韓流2022視聴ドラマ感想 


 

コッパダン (2019/JTBC)

 

 

主演キム・ミンジェ×コンスンヨン

 

 

 

 

 

初っ端

OPを聴いた瞬間から

 

  違和感のあれやこれやが募った作品。 

 

 

 

 

 

 

 

メインキャスト

 

+男4

(正確には女1+男3+1) 

 

↓ ↓ ↓

男女五人組のドラマ

 

↓ ↓ ↓

『成均館スキャンダル』 

 〜 
 

 

を彷彿

 

 

 

 

 

視聴を進めると

 

 

 

『100日の郎君様』

 

 

 

ハリウッド映画

『プリティ・ウーマン』

『カンテク(揀択)』

 

 

など

 

人気作品を  

 模した 要素

 

 

ばかり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『100日の郎君様』が過ぎらずにはいられない設定

 

 

 

 

 

 

『郎君様』出身キャスト2名

 

『100日の郎君様』より

チョ・ソンハ 

 

『コッパダン』亡き王様役

スの実父

 

『郎君様』権勢に執着する世子とは敵対関係

(コッパダン配役で言うと〈王vs領議政〉(ヨンイジョン)的立場)

 

 

 

 

 

 

『100日の郎君様』より

アン・セハ

 

『コッパダン』行商人

 

『郎君様』暗行御史→世子側配下へ

 

 

 

 

 

 

 

 

『郎君様』と被る設定

 

 

 

大妃側実家(郎君様中殿)と王家とのパワーバランス

チョ・ソンハの

王を傀儡化させ裏で政権を掌握する設定

 

 

 

ヒロインの生き別れた

兄妹が追ってから逃げ別れた先もロケ地同じ。

 

 

 

メイン男女3角関係の 逆展開

 

幼なじみで結婚を控えた二人。

挙式当日、新郎側にやむを得ない事情が降りかかり

結婚は挙げられず保留となる。

 

置き去りにされた花嫁は許嫁が居ながら後から登場した

イケメンダークホース、キム・ミンジェとの恋にトキメいて…の展開

 

 

 

 

 

その他

『100日の郎君様』

ギョンスが宮中の池の畔で不快だ不快だという

お馴染みシーンが彷彿されられたり

(『コッパダン』では不快発言こそないが)

 

庶民として生きていたが、還宮し王座を得る。

その後ヒロイン恋しさゆえ、一時王宮を抜け出す…などなど。

『100日〜』を彷彿させる(100日〜の場合は、平民→世子復帰)

要素てんこもり

 

 

 

音楽面

『100日〜』一部ostを元にアレンジしたと思わせる類似曲があり、

詳細は別項目〈最下段〉に記載。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリティ・ウーマン揀択が過ぎる設定

 

平民のヒロインが官僚の娘としてなりすましカンテクに参加することに。

キム・ミンジェら媒婆メンバーから

宮中の仕来りや作法をみっちり仕込まれるシーンはまさにそれ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

さらに残念だったのは

 

キャスト、発声面で力不足が 粗目立ち 

 

 

まずは主演の

キム・ミンジェ

 

彼は顔も良いしイケボだし、現代劇も卒なくこなす。

けれども史劇特有の両班特有台詞の""もたつき""がかなり耳ざわりだった。

 

彼の過去出演作『トッケビ』時は

初史劇だろうからと違和感はありながら

目をつむっていたが、

 

今作は自身が主演になるわけだし、完全解消して欲しかった。

 

 

 

 

 

 

 

ヒロインを演じた

コン・スンヨン

 

彼女も史劇2作目だし、

史劇初出演作『六龍が飛ぶ』の視聴時

(往年の名作『龍の涙』『大王世宗』の王后ミン氏を演じた

大御所女優チェ・ミョンギルのど迫力には及ばずとも

豪気な女性として健闘し好印象だった…)

 

『大王世宗』チェ・ミョンギル

 

 

なので

当時より更に上手くなっていることを期待したが、

驚くほど六龍よりも下手に写ったのが残念でならない。

 

 

 

 

 

 

 

明るくおきゃんな女性キャラって、

演技上手な人でないと

 空回りな”痛い人”に映ってしまう が、

 

 

コン・スンヨンもまさにそれ

 

声も裏返りがちで(両班ならではの言葉遣いの問題)、あの六龍ミン氏を

演じた彼女とは思えないほど残念ぶりには、かなり落胆した。

 

 

 

 

 

 

 

少し、異質なのが

左議政の娘を演じた

コ・ウォニ

 

他の若手メインキャストの中では群を抜き、断トツにベテランキャリアがあり。

また『花達の戦い』『王の顔』で

その若さでありながら王の正室役(しかも海千山千の継室)を

二度経験してるだけあって、

このメインの男女5名に比べるとその若さにして異次元レベルのド迫力を放つ

 

コン・スンヨン欄で紹介したチェ・ミョンギル(添付画像の女優)と

対峙したらば、いい勝負になりそう。

それでも最終的にはチェ・ミョンギルが絶対に勝つだろうけど♪

 

 

 

 

 

 

 眼力 

(レーザービーム)

 

制圧します! 

 

 

 

みたいな。

 

 

 

 

左議政の娘ゆえの気位の高さある設定は理解できる。

しかし

今作に於いては、常人ならぬそのド迫力は封じたほうが良かった。

そのど迫力故に同年代の共演俳優達よりも5〜10才位年上に感じてしまう。

もっと力を抜いて気楽に演じたら良かったのかも。

上手い女優さんだけに残念。

 

コ・ウォニの発声

上記2名とは異なり史劇特有のモタツキもない、安定感有り。

安心して聴いていられる。

もうこれは圧倒的なキャリアの違い故なのか?

 

 

 

 

 

 

発声問題(駄)

ソ・ジフン

メインの二人

キム・ミンジェ×コンスンヨンは違和感有りだったが、

 

突如玉座を得たイ・スを演じたソ・ジフンは違和感0。

意外にも安心して聴いていられた。

彼の浅いキャリアにしては大健闘だ。

 

 

 

 

 

キャスティング駄

コ・ス世子役

王の危篤の知らせを受け清国から帰国したが

早々に暗殺されてしまう、短い登場。

 

 

 

コ・スって

顔はめちゃめちゃかっこいいし、小顔でモデルの様にスタイルも良い。

一見何もかもが完璧だ。

 

しかし演技は下手とまではいかないのだけれども…

だけど、抜群に上手いわけでもない。

彼の作品を見て思うこと

 

なぜかいつも彼主演の作品て

 大体暗くてツマラナイ 

ってな印象でしたが、

 

今回のコ・スは

(特別出演かカメオだと思うけれど)

短いシーンだったが、これは上手いキャスティングだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

総評

 

メインを張る俳優の力不足が否めない。

 

『成均館』や『100日の〜』『プリティ・ウーマン』『カンテク』などの

人気ヒット作の要素てんこ盛り+媒婆(結婚コンサルタント、仲人的存在)なる

新しい要素を加えたが

 

旨味のあるエピソードだけを拾い集め繋ぎ合わせた感じ。

一言で言うなら大味雑多

 

音楽面でも然り。

真面目にドラマ作る気あるんかいな

と突っ込まずにはいられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  音楽面

 

 

ドラマ本編も過去ヒット作の要素満載だとおもったら

音楽でも同様、

他の作品を彷彿?

酷似した曲ばかり

 

 

 

おひおひ

プライド持って仕事しなよ…

 

 

 

音楽の違和感 1 

 

『コッパダン』OP曲

0:00〜0:23秒

 

  ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

 

原曲は『太陽を抱く月』挿入曲2012

(34:32) 11曲目. Palace

のアレンジ曲?

 

 

 

 

 

 

 

音楽の違和感 2

 

『コッパダン』冒頭

1話2:22〜4:30頃迄

王の危篤の知らせを受け清国から帰国した

世子(コ・ス)が襲撃→暗殺中に流れた曲

 

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『100日の郎君様』

(48:03) 15曲目、Joo In Ro – Blade of Greed

 

これが原曲??

でアレンジしたもの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  『コッパダン』内の絵画

 

 

 

色彩…蛍光色に近い、淡いパステル調

 

絵柄図案…スタイリッシュ、かなり洗練

 

 

媒婆拠点地

キム・ミンジェがよく利用する居室に飾られている絵画

『100日の郎君様』世子居室の絵画と同じ作家さんぽい。

モダンでスタイリッシュかつ独特なテイストが同じ。