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2022年3/15〜まで
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2022年6/9〜現在放送終了
2023年度の再放送も期待しているので運営さんお頼みします
- 更新 毎日2話 0:00〜
あらすじ
青雲山のふもとにある小さな村の人々が、一晩の間に殺戮される。唯一生き残るのは少年時代の張小凡と友人の林驚羽のみ。武術界最大派閥の「青雲門」がこの二人の少年を引き取る。
聡明な林驚羽は最も偉い首座の弟子に選ばれるが、素朴で才能がなさそうな張小凡は誰からも選ばれないあげく、最も力のない首座のところに飛ばされる。数年経ったが、張小凡はどれだけ練習しても進歩なく、結局厨房の煮炊きになる。
しかし、60年に一度行われる武術大会で、張小凡が奇跡的に決勝戦まで進出。しかし、青雲山一の美女陸雪琪に勝てるところを、幼馴染みの田霊児のことを思い出し、優勝することを諦める。
大会後に、張小凡は前位の生徒と一緒に試練を受けろと命じられて下山し、民間で魔族のお姫様碧瑶をはじめ様々な人と出会い、冒険を始める...
注意:文章内の記載数字はドラマの出展話数を意味しています。
林驚羽
りん・きゅうう
演:チョン・イー
左陸雪琪(ヤンズー)右林驚羽(チョンイー)
青雲入門前の出来事
主人公:張小凡の幼馴染。
青雲山の麓にある草廟村そうびょうむら
惨殺事件から当初生き残った3人のうちの1人。
少年時代の推定年齢10〜15才。
少年時代を演じたのは
中国初国産アイドルTFBOYS 王俊凱ワン・ジュンカイ
事件の前日・前夜
黒装束の謎の男②に
・七尾蜈蚣の毒をしかけられたこと。
・その夜、拉致されそうになったこともあり。
狙われた経緯は明かされていないが、
その者のせいで突然人が変った様に凶暴化した所を謎の男①に助けられる。
草廟村そうびょうむら 惨殺事件とこの凶暴化には繋がりがある?
青雲入門後
青雲門来訪当時、他脈から引く手あまただったが、
最も偉い首座から選ばれた。
5年後
龍首峰りゅうしゅほう
蒼松首座の 一番弟子
戒律堂の一番弟子
※戒律堂について
青雲門全体の風紀の取り締まり行為
(例青雲門の城下に門弟が遊んでないかのパトロール活動等)
門脈を問わず、精鋭から選抜編成された人員と伺える。
戒律堂についての詳細説明はドラマ内での説明全くなし。
七脈の一つ龍首峰りゅうしゅほう と 戒律堂 と2つに所属しているとな、
なんとも紛らわしい。
林驚羽の性格
善良で真っ直ぐな性格。
一方で、思考に偏った所もあり、小凡に劣らず頑固な面もある。
才能が伸びなかった頃の小凡が、七脈会武で勝ち進めたことで青雲門上層部でも問題となり、
(小凡の勝利を認められなかったのか?)
林驚羽の小凡を下に見た言動がちらほらと垣間見える時もあったが。
その後の下界の旅を経て、林驚羽の内面も成長。
小凡の(修行面、精神的)変化と成長を認められる柔軟さや順応性も次第に備わった。
獣神の血に汚染され廃絶後剣一もとで修練したことで
内面も磨かれ、更に成長したようだ。
草廟村の幼馴染みでかつ、家族を殺された事も重なって
小凡を兄弟、家族以上に大事に思い、小凡の能力を認めている程の強い絆と思いが有る。
小凡が青雲から離れ、魔教入りしても
林驚羽は家族で兄弟であり続けたいという、一途な面も有る。
林驚羽の人物評
蒼松:青雲志Ⅱ3
生まれつきの堅物
林驚羽の才能
天賦の才がある。
半年で早々に第一階層も突破し
師匠の覚えめでたく龍首峰と戒律堂の一番弟子となる。
七脈会武上位4名に選出。
上位4名に勝ち残った褒賞として
青雲門の至宝 乾坤九儀鼎(かんこんきゅうぎてい)の術を学ぶ。
飲みこみも早く、将来の青雲門を背負って立つ人物と期待されている。
青雲門の秘術
上清辟邪剣法じょうせいへきじゃけんぽう
が使える:19
獣神の血を飲まされて〜
定海山荘(天書二冊目)の旅を終え、一旦青雲へと帰路の途中
獣神の血で汚染された簫師兄の血を飲まされてしまう。
将来性有る林驚羽の才能に嫉妬し、自身の前途を阻む存在になるとと睨んだ
簫逸才(通天峰一番弟子)が故意に飲ませたのだ31話
獣化した林驚羽が表沙汰に
簫逸才の更なる企みにより
青雲門内に生息する霊獣、霊尊の鱗を用い、青雲門内で林驚羽が暴れだす。
首座ら上層部に露見させるべくワザと騒動になるようにと、
簫逸才(通天峰一番弟子)が画策したのだ。
林驚羽 技の廃絶問題
33
獣化してしまう症状を無くすためにも
林驚羽の武功を廃絶するしか邪術を消す方法がない
と上層部の強行決定。
師父である蒼松に一切養護されることもなく、早々に技を廃絶され、失意の林驚羽。
青雲入門当初から今に至るまで常にエリート街道まっしぐら。
そして、その先の未来も青雲内での地位は揺るがないだろうと
そんな中での急転落なので落ち込みようも、半端ない。
〈青雲での ”廃絶” の考え方〉
パソコンとウイルスの関係で考えたら
イメージしやすいかもしれない。
林驚羽 ⇒ パソコン
獣神の血 ⇒ ウイルス
そうなると
ウイルスのみ除去することは出来ないのか?
青雲門に入門し6年間の修練と
60年に一度の七脈会武 上位4名に勝ち残った褒賞で
青雲門の至宝 乾坤九儀鼎(かんこんきゅうぎてい)の術
も学んだ。
それを全てまっさら消去されてしまうのは
この上なく辛いことだろう。
獣人の件は危険性が無くなったらきちんと捜査する33
と掌門が言っていたが、それってあまりに悠長じゃないですかね?
以降も捜査している気配が全く無い、ポンコツ掌門。
廃絶からの復活
簫逸材、大竹峰田師叔と剣一の
項目にも林驚羽関連の情報が記載予定。
主人公小凡の師匠、大竹峰:田師叔により窮地を救われ、
先祖祠堂にいる万剣一の元で修行することに
大竹峰田師叔から林驚羽への愛有る台詞
33
術を失ったことに利点も有る
以前(蒼松の許での修業時代で)は
短時間で修練したため理解が足りぬところもあったろう、
術をよく理解し
真髄を極めれば
そなたにとって悪いことではない
(と技を廃絶され意気消沈する林驚羽に剣一の元で修行に励め、腐るなと激励)
その後
大竹峰田不易が剣一に林驚羽の教育を頼み込む
田不易
師兄(万剣一)
この青雲門に林驚羽の居場所はもう此処しか…
蒼松の教育は良いものの
基礎づくりを飛ばすゆえ
この機に
しっかりと林驚羽の基礎を
作ってやって下さい
災い転じて福となす ように
:49林驚羽、万剣一からの
万が一、万剣一が亡くなった場合、
先祖祠堂と誅仙剣を守るように託される
:54
万剣一から剣を譲り受ける林驚羽
剣の名前は
斬龍剣ざんりゅうけん
南疆の極限の地から出た
万年の緑水晶製。
長年、剣一と共に過ごした剣
邪悪な者を無数斬り殺した
斬龍剣を使う時は覚悟を決め
攻めに徹する事が大事
力が足りずとも敵を倒す信念が必要
さもなくば神力を発揮できぬ
災い転じて福となす となった林驚羽
万剣一のもとで修行し
剣一の真髄・口伝を学び
廃絶前に所属していた龍首峰時代よりも
修行の理解が深まったこと。
また
再修練を経て
廃絶前の以前の状態に戻るのも早かった。
斬龍剣の(駄)的疑問
一つ上の項目で
:54
万剣一から剣を譲り受ける
(斬龍剣ざんりゅうけん)
と、紹介をしたが
奇妙な事に気付く方もおられるかもしれない。
その理由は
:4(35:05)
大竹峰の小凡師姉である霊児が煉血堂に拉致され
救出に向かう途中の小舟に乗る
小凡×驚羽×碧瑤の会話中
驚羽が
大丈夫 俺ら運がいい
師匠から斬龍剣もここに
との台詞がある。
→ 要は師匠から斬龍剣を一時的に貸してもらった と解釈できる
しかし、ここで立ち止まって頂きたい
まだ4話段階の林驚羽の師匠は
蒼松であって
万剣一ではない んですよ。
因みに
この『青雲志』内で
主要登場人物の持つ法器の正式名称は都度登場しているが。
脇キャラである蒼松と万剣一の持つ剣の名前が挙がったこと。
またその法器が同名同一とは、どうしても首を傾げたくなるのだ。
これはどの段階での誤りだったのだろうか…。
〈 原作?制作?字幕配給会社? 〉
林驚羽の恋愛面
空振り
実りのない4角関係
妙公子 → 林驚羽 → 碧瑤
( 碧瑤 ♥ 小凡 )
魔教の碧瑤に仄かな想いがあるようだが、
彼女は既に小凡と両思い関係が成立し、
また兄弟同然の小凡との友情に重きをおいている林驚羽の心情も重なり、
どちらかというと恋愛面では一歩引いた立ち位置で描かれている。
渝都編で窮地を救った合歓派(魔教)の妙公子から
好意を寄せられている。
しかし、堅物の林驚羽は好意に気づいていないかも。
青雲志Ⅱの10年眠り続ける碧瑤を未だ大事に想っている反面
今を生きる小凡ならば、まだ青雲に戻ってこられるのでは
と(根拠の無い謎の前向きさは理解不能)
小凡が魔宗側にいること自体が認められないし、
小凡の意志を尊重できないままで、諦められない:青雲志Ⅱ2
どちらかと言うと
林驚羽の気持ちは
小凡 > 碧瑤
恋愛より、友情、家族愛が強い
昔の草廟村の一件もあるから
一層、小凡への思い入れが強いのかも。
駄
個人的には、
掌門からあんな目に合わされた小凡の今の決断を認めてあげて欲しい。
小凡がまだ青雲に戻ってこれるなんてことは掌門が小凡の再入門を認めるか、
また掌門自身が正式謝罪でも
しない限りは土台無理な話だろうし。
掌門自身が小凡にけじめを付けてくれない限りは小凡だって承服できないまま
再入門しようなどと思いもしない。
林驚羽の望みは、土台絵に描いた餅なのだ。
魔教徒になろうと小凡は小凡。
彼の根底にある善良な心の部分は依然として変わらないだろうし、
この際、小凡の選択を認めてあげなよ、驚羽。
それが友情ってもんでしょう?
って思うんですけどね。