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寧缺
ねい・けつ
演:チェン・フェイユー
陳飛宇
『将夜』荒原編
寧缺
主人公
安寧の”寧”と
缺か けるの”缺”で
”寧缺”
:13水珠
ドラマ舞台が副題の通り
戦乱の世ということもあり
平和な世を逞しくに生き抜いて欲しい
との
意味が込められた名前と伺える
寧缺の生い立ち
15(16)年前の
林光遠宣威将軍府襲撃事件
りんこうえんせんいしょうぐんふ
唯一の生き残り
事件逃亡中、唐と燕国の国境で幼い寧缺と卓爾(=小黒子)は出会い、
謎の黒傘と赤児の桑桑を拾う。
(唐と燕国国境の村一帯も林府襲撃事件と共に殲滅被害に遭い、卓爾はその村の生存者。
林府襲撃事件の詳細概要は別記事に掲載予定)
寧缺と小黒子は、”とある修行者”と出会う。
弟子入りを望んだ2人だが、寧缺は気海雪山の気穴が塞がっている為に断られ。
(要するに修業不可な体な為)修行者は卓爾のみを引取、道を分かつ。
渭城いじょう時代
辺境の馬賊を倒す 芝刈り人を率いる馬将軍のもと
梳碧湖そへきこの芝刈り人として軍籍入りし桑桑を養育する。
渭城から唐の都へ
軍の推薦(恐らく馬将軍主導)による書院の受験資格を得て
2ヶ月後に都入りを予定していた寧缺。
折しも、金帳から脱出した唐国公主漁児を都迄護送する任を仰せつかる。
それをきっかけで漁児との親交
公主の寧缺推挙と小黒子が繋いだ縁から、
朝小樹 との 春風亭の戦い6.7話で共闘。
魚龍幇と唐帝との繋がりもできた。
更には紅袖招の女将(旧友”あの人の面影を”寧缺に見て)との縁もでき、
身寄りもなく、後ろ盾もない未成年の
寧缺と桑桑が唐国でも安心して生活できる、人脈と生活基盤が整う。
寧缺幼少期エピソード
:34桑桑
が光明大神官に聴かせた寧缺の昔話
エピソード①
若君は腕白だった
ある寡婦にー
他人の名前で求婚の品を送ったの
結局嘘がバレて寡婦に追い回された
そしたら
”あのおばさん これでやせただろ”って
寧缺の昔話
エピソード②
若君は
渭城の酒楼の店主が
酒に水を混ぜ
売ってることを見破った
でも店主はズルを止めず
いつも若君から逃げまわっていたんだよ
すごいでしょ?
寧缺の修行への渇望と想い(桑桑談)
エピソード③
『太上感応篇』だいじょうかんのうへん
〈 寧缺愛読書1,3〉
を初めて見た時は半月も徹夜を続け
馬将軍に鞭で打たれて 漸く読むのを止めた
寧缺(他者からの)人物評
人物評①
渭城 馬士襄 ば・しじょう 将軍
:2
寧缺は若輩者ですが
これまで 数多くの馬賊の
首を刈りました
渭城の猛者の中で
最強だとは言いませんが
私は確信しています
凄絶な戦いにおいて
最後まで生き残れるのは
あの男だと
それに
気概もある
書院を受験することを認められました
人物評②
二層楼大師兄 李慢慢 りまんまん
:4 運命に抗う者
:60 小師弟は 確かに非凡だ
人物評③
朝小樹 ちょう・しょうしゅ
;5 あの若者(寧缺)は非凡だ 面白くなる
:6 朝小樹 寧缺の書評
これほど強烈な殺気は珍しい
:7 あの者は恐らく書院か軍に入るでしょう
いかなる時も自身を守れる男です
人物評④
李国師
:21
寧缺は若き天才です
顔瑟師兄のもとで学べば
10年後には
立派な神符師しんふし になります
人物評⑤
顔瑟大師 がんしつだいし 昊天道南門
:22 半生を費やして漸く得た(神符師の)逸材だ
:23
寧缺は見たこともないほど大きな白紙だ
初めて扱う大きな白紙に
何が描けるか お前(李国師)やわしにはわからん
:27 だが 修行者としては未熟で恐らく歴代で最弱の入門者であろう
人物評⑥
夫子 ふうし 書院責任者
:48
こやつ(寧缺)は善人ではないし
”泥の中の蓮”という柄でもない
だがー
冷血漢に見えて
それなりの情はある
心の底に隠しているだけだ
渭城への仕送りを今も続け
侍女の桑桑を哀れみ
慈しんでいる
お前(大師兄李慢慢)や君陌(二師兄)を
尊敬し続けるだろうし
書院にも忠実だろう
:51 心を鎮めて修行すれば(寧缺は)大器になる
人物評⑦
二層楼二師兄 君陌 くんぱく
:57
小師弟(寧缺)は書院で最弱だと誰もが思っています。
だが 心の境地はー
既に我ら(大師兄と二師兄)にも劣りません
寧缺の好物
桑桑の作るネギ入り卵麺
ネギ入り卵麺の乾麺Ver
桑桑の麺+皮皮の技術との合作→乾麺(要は即席麺)のお陰で
荒原編では、隆慶との境界突破勝負で勝利。
・あぶり海老、にんじんの煮物、茘枝、草玉露そうぎょくろ,前菜8種、鹿肉の揚げ菓子
上記は12話公主誕生宴の料理。全て寧缺が好きな品、公主が事前にリサーチした模様
寧缺の好きな色
黒への拘り
色黒の侍女→桑桑
小黒子→(卓爾=義兄弟&渭城時代に拾った白地の斑蜥蜴)
黒貨→(寧缺愛馬)
書院二層楼の試験で
夫子の問から寧缺の好きな 黒 と返答するシーンは
彼の性格と個性が色濃く出ていて印象的
二層楼入りを果たした後の衣装(儒服)、3色ある中から選択 → 黒49
寧缺の嫌いなこと
選択を迫られること。
選択①
寧缺が迫られた夫子の問い
21
”二層楼最終関門”の幻境
での質問は、
15年前から既に夫子自らが決めたものだった。
寧缺の答えを一部掲載
他人が どう思おうと
構うものか
あんたの考えなど関係ない
(その答えに夫子、にっこりご満悦)
寧缺が迫られた”政治的”選択②
公主派 か 王后派 か?
どちらの派閥につくのか?
公主漁児(55)と
王后(54)それぞれから
決断を迫られたことがある。
寧缺の決断、答えは
55
俗世のことは陛下がご決断される。
俺は陛下を支える。
寧缺が迫られた”恋”の選択③
寧缺の嫁取り論争
山山か桑桑か
寧缺のペット?
小黒子
(白地の斑蜥蜴)→1話で拾うも2話で渭城を去る自分の代わりにと馬将軍に託す
黒貨
(寧缺の愛馬) →1話で入手。都での生活のため2話で売却するも、
春風亭の戦い後再会。
朝小樹の厚意により、寧缺が再び主となる。
普段は魚龍幇の厩舎にて預かってもらい世話をして貰っている。
寧缺の才能
寧缺(修業者以外の)才能
書への造詣が深く、あらゆる書体を駆使できる
寧缺の書を老筆齋(自宅兼店舗)で売り、生計を立てる
皇帝への書 ”彼方で咲く花”(8)効果もありで
寧缺こと十三先生へのプレミアが高騰、追い風に。
寧缺が侍女桑桑に宛てた書付
”鶏の汁物”チータン
神符師顔瑟大師からの絶賛で人気沸騰
あまりの人気ぶりに唐国の官僚上層部からも買い手が殺到。
顔瑟大師が寧缺の書を真似て拓本の偽造に(小遣い稼ぎで)率先参加。
鶏の汁物の人気知名度はは国内に留まらず、
大河国の莫山山こと書痴にまで知られ彼女を心酔。
寧缺を恋慕うように。
書の売上+@
鶏の汁物 拓本1枚につき500両
その一方で
詩や楽器は苦手としている
寧缺の財産
▲渭城時代 の全財産
・76両3銭4分
1話で手に入れた馬(黒貨)を、書院での生活のため一度売却
▼老筆齋 居所当時の全財産
・寧缺の書の売上
・春風亭の戦いの報奨金 → 金2千両
・暗侍衛 1月の報酬 30両?寧缺予想
・”鶏の汁物”拓本 一枚500両
・”鶏の汁物”原本 公主の従姉弟である鐘大俊の父鐘離しょうり が喜々として購入54
以下は
魚龍幇 朝小樹より譲渡された
;15
・勾星賭坊 こうせいとぼう 寧缺が修行者の力試しで荒稼ぎした郊外の賭坊
・金5千両
・黒貨 渭城時代からの寧缺愛馬
▼顔瑟大師より譲渡
・顔瑟大師の符入りの黒馬車本体。
御者が不要な特殊な馬車。
この馬車は将夜2で大活躍するが、
将夜1の時の物とは別物で完全にチープで落胆
・驚神陣 きょうしんじん の陣眼杵じんがんしょ
寧缺の居所
東城の老筆齋 → 雁鳴湖
老筆齋 ろうひつさい
(自宅兼店舗)
魚龍幇管轄区域
東城 臨四十七巷 老筆齋
(とうじょう りんしじゅうしちこう ろうひつさい)
4話段階で全財産をかき集めても130両足らずで
しかも書院に住むと一月30両掛かるため
訳あり物件を借り(自宅兼店舗の老筆齋)
寧缺の書を売り、生計を得ることにした
終盤では
雁鳴湖 がんめいこ
を終の棲家に 寧府建設
全財産+不足分は魚龍幇から借金。
総額8万両をつぎ込み、驚神陣の要地である
雁鳴湖に居を構える。
この地で(水の苦手な)夏候との最終決戦を迎え、
16年来の因縁に決着に挑む。
※驚神陣 きょうしんじん
唐国の都を守護する最大最強の陣
かつて書院の夫子が考案し、
昊天道南門顔瑟大師が陣の守護を長年務めてきた。
顔瑟亡き後は、朱雀の指名により
顔瑟唯一の弟子である寧缺が陣の守護者となる。
60話の夏候との最終決戦に際し、寧缺は
陣眼杵を唐帝に一旦預け、驚神陣を私心には用いず自身の力のみで戦った。
ここまでは約一年前の将夜放送終了後に綴った内容。
『将夜』荒原編