(全52話)2017年|中国
発売・販売元:エスピーオー

 

 

 
 

 

 

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昨年12月〜1月にかけて

かなり華流新作が拡大されるも

実情は見る価値の無い!?

残念レベルの脚本ばかり。

という寒々しい現状の中で、今作は割りと真面目にドラマを作っていて当初は

期待を寄せたものの、段段メッキが剥がれてきた

 

 

 

何故か一向に ハマれない。

 

まず、作品の設定時代が個人的に苦手だったこと。

その時代設定のドラマに共通した、大きな閉塞感が感じられるせいもある。

 


 

 

 

 

 

しかも

この作品を視聴していると

同時代設定かつての人気話題作品を彷彿。

 

 

 

 

GyaO!でもお馴染みの〜

 

『名家の妻たち』

異母兄弟で同じ女性を愛する愛憎劇。舞台は薬の製造をする製薬所。

 

 

 

 

 

 

 

 

『月に咲く花の如く』

薬剤も取り扱う豪商家同士の確執愛憎劇。

ヒロインはこの敵対する商家の御曹司2人から同時に愛される。
 

 

 

 

 

 

 

作品の時代設定が近いのもさることながら、

作品の内容自体も近似。

 

 

上記の2作品を足したのが

今作『海棠〜』に思えてならない。

 

 

 

薬剤系商家 → 化粧品製造会社

 

 

 

 

へとドラマの舞台が変わったけで、

要はかつての名作の二番煎じ。

目新しさが無いんですよね。

 

 

 

ヒロイン海棠の”行方不明の父の死の真相”は上記2作品には無い、

新しい要素とも言えるのだが

何故だか作内でも差程重きを置いてもない。

 

早々に視聴者へのネタバレ提供有り、面白味に欠ける。

 

伏線にも力を入れず、メイン男女カップルが如何に追い詰められていくか

敵側の悪辣な手法ばかり注視されワンパターン展開で萎えるばかり。

 

 

(『琅琊榜』林殊のように知恵で危機を回避するでもない)

人災を巧く回避できずやられっぱなしのサンドバック状態なのが

ストレスかつマンネリなんですよね。

 

 

 

ヒロイン、リー・イートンの

善人ぶった、分をわきまえない出しゃばり行為も目について共感要素を欠く。

 

そもそも、郎家との結婚はヒロインを騙した詐欺結婚。

被害者は完全にヒロインの筈なのに

相手が裕福で地域でも力のある家柄というのもあり、何をやっても悪いのはヒロイン

と非難し、被害者ぶって追い込んでいく郎家の姿勢には矛盾と突っ込みどころ満載。

 

 

 

郎家への天誅はいつくるのか?

早くスッキリ終焉を迎えて欲しい。と最終回まで耐えたが

残念ながらスッキリ天誅は一切なかった。

最後の始末の付け方も微妙。

 

 

 

 

脚本家やる気あるんか?

 

と問いただしたくなるレベル。

後半は倍速視聴ナシではキツかった。

(通常速度ではアホらしくてマトモに見てられん、てな心境)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

興味深いのは

韓流人気作品のサントラ多用

 

1話”成人礼”(良家子女の洋装成人式のようなもの)

の序盤に韓流人気作の代表曲が一挙に流れている。

 

 

『秋のソナタ』『ファンジニ』『ヒーラー』

さながら、韓流曲当てクイズのようだ。

 

EDも恐らくかつての韓流ヒット曲

(韓流バラエティ『覆面歌王』でも歌われた聞き覚えのあるメジャー曲なのだが、

タイトル不明)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  出演キャストの同時期放送・別作品

 

ダンルン尽くし、運営さんもしかして彼のファンですか?

 

 

 

 

 

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