ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。
両親を殺され孤児となった小凡(しょうはん)は敵討ちを心に誓い、武術界の正義の門派・青雲門に弟子入りした。10年後、師匠の娘・霊児(れいじ)や兄弟子たちに支えられ成長した小凡は、両親の命日に魔教の神器「摂魂棒」を偶然手に入れると、青雲門の最強美女戦士・雪琪(せつき) との死闘に挑むことになる。だが、謎の女刺客・碧瑶(へきよう)や邪悪な鬼王軍団が摂魂棒を奪おうと彼の命を狙っていた。善と悪とが渦巻く激闘に身を投じた小凡。その肉体には、彼自身でさえ制御不能なニューパワーが湧き起こり始めていた──!!
この作品は昨年一月頃GyaO!で初放送された映画で
普段はあまり中国映画も観ないのですが
主演がシャオ・ジャンということもありチェックはしていたものの
結局失念。
見損ねてしまった後に
この映画がリー・イーフォン主演『青雲志』の映画版と判明
後になって後悔したのをよく覚えています。
中国の
映画とドラマってタイトルが違うから私みたいに
情報に疎いとこのように後悔しますね。
今回は2周目のGyaO!放送
視聴の感想
キャスト面
まず、
青雲門大竹峰、主人公小凡師姉が
ドラマ版と同じくタン・ソンユンだったこと。
これは良かった。
(ドラマ→映画版 の順で視聴しましたが
『青雲志』は兎に角登場人物が多いので、一気に大量出演されると設定は理解していても、たまに誰これ???的に追いつかない時もあるのでドラマ版と同じキャスティングは視聴者には優しい措置かな)
因みに
ドラマ版の師姉は小凡を悪の道に引き連れ回してばかりで、その尻拭いとばっちりが
最終的に小凡に行くという悪いダメ女で、小凡が師匠に常に叱られまくりで
何度と無く腹が立ったが
映画版では、多少の良心は持ち合わせているようだ。
しかし、ドラマ版では物語が丁寧に描かれていたこと、
また主演を含めたキャラクターの相違が大いに違和感が募る
そもそも
当方が先にドラマ版『青雲志』を視聴した
土壌があり、それを基準に映画版をジャッジしてしまっているのも
過分にあるが
それを抜きにしても
主演俳優のキャラクター付けがドラマ版と映画版で全く異なっていることが大きい。
原作や『青雲志』のドラマを知らないが
『陳情令』人気も未だに続いているし
兎に角シャオジャン目当てに視聴した方も多いのだろうが、
2時間弱、という枠ではでは登場人物がやたら多いだけで
なにがなんだかワケワカメで、一言で表すならば雑な作品としか感じられない。
ドラマ版
『青雲志』
主演:リー・イーフォン
ナイーブかつ繊細ながらも、
内には力強く確固たる信念を持つキャラクターが魅力だった。
映画版
『ジェイド・〜』
主演:シャオジャン
兎に角、明瞭快活。陽キャでキラキラまばゆいよ。
しかし、主人公がなぜ修行が上達できないのか、大竹峰で飯炊きをしなければ
ならないのか、原作やドラマ版の未視聴な方には全く理解できない謎設定。
メイクの問題?
髪型も似合ってない。
衣装の肌色が似合ってないのか?
折角のシャオジャンが
貧相な乞食的出で立ち
で可哀想すぎで更に謎。
ドラマ版
『青雲志』ⅰ(全55話)
『青雲志』ⅱ(全18話)
の総計話数 73話 × 40分 → 48.7
放送総時間およそ 48.7 時間分
を2時間内で収めるのは
完全に無理がある のよね
個人的には映画版より、ドラマ版の
『青雲志』に軍配
〜
『青雲志』は
動画配信サービス会社もかなり限られているようなので
興味があれば、この機会に無料動画サイトGyaO!での視聴をお勧めします。
投稿日
2023年1/27→1/1 に移動