情報弱者 それだけで現代では致命傷 | 大野芳史の、とりあえずやってみた

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飛び付いた情報に対して、とりあえずなんでもやってみるところから始めるブログです
目標は、自分の人生のアウトプット
人生に自分なりの情報と解釈を加えて分かりやすく伝えることで、自分の人生をより明確にし、伝えていければと思っています

こんばんわ
大野よしです


現代は無料の情報が溢れかえっている時代ですね

本当に便利です
Google先生に聞いて

知らない!

と言われることはよほど斬新な切り口の質問でもない限りまずありえないでしょう

ただ、
溢れすぎてて
かえってそれを選別する目をもたないとその情報を真実か嘘か見抜けなくて
間違ったことを真実と誤認する恐ろしさもありますよね


そんなことを実感する出来事がありました


よく報道で目にする
"日韓スワップ協定"
に関する知識を、自分は詳しく持ち合わせていないと思って動画付きで説明しているものはないかなぁと
YOU TUBEで日韓スワップ協定、と検索してみました

しかし、そこで出てきたほとんどの内容は
実際に見てみましたが
正確な日韓スワップ協定に関するものというよりは
残念ながら感情のままにどちらか片方に寄りきった表現をしたような内容のものがかなり多くありました



その内容や政治についてこの文の中であえて書くつもりはありません

そもそも私はできればどちらかに片寄った情報や内容ではなく、客観的な情報を知りたかったんです
感情というフィルターを通した表現や情報には信ぴょう性、真実は生まれ辛いですからね


ともあれ、残念ながらどちらか寄りではなく、純粋な知識として参考になるものがあまり多くなく、
結局はスワップ協定とは、から検索、勉強をしたわけなんですが、
困ったことにその後YOU TUBEやYahoo等の見事なキュレーション(情報選定)機能により
かなりの割合で自分が検索した動画やニュースがピックアップされて出てくるようになってしまいました




これは、何も知らないで見てしまえば
いずれサイトを開けばこのニュース、この動画が積極的に表示されるようになってしまい
いずれはこの内容が真実なのではないか、と誤認させてしまうような危険性が多分にあるように感じました


通貨スワップに関する話はあくまでたとえ話ですが
他の情報においてもこれと全く同じようなことが言えるのではないでしょうか?


情報が溢れかえっている現代社会では
情報弱者になると何が起きてしまうのかというと
"何も知らない"のではなく、"本当のことがわからない"状態になってしまうのだと思うのです
これは何も知らない状態よりはるかに恐ろしい状態だと思いませんか?



本当のことがわからなければ、嘘を本当のように刷り込ませてしまえば
いとも簡単に自分が先導したい方向に人を持っていくことができるようになってしまうのですから


それゆえに
私たちはこの溢れかえる無料の情報を
いかにして選別して、いかにして見抜いて、いかにして知っていくか
そのスキルを磨いていく必要があると思いました

逆に情報に使われることにならないよう、注意が必要ですよね