『悪女』2022年リメイク作品 | 桃花回来了

桃花回来了

あーだらこーだら言いたい放題

『永遠の桃花』を機に韓流→華流に鞍替。好物は溺愛系史劇。ドラマ音楽にも関心有。




期待値の高い作品ほど辛口傾向

 

 

 

 

 

最近は

 

韓ドラや華流史劇ばかりだったのだが

 

珍しく日本のドラマを視聴した。

 

 

 

 

 

 

2022年放送・視聴

 

 

『悪女』

 

深見じゅん漫画原作、二度目のドラマ化

 

 

 

 

深見じゅんの漫画は『悪女』に限らず割りと見ていたし、

 

かつて石田ひかり主演のドラマ版も視聴したことがあります。

 

 

因みに、この石田ひかり版の『悪女』の主なキャストは

 

倍賞美津子、布施博。

 

 

 

 

原作を知る当方にとって

 

ドラマ制作陣は

 

原作の世界観を少しなぞっただけ。

 

あまり良く理解しないまま、勢いでドラマ化しちゃった感があって

 

鳴り物入りで宣伝していたものの、

 

結果は大して視聴率や話題も取れずで、残念な印象が強かった。

 

 

 

そんなかつて、芳しくない結果となってしまった作品を

 

再びリメイクする…

 

 

ふむ

 

日テレは思い切ったな、

 

と思ったのが当初の感想。

 

 

 

 

 

 

そして

 

次に思ったのが

 

2022年版は

 

どう調理するのか?

 

 

 

例えば、

 

石田ひかり版のように、原作の世界観を少しなぞった感じで描くのか

 

それとも

 

原作の世界を忠実に描き直した新板なのか

 

 

 

 

リメイク作品の動向が気になり視聴してみた。

 

 

 

 

 

 

 

いざ、リメイク版♪

 

まず、主人公麻理鈴の出で立ちを見て安心した。

 

 

 

 

というのは

 

 

主人公麻理鈴のスタイルや特徴

 

2022年

今田美桜版

原作のまんまの(少し長身だけど)麻理鈴。

ぱっつん髪。

一応トラッド系に当たるのだろうが

その年代の女性なら絶対着ないような

インパクトあるコーディネイト。

麻理鈴ならでは?唯我独尊的の衣装。

 

原作ファンも納得。

個人的には此処まで原作に沿った衣装に拘らなくても。

と思ったほど。

 

 

 

 

 

因みに

かつての

石田ひかり版

原作の麻理鈴とはまるでかけ離れた、よくありがちな普通のOL装束。

髪はセミロングにおろし、確かカチューシャをつけていたような。

 

これが麻理鈴です、と言わなければキャラも装束も全てが別人仕様。

しかも

大根演技も重なり、とてもじゃないけど麻理鈴とは程遠い。

せめて原作麻理鈴の様なおかっぱ髪に切ればよかったのに、それすらもない

なんだかなぁ、な印象。

 

 

 

 

因みに

原作の主人公

田中麻理鈴 とは

 

見た目:ちんちくりんだが、なかなか愛嬌がある。

 

洋服:2022年版今田美桜欄で紹介したトラッド系?唯我独尊的衣装

 

性格;何事に真前向き、パワフル、バイタリティがある。

   権勢にも靡かない強さと芯があり、人の心に寄り添える優しさがある。


 

 

 

 

 

 

 

今回のリメイク版は

 

前回ドラマ化の失敗を活かして、深見先生からの要望があったのか?

 

衣装に限らず、ドラマの展開にしても

 

今回はちゃんと原作に寄せようとしている

 

的なものが以前より、ぐっと伝わってきてよかった。

 

 

 

 

ただ、欲を言えば

 

あの麻理鈴ならではの特徴ある装束・スタイルを

 

まんまドラマでも寄せすぎるのは

 

原作『悪女』を知らない視聴者にとっては

 

理解するのは難しく、伝わりにくい。

 

なんじゃこりゃ的、違和感しかなかったかもしれない。