ここでもあまり粘りが出るまでは練らず、ぼそぼそ感が残るイメージで。

練り混ぜたタネを丸める。 1個の大きさを鶏卵LLサイズくらいにすると、2個できた。

 

ケムシカジカ15

材料

材料は具材の魚玉とチンゲン菜、スープの材料の毛虫鰍のあら(頭、カマ、ヒレ付き背骨中骨、腹骨血合い骨の身)、スライスしたしょうが、長ねぎの白い部分のぶつ切り。

 

ケムシカジカ16

毛虫鰍のあらは一度熱湯に通して臭みとぬめりを取り、しょうがと長ねぎとなべに入れて水を適量入れる。

 

ケムシカジカ17

なべを火にかけ、しょうゆと塩で味付け。 スープの完成。

 

ケムシカジカ18

魚玉は塩を加えた熱湯の中で5分くらいそっと茹でる。

お湯に魚玉の出汁が逃げちゃってるのでは? とも思うけど、そこは気にしない。

チンゲン菜も先に茹でておく。

 

ケムシカジカ19

毛虫鰍の魚玉スープ 料理日:2024.11.25

器に魚玉を入れてスープを注いで、チンゲン菜を飾ってできあがり。

魚玉は思惑通りにぼそぼそとした食感で、しょうがの量も丁度良く、おいしい。 しょうがを使った料理はあまり経験がなくどのくらいの量を入れてよいのかわからなかったが、スープも生姜生姜していなく丁度良く、毛虫鰍出汁の効いたおいしいスープになった。

ただ、魚玉の白っぽい色と器の白色がかぶって、魚玉があまり目立たないような…。

 

 

ケムシカジカ20

毛虫鰍の魚玉スープ 料理日:2024.11.25

二杯目は器を色の濃いものに替えて、白っぽい魚玉が目立つように。

こうすると、魚玉は目立つけど今度はスープの淡茶色が目立たなくなった。 料理の世界は奥が深い…。

 

 

毛虫鰍の皮と胃袋とチンゲン菜のピリ辛炒め

 

ケムシカジカ21

毛虫鰍の厚めの皮と、皮と同じような触感の胃袋は炒めものに。

材料は皮、胃袋、チンゲン菜、ニンニク、鷹の爪。

 

ケムシカジカ22

皮と胃袋は まな板に伸ばした状態で3~4センチに切る。

チンゲン菜もざくざくと切り、ニンニクは薄くスライス、鷹の爪は小口切りに。

サラダ油で炒め、塩としょうゆで味付け。

 

ケムシカジカ23

毛虫鰍の皮と胃袋とチンゲン菜のピリ辛炒め 料理日:2024.11.25

皮はざらり、むちっとした食感、胃袋はぶりぶりで、ピリ辛の味付けとよく合っておいしい。

 

 

ケムシカジカ25

毛虫鰍の刺身と蒸し肝 料理日:2024.11.27

身は刺身用に3切れだけ取り置いたもの。 肝はお酒をふりかけて蒸した。

ねぎとぽん酢でいただく。 肝が濃厚でおいしい。

 

 

ケムシカジカ26

ケムシカジカのウイングは干した。

 

ケムシカジカ27

毛虫鰍のウイングのひれ酒 料理日:2024.12.2

さっと炙って熱燗に入れる。 炙るとずいぶんと縮んだが、縮む分を予測できずに日本酒の量が多すぎた。 味は、なんか物足りない味。 なんでもかんでもひれ酒にすりゃいいってもんじゃねえんだぞ、といった味。

 

こんなかんじでケムシカジカ、おいしくいただきました。

 

 

撮影機材 釣りパート:Nikon COOLPIX W300

     料理パート:Nikon D610 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

 

釣りと料理と写真 by 箆仁

 

 

2024年の11月に、北海道道東の港に釣りに行きました。

 

ねらいは未釣の海カジカの、ケムシカジカ。

 

ケムシカジカは道東では ねらって釣れる魚ではなく釣果情報もほとんどないのですが、漁業での水揚げはあり、私の知り合いから「背ビレがピローンピローンてなってるカジカを○港で釣った」と以前聞き、この背ビレの特徴はケムシカジカだろう、ということでねらってみることにしました。

 

まずは、その知り合いが釣ったという穴釣りからはじめます。

 

仕掛けはブラーにサンマ餌。

 

 

道東の港で穴釣り1

いきなり1投目(1落とし目?)からアイナメ36センチが釣れました。

 

穴釣りは消波ブロックのすき間に仕掛けを垂直に落とし込んで釣る釣り方。

ひとつの穴(すき間)を探ったら移動しながら次々と探ってゆきます。

 

 

道東の港で穴釣り2

続いてすぐにチゴダラが17センチと24センチの2尾連続で釣れました。 写真は24センチ。

 

夜に釣れることの多いチゴダラが日中に釣れるのも、穴釣りならでは。

 

 

道東の港で穴釣り3

続いてクリガニ。

 

クリガニもよくわからんアタリをアワセると、ハサミ脚の根元に引っ掛かって釣れました。

 

 

道東の港で穴釣り4

クロソイ23センチ。

 

穴釣りは今まであまり積極的にやらなかったけど、いろいろな魚が手軽に釣れておもしろい。

 

エサ釣りも良いけど、エサの交換が面倒になってきたからワームに替えます。

 

 

道東の港で穴釣り5

ワームに替えてすぐにギスカジカ27センチがヒット。

 

ねらいのカジカが穴から出てきたから一瞬ケムシ!? と思ったら毎度っのギスカジだった。

 

ギスカジカを釣った後も穴釣りを続けたけど何も釣れず。

 

暗くなってきたからワームのキャスティングに替えてケムシカジカをねらいます。

 

 

道東の港で穴釣り6

3インチシャッドでチゴダラ18センチが釣れました。

 

チゴダラは姿に似合わず、なかなかのファイターですな。

 

 

道東の港で穴釣り7

同じく3インチシャッドでクロソイ23センチ。

 

やはり何の情報もない所で釣ってもケムシカジカは釣れません。

 

このあと諦めきれずにバナメイエビとサンマ餌の投げ釣りでねらうもチゴダラとクロソイとコマイが釣れたのみでケムシカジカは釣れず、釣り終了。

 

今回の釣果はアイナメ1尾、チゴダラ6尾、クリガニ1尾、クロソイ3尾、ギスカジカ1尾、コマイ2尾の6目釣りでした。

 

チゴダラ3尾とクリガニとコマイ2尾を持ち帰り。

 

 

道東の港で穴釣り8

釣ったクリガニを料理します。

 

まずは塩茹でにしてから、クリガニのペペロンチーノをつくります。

 

ペペロンチーノはイタリアの料理。 クリガニもイタリアっぽく「クリガッニ」と書きます。

 

イメージしたのは、ラバネッリ。 バッジオとラバネッリの、トラック野郎のラバネッリ。

 

ラバネッリをイメージして、クリガッニ。

 

道東の港で穴釣り9

クリガッニの塩ゆで。 茹でるとオレンジ色のおいしそうな色に変わります。

 

道東の港で穴釣り10

塩茹でのまま脚を1本だけ食べてみると、とてもおいしい。

 

殻から取り出した身と、カニミソも使って、ペペロンチーノをつくります。

 

 

道東の港で穴釣り11

クリガッニのペペロンチーノ

苦労して殻をむいた甲斐もあって、おいしい。 甲殻類の料理は写真映えがしますね。

 

こちらのクリガッニのペペロンチーノは詳しい作り方を「クリガニ 釣魚No.098」に掲載していますので、よろしかったらそちらもご覧くださいね。

 

 

道東の港で穴釣り12

むいた殻は まだ出汁が出るかもだから、水で煮出して醤油で薄く味付けて汁をつくります。

 

道東の港で穴釣り13

栗蟹のすまし汁

思ったほど、というか思い通り、出汁はそれほど出なかったけど、カニの風味はする、汁。

とりあえず緑を入れたくて たまたまあったミントの葉っぱを浮かべてみたけど、相性はそれほど悪くなかった。 やさしい味のすまし汁になりました。

 

こんなかんじでクリガッニ、おいしくいただきました。

 

釣れたチゴダッラも姿干しにして、「チゴダラ 釣魚No.112」に掲載しているから、よかったらこちらもご覧くださいね。

 

 

撮影機材 釣りパート:Nikon COOLPIX W300

     料理パート:Nikon D610 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

 

釣りと料理と写真 by 箆仁

 

 

No.216 モヨウハゼ        スズキ目ハゼ亜目ハゼ科 海水魚

初釣日場 2016.7.12 北海道留萌

 

モヨウハゼ11

モヨウハゼ 2016.7.12 北海道留萌 エサ:塩イソメ(写真1・2同個体)

港からの投げ釣りで、シャコをねらっていて釣れたモヨウハゼ。 シャコのほかにマハゼが20尾釣れ、モヨウハゼがこの1尾だけ釣れた。

瑠璃色の斑点がきれいである。 ほかのハゼ類と比べて頭部の側扁が若干強いように感じた。

 

この魚は釣れたときにはナニハゼかわからず、後日スジハゼ類と判明。

自分が多用する北日本に生息する魚を集めた魚類図鑑にはスジハゼ・モヨウハゼの記載がないので、北海道には もしかするとわりと最近になって侵入してきたのかもしれない。

 

北海道という限られたフィールドで釣りをしていると、未釣魚はだんだんと少なくなってゆくものである。

事前にねらう魚を決めて釣りに行き、うまく釣り上げてやっと1種目追加、というのがここ数年に多いパターンであり、ぽけ~っと釣りをしていて新種ゲット、といったラッキーなことは滅多になくなった。

今回のモヨウハゼのように「釣れた魚が何だかわからん」という体験は、実に久しぶりのことである。

 

 

モヨウハゼ22

腹面

 

 

モヨウハゼ33

モヨウハゼ 2017.6.28 北海道留萌 エサ:イソメ(写真3~6同個体)

港からの投げ釣りで釣れたモヨウハゼ。 こちらもシャコをねらっていて釣れた。

このときもマハゼが16尾釣れ、モヨウハゼがこの1尾だけ釣れた。

 

モヨウハゼ44

ななめ上から

 

モヨウハゼ55

側面

 

モヨウハゼ66

背面

 

スジハゼ類はツマグロスジハゼ、スジハゼ、モヨウハゼの3種に分けられており、正確に見分けるには生体の観察と詳しい知識が必要であるが、写真2~6のいろいろな角度からの画像と、参考にさせていただいた いくつかのサイトの画像とを照らし合わせてみると、どうやらモヨウハゼらしい、ということでモヨウハゼとした。 間違っていたらごめんなさい。

 

本当はスジハゼ類のどれか、という意味で ざっくりと「スジハゼ」とだけ書いておきたかったが、スジハゼ類の中に標準和名「スジハゼ」がいるからその作戦が使えず、スジハゼよりはモヨウハゼ寄りだったためモヨウハゼとした。 間違っていたらごめんなさい。

 

 

モヨウハゼ77

モヨウハゼ 2024.10.17 北海道室蘭 エサ:サンマ

早朝、港からの投げ釣りで釣れたモヨウハゼ。 北海道では大きな港で釣れるようだ。

 

 

モヨウハゼ8食べてみました

 

 

もよう鯊の開き干し

 

モヨウハゼ9

もよう鯊 北海道室蘭産

リリース不可になった写真7のモヨウハゼで開き干しをつくって食べてみた。

 

モヨウハゼ10

ウロコを取って、背開き。

 

モヨウハゼ11

食塩水に浸ける。

 

モヨウハゼ12

天日で干す。

 

モヨウハゼ13

もよう鯊の開き干し 干しあがり。

 

モヨウハゼ14

焼く。 電気七輪で焼く。

 

モヨウハゼ15

もよう鯊の開き干し 料理日:2024.10.21

うまい。 一瞬でなくなるからこその、うまさ。

 

 

以前掲載していた「スジハゼ 釣魚No.216」は、魚名の変更と写真を大幅に更新したことで、削除して今回の記事に差し替えました。

2024年の10月に、北海道室蘭に釣りに行きました。

 

ねらいは未釣の海カジカの、ケムシカジカ。

 

室蘭には1996年に一度だけ来て以来ぶり。 ほとんど記憶に残っていないから、初めて来たと言ってもいいくらい。

 

まずは釣り場のチェックから。 街自体が巨大な港のような室蘭は釣り場の範囲も広すぎて、下見だけでもなかなか時間がかかります。

 

白鳥大橋を渡ります。 以前来た1996年にはまだ開通していなかったから、初めて。

なんだか無料で通っていいのかしら、と思ってしまうほど、眺めも良く気持ちがいい。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干1

橋のたもとの展望台から見た白鳥大橋

 

室蘭には魅力的なスポットもたくさんあって、見たり寄ったりして、思うように進んで行きません。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干2

絵鞆岬近くの「ライディーンの岩」  こういうの、大好きです。

 

 

夕方になって、やっと釣りを開始。 まずは内浦湾に面した漁港から。

 

ジグヘッドワームで始めたけど根掛かりが多かったから、投げ釣りで。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干3

イトマキヒトデが釣れました。

 

この漁港では夜10時まで釣ってイトマキヒトデが2尾釣れたのみ。 魚のアタリはあるけれどケムシカジカのことしか頭になく大きな釣り針を使っていたからか、魚は掛かりませんでした。

 

移動します。

 

途中、24時間営業のラーメン店で夕食をいただきます。 大都市の釣り場は夕食も外食できるからありがたい。

 

深夜0時から室蘭港の港で投げ釣り。 釣れない時間が長く続きます。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干4

夜明け前に、マアナゴ42センチが釣れました。

地面に付けて汚したくないから空中で針を外して袋イン。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干5

室蘭の夜明け

 

マアナゴが1尾釣れただけで、朝を迎えます。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干6

明るくなってからデカいマヒトデと

 

 

真穴子白焼筋鯊開干7

スジハゼが釣れました。

 

明るくなってくるとワームフィッシングの方がぞくぞくとやって来て私の近くでもキャストしていましたが、釣れている人はいなかったみたい。 ケムシカジカ釣られなくてよかった。

 

釣られたら釣られたで「ここで間違いなくケムシカジカが釣れる」という目で見た生のデータは残るけど、それよりも悔しい気持ちのほうが絶対に大きいから、釣られないほうが良いのだ。

 

それにしても投げ釣りの自分がちょっと邪魔だったかも。

 

朝7時に釣り終了。

 

今回の釣果はマアナゴ42cmが1尾、スジハゼが1尾、イトマキヒトデが2尾、マヒトデが1尾でした。 ケムシカジカは釣れず。

 

マアナゴと、リリース不可になったスジハゼと、なぜかマヒトデをキープ。 

 

今回ワームはジグヘッドしか使わずに根掛かりロストしまくりによる戦意喪失が敗因のひとつだから、次回はオフセットフックを使ってしっかり攻めよう、と心に誓って釣り場を後にしたのでした。

 

 

さてさて、釣った魚を食べてみましたよ。

 

今回の食材はマアナゴとスジハゼ。 

 

 

真穴子白焼筋鯊開干8

まずはスジハゼ。 スジハゼは開き干しにします。

 

真穴子白焼筋鯊開干9

ウロコを取って、背開き。

 

塩水に浸けてから、干します。

 

真穴子白焼筋鯊開干10

干しあがり。

 

焼きます。

 

真穴子白焼筋鯊開干11

筋鯊の開き干し

電気七輪で焼く。 うまい。 一瞬でなくなるからこその、うまさ。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干12

なんか物体化したマアナゴ

 

マアナゴは白焼きにします。 

 

真穴子白焼筋鯊開干13

まな板の上でグググっとのばす。 のばすとアナゴっぽい。

 

真穴子白焼筋鯊開干14

背開きにして内臓と中骨を取ります。

 

下ごしらえはここまで。 下味は付けずに焼きます。

 

それでは、焼いてゆきましょう。

 

真穴子白焼筋鯊開干15

!!

 

というのは冗談で、

 

真穴子白焼筋鯊開干16

ガスコンロの魚焼きグリルで焼きます。

長さがピタピタだから、ゆるくカーブさせてジャストサイズ。

 

焼きます。

 

真穴子白焼筋鯊開干17

!!!

 

なんか、縮んでません?

 

42センチあったものが、焼いたら29センチになっちゃった。

 

ストッパー役の中骨を取ると、焼いたら縮むんだねぇ。

 

 

真穴子白焼筋鯊開干18

真穴子の白焼き

塩とわさびでいただきました。 うまい。 極上の釣魚料理です。 うまいっ。

 

頭の部分はガス火から遠く焼き目があまり付かなかったから、ガスバーナーで炙ったら わざとらしい焼き目になってしまった。

 

 

こんなかんじでマアナゴとスジハゼ、おいしくいただきました。

 

釣れたマヒトデも一応料理して、「マヒトデ 釣魚No.100」に掲載しているから、よかったらこちらもご覧くださいね。

 

 

撮影機材 釣りパート:Nikon COOLPIX W300

     料理パート:Nikon D610 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

 

釣りと料理と写真 by 箆仁

 

 

No.228 イトマキヒトデ     棘皮動物アカヒトデ目イトマキヒトデ科

初釣日場 2024.10.16 北海道室蘭

 

イトマキヒトデ11

イトマキヒトデ 2024.11.21 北海道室蘭 エサ:バナメイエビ(写真1~3同個体)

朝、港からの投げ釣りで釣れたイトマキヒトデ。 未釣の海カジカねらいにて。

イトマキヒトデの背面はブルーグレーのベース色に赤いブチが入っていて、見た目カラフル。

釣られたイトマキヒトデは5本の腕が、頭と広げた両手両足で「わー」となっているように見えてしまう。

 

 

イトマキヒトデ22

イトマキヒトデの腹面

腹面はオレンジ色。 わりと整った星形とオレンジ色が相まって、星っぽく見えなくもなくもなくもない?

「海老で鯛を釣る」という言葉がある通り、釣りではだいたい餌よりも価値の高い獲物が釣れるのが一般的であるが、エビでヒトデを釣ると「餌以下」の獲物が釣れた感がある。

 

 

イトマキヒトデ33

腹面アップ

寄りで見ると、棘のある無数の何かが規則的に並んでいるプチ集合体恐怖。

中央に口がある。 口から腕の先に向かって歩帯溝があり、中に管足が見える。

ヒトデは胃を外に出して摂餌する習性があり、食事中のところを釣り上げたものだから、口から胃が出ちゃってる。

 

 

イトマキヒトデ44

イトマキヒトデ 2024.10.16 北海道室蘭 エサ:サンマ(写真4・5同個体)

初めて釣ったイトマキヒトデ。 

夜の港からの投げ釣りで、こちらも未釣の海カジカをねらっていて。

こちらの個体は腕が4本! 調べてみると、4腕や6腕のイトマキヒトデはそれほどめずらしくはないとのこと。 まじか。

 

イトマキヒトデ55

4腕の腹面

腕が5本だった形跡が全くない、きれいな4腕。 もともと4腕として生まれてきたのか?

幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーのように ねらいの海カジカを釣らせてくれたら良かったのだが、この釣行では釣れず。 「幸運の」でもなんでもない、ただの腕4本のヒトデだったようだ。

 

 

イトマキヒトデ66

イトマキヒトデ 2024.10.16 北海道室蘭 エサ:サンマ(写真6・7同個体)

写真4・5と同じ釣行時に同じ場所で釣れたイトマキヒトデ。 こちらは腕が通常の5本。

4腕と5腕は普通に混棲しているようだ。 4腕より5腕のほうがやはりヒトデっぽい。

 

イトマキヒトデ77

腹面

こちらはきれいに口にフッキング。

 

 

イトマキヒトデ88

イトマキヒトデ 2010.7.29 宮城県奥松島 ルアー:パワーシャッド4 

私が初めて捕獲したイトマキヒトデ。 港からマゴチをねらっていて、スレで掛かった。

自分のルールでは、ルアーに引っ掛かった魚類以外の生き物は「釣った」ことにならないから、このときのイトマキヒトデはノーカウント。 写真1・4・6のイトマキヒトデは餌で釣ったものだから、自信をもって「釣った」と言える獲物なのだ。

 

 

No.227 トウガレイ       カレイ目カレイ科 海水魚

初釣日場 2024.7.24 北海道厚岸 自己最大32cm

 

トウガレイ11

トウガレイ 27cm 2024.7.24 北海道厚岸 えさ:いそめ(写真1~4同個体)

漁港からの投げ釣りで、初めて釣ったトウガレイ。 トウガレイねらいでの初釣行で、1投目1尾目で開始数分で釣れた。 目的の魚を釣り上げるために何年もかかることもあれば、あっさり釣れることもある。

 

 

トウガレイ22

トウガレイの有眼側

背ビレ・尻ビレと尾ビレの黒帯が目立つ特徴。 ボディの模様ごく普通のカレイの色。

側線は胸ビレ上で曲がりが少なく、ほぼ直線に近い。

 

 

トウガレイ33

トウガレイの無眼側

無眼側は白色。

 

 

トウガレイ44

トウガレイの顔

ごくごく普通のカレイ類の顔。

カレイ類は輪郭の形がほぼ同じで有眼側が茶色で無眼側が白いのもほぼ共通、その中で色や模様、頭や尾ビレなどパーツのわずかな違いで種類を見分けなくてはならないから、なかなか大変。

 

 

トウガレイ55

トウガレイ66

トウガレイ 23cm 2024.7.24 北海道厚岸 えさ:いそめ(写真5:有眼側 6:無眼側)

漁港からの投げ釣りで釣れたトウガレイ、2尾目。 トウガレイとクロガレイがダブルで釣れた。

左がトウガレイ23cm、右がクロガレイ20cm。

トウガレイを特定する上でクロガレイとの見分けが一番の心配であったが、偶然同時に釣れてくれて生体を並べて比較することができた。 こうして並べるとクロガレイとは模様や頭部の大きさ・形がハッキリと違う。 身の厚みもクロガレイのほうが厚い。

1尾目を釣った時点ではホントにトウガレイか?の疑問がぬぐい切れていなかったが、この2尾目で自信をもってトウガレイと特定することができた。

 

 

トウガレイ77

トウガレイ 25cm 2024.7.24 北海道厚岸 えさ:いそめ

左がトウガレイ25cm、右がヌマガレイ23cm。 ヌマガレイも釣れた。

ヌマガレイとも似ているが、ウロコ形状の違いや眼が逆なことから見分けは容易。 しかし背ビレ、尻ビレ、尾ビレだけ見るとかなり似ている。

 

 

トウガレイ88

トウガレイ 32cm 2024.7.24 北海道厚岸 えさ:いそめ

漁港からの投げ釣りで釣れたトウガレイ。 

こちらは模様がクロガレイによく似た個体。 尻ビレ背ビレの黒帯のピッチも写真1・5・7の個体よりも細かい気がする。 もしこの個体1尾のみの釣果で終わっていたら、トウガレイと特定するのは難しかったかもしれない。

 

 

トウガレイ99

トウガレイ 29cm 2024.7.24 北海道厚岸 えさ:バナメイエビ

漁港からの投げ釣りで釣れたトウガレイ。

こちらは図鑑や画像などでよく見る、オリーブ色のボディカラーの個体。

餌をイソメからバナメイエビに替えると釣れた。

 

 

トウガレイ10食べてみました

 

 

トウガレイ11

とう鰈 北海道厚岸産

上記釣行でトウガレイを8尾釣獲。 釣行の動機が「未釣魚のトウガレイを釣ってサルピコンとカルパッチョをつくる」ことだったため、とりあえず2尾、ダメならサルピコン用に1尾だけでも、と思って行ったら、思いもかけずトウガレイが8尾も釣れた。

釣れた順番に左上から、1尾目27センチ(写真1)、その下が2尾目23(写真5)、3尾目30、4尾目32(写真8)、右上5尾目28、6尾目25(写真7)、7尾目27、8尾目29(写真9)。

7尾目と8尾目は似たようなサイズが多くなってきたため区別しやすくするために、釣り場で活〆して切り傷を付けた。

8尾釣って平均は27.6センチ。 おかっぱりのカレイとしては、そこそこなのでは。

ちなみに一番大きな32センチは370グラム。

 

 

トウガレイ12

ウロコを落とす、の図

ウロコと頭と内臓を落として皮を引く下処理までを、釣った日の翌日に一度にまとめて行った。

工程ごとにまとめてやるために、どれがどの魚かわからなくならないよう、番号を書いた札を付けながらの作業。 ウロコを引く・札を付ける×8→頭を落として内臓を出す・札を付ける×8→洗う・札を付ける×8→五枚に下ろす・札を付ける→皮を引く・札を付ける→ラップに包む・札を付ける×8 と、工程一つ一つで札を付けながら。 札といってもコピー用紙を切ったものだから水に濡れると破れやすくなり、破かないよう気を付けながら。 ほかに方法はなかったのか?

 

 

トウガレイ13

1尾ずつラップに包んで札を貼り終えたところ

魚をさばく前からどの魚をどう料理するかはある程度決めていて、それに沿って下処理。

こちらも釣った順に左上から、1尾目27センチはサルピコン用、2尾目23は皮付きで天ぷら用、3尾目30は頭と尾ビレを付けたまま五枚に下ろしてお造り用、4尾目32はカルパッチョ用、右上5尾目28は五枚に下ろさずにとりあえずウロコと内臓とエラだけ抜いて、どこかで調理や撮影をミスった時のために予備用、6尾目25も皮付きで天ぷら、7尾目27〆もサルピコン、8尾目29〆もカルパッチョ用。

 

 

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とう鰈のお造り 料理日:2024.7.26

3尾目30センチはお造りに。

トウガレイは「不味」とか書かれているが、そんなことはない、「うまい!」とは言えないが、そこそこうまい。

わさび醤油でいただいたが、わさびと醤油の味を楽しめるお魚。

 

 

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とう鰈の天ぷら 料理日:2024.7.26

2尾目23センチ(写真5)の天ぷら。 ふわりと揚げて。 塩でいただく。 これはうまい。

 

 

トウガレイのサルピコン(生たいぷ)

 

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7尾目27センチ〆はサルピコンに。

サルピコンはスペインの料理で、魚介と野菜のマリネ。

材料はトウガレイとピーマン、ミニトマト、赤玉ねぎ。

 

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材料を刻む

トウガレイは生のまま2~3センチ幅に切る。 ピーマンと赤玉ねぎは8ミリ角くらいに切り、ミニトマトは8等分に切り中身を取る(取りながら食べながら取る)。

調味料はEVオリーブ油、白ワインビネガー、塩、胡椒。

オリーブ油と白ワインビネガーを5:1で合わせて塩、胡椒で味付けし、刻んだ材料と和える。

 

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トウガレイのサルピコン(生たいぷ) 料理日:2024.7.28

トウガレイが釣れたらこれが一番つくりたかった。

白ワインビネガーの酸味がトウガレイと野菜とよく合う。

ピーマンと赤玉ねぎのシャキシャキ感とミニトマトのサクサク感と、トウガレイのもっちり感の調和が楽しい。

 

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トウガレイのサルピコンを、ベルモットを飲みながら

自分がサルピコンを知ったのは2022年に、旭川のスペインバルのお店でいただいたとき。

そのときはサルピコンと、スペインのビールと同じくスペインのベルモットもいただいて、ベルモットがめちゃめちゃ合ったから、今回もベルモットと。 こちらはスペインのお隣の国フランスのベルモット。 やはりこの料理、ベルモットの風味とよく合う。

このサルピコンは旭川のスペインバルでいただいたものを真似てつくったもので、野菜の種類・切り方と、深い器の中で具材がオリーブオイルに浸かっているところも同じようにつくってみた。

旭川のお店では魚介はエビとイカで、ゆで卵も入っていて、ビールとベルモットを飲みながらとてもおいしくいただいた。

 

 

トウガレイとオレンジのカルパッチョ

テレビの料理番組で見たカルパッチョを、同じレシピでつくらせていただいた。

テレビでは茹でたタコをつかっていたが、そこだけ生のトウガレイに替えて。

 

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一番大きな4尾目32センチ(写真8)はカルパッチョに。

自分はこれまで多くの釣魚料理をつくってきたが、カルパッチョをつくるのは初めて。

材料はトウガレイとオレンジ、ソース用のパプリカと玉ねぎ、飾りつけのセルフィーユ。

 

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材料を刻む

トウガレイは薄くスライス、オレンジは皮をむいて2~3ミリ厚さに切る。

ソース用のパプリカは4~5ミリ角に切り、玉ねぎはみじん切りにして水にさらす。

調味料はソース用にEVオリーブ油、あらびきマスタード、レモン汁、醤油、砂糖。

トウガレイは塩、胡椒を降る。 ソースは刻んだパプリカと玉ねぎに調味料を適量ずつ入れて混ぜ合わせる。

皿にスライスしたオレンジを敷き、トウガレイを真ん中から放射状に並べる。

ソースを回しかけて、セルフィーユを飾る。

 

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トウガレイとオレンジのカルパッチョ 料理日:2024.7.29

オレンジと生魚の組み合わせがおもしろい食感。 オレンジの爽やかな酸味と甘みが香味野菜のソースと相まって、トウガレイのうまみを引き立ててくれてる、ような気がする。

 

 

トウガレイのサルピコン(湯通したいぷ)

 

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1尾目27センチ(写真1)は、また別のサルピコンに。

材料はトウガレイとパプリカ、ピーマン、赤玉ネギ、飾り用のセルフィーユとディル。

調味料はEVオリーブ油、白ワインビネガー、塩、胡椒。

トウガレイはさっと湯通しして氷水で締め、2センチ幅に切って塩、胡椒を降る。 パプリカとピーマンと赤玉ネギは4~5ミリ角に切る。 オリーブ油と白ワインビネガーを5:1で合わせ、刻んだ材料と和える。 セルフィーユとディルを適当にちぎって飾る。

 

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トウガレイのサルピコン(湯通したいぷ) 料理日:2024.7.29

立体的に盛り付けて。 こちらのサルピコンは料理レシピサイトを参考につくったもの。

魚に火が入って味が凝縮し、野菜もより細かく切ったことで食べやすく、おいしい。 ディルの香りもよく合う。

こちらも結局ベルモットを飲みながらいただいた。

 

 

トウガレイ25

トウガレイのソテー タイム風味 料理日:2024.7.29

5尾目28センチは予備用としていたが ほかの料理がすんなりとうまくいったため、五枚に下ろしてソテーに。

塩、胡椒を降ってオリーブ油とタイムに漬けて、そのままタイムとフライパンでソテー。 サルピコン湯通したいぷの野菜マリネとフレッシュのタイムを添えて。

夕食のごはんのおかずにいただいた。 タイムの風味が食欲をそそる。

 

 

とう鰈のひれの唐揚げ ふらいど鰈

 

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8尾目29センチ〆は当初カルパッチョにする予定だったが、4尾目32センチのオレンジのカルパッチョで満足してしまい、皮を剥いでいたから細く切ってふらいど鰈に。

五枚に下ろして残った7尾分の背・尻ビレ14枚と、何尾からか出て来た未熟の真子は唐揚げに。

こちらを塩を降って片栗粉をまぶして揚げる。

 

トウガレイ27

とう鰈のひれの唐揚げ 料理日:2024.8.1

ヒレ7枚をくしゃっとまとめて唐揚げ。 

2度揚げしてカリッと香ばしく、おいしい。 ビールと最合。 サイゴー!

 

 

トウガレイ28

とう鰈のふらいど鰈 ひれと真子の唐揚げ 料理日:2024.8.1

とう鰈の身を揚げたふらいど鰈はムニッと、2度揚げしたヒレはカリッと、真子はニュチッと、おいしい。

 

 

トウガレイのカレイのカレースープ

 

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7尾分の中骨と5尾目28センチの頭と、お造りに飾った3尾目30センチのアラは、香味野菜と煮込んでスープに。 野菜は玉ねぎとにんじん、香草のタイムとローリエ。

味付けはとくに決めずに作り始め、味をみてコンソメとかトマトソースで味付けしよう、と思っていたら、途中で「カレイのカレースープ」なるダジャレを思いついてしまい、カレー味に。

 

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トウガレイのカレイのカレースープ 料理日:2024.8.1

カレー粉で味付け。 なかなか味が決まらずに手持ちの香辛料をいろいろと入れて。

煮込んだ玉ねぎとにんじんのほかに、揚げたピーマンとふらいど鰈を乗せてみた。

なんか、おいしい。 玉ねぎがとろとろでにんじんも柔らかく、ピーマンとふらいど鰈をカレースープに浸して食べると、なんかおいしい。

 

 

こんなかんじでトウガレイ、おいしくたのしくいただきました。 ごちそうさまでした。

 

 

撮影機材 釣りパート:Nikon COOLPIX W300

     料理パート:Nikon D610 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

 

釣りと料理と写真 by 箆仁