30話あらすじ

 

十里桃林に足を踏み入れた夜華(やか)は素素(そそ)を見つけたと思うが、その姿はすぐに消えてしまう。その翌日、東海水君の屋敷で夜華は白浅(はくせん)と出会う。そして、自分が愛した素素の正体は人間となっていた白浅で、今は記憶を失くしたふりをしているのではないかと考える。一方、白浅は幼い阿離(あり)から母上と呼ばれ仕方なく調子を合わせるが…。

 

 

 

 
 
 
 
 

◆腹立つ女達の戯言に

   辛辣突っみ♪

 
 
 
 
 

以下は、好ましい表現が含まれてません。

 

繆清や少辛ファンの方はご不快になること必須なので、

ご遠慮頂くほうが宜しいかもしれません。

 

なお、これらのクレームは受けかねますので、何卒ご了承下さい。

 

 

 

 

①繆清公女

繆清公女がよく口にする決まり台詞

 

「(夜華)殿下をお慕いしてはいますが、

側室になりたいとは思っていません。

侍女として殿下にお仕えできれば・・・」

 

 

 

 

 はい、嘘こきまろな繆清。

 

 

 

嘘発見器掛けて差し上げましょうか。

( 繆清は腹が立つから夜華を登板させちゃった。)

 

 

完全に下心丸見えですがな。

侍女からお手つきになって、いずれは側室になって…の、

あれやこれやの野望てんこもりなんでしょ、実は。

 

 

しかも、

以降、彼女が登場する度に(上記の)

 

「殿下をお慕いはしてますが、〜の」

台詞が判を押したように、定型文化しとります。

 

 

繆清は阿離の窮地を助け、その対価として人間界で夜華のお世話を願い出て、

約束通り10日過ごした。


 

それなのに、

次は西海の第二皇子(墨淵上神の一番弟子)を勝手に遊び人扱い、

縁組を逃れるため

天界の宮女になりたいだと

 

 更なる だだをこねて

 

またもや此処でも当馬にされてしまった大師兄。

彼の当て馬遍歴についてもふれたいが、これは別の機会に)

 

 

 

 

 

さもありげな大義名分を隠れ蓑に更なる願いごとを重ねていく。

最期はその御蔭で命拾いをするんだから

 

 

大した【 切り札的 】

恩義だよ・・・あーた。

 

 

 

繆清に相応しいキャッチコピーは

阿離を1回ぽっきり助けただけで恩着せがましく

 

 

”願い事は続くよ、どこまでも”

的に要求し続ける強欲女

 

 

 

 

繆清や緑袖も然り

 

自分の立場を顧みずに無謀にも夜華を狙うってのが土台無理な話な訳。

 

そこから改めないといかんのよ。

 

 

 

まあ夜華の立場からしたら、

 

自分に言い寄る女はシャットアウト。

 

既に問題外・除外レベルなんよ。

 

素素の場合は、自ら言い出しての結婚ではあるが、

 

 

 

そもそも夜華が恋に落ちたのは、

 

黒蛇時代の夜華を山に捨てたのが最大要因だと思う。

 

(勿論金蓮時代の下地要素も含まれてるとは思うけど、)

 

 

 

天君に厳しく、しつけられながらも周囲からはチヤホヤ

 

でも夜華にとって一番欲しい親の愛情は得られない…

 

複雑な背景があるから、

 

天真爛漫な素素からの不意打ちkissと、山に捨てられるってのは、

 

かなりの衝撃だったと思う。

 

 

 

まさに  

 

夜華にとって人間時代の素素との出会いは

 

 

 

”飴と鞭”  

”雛の逆刷り込み現象” 

 

 

 

が大きいと思う。

 

 


 

 

 

 

 

オマケの1.5

繆清や少辛程、腹は立ちませんが甘っちょろい幻想を抱いている、この方

 緑袖公女

 

 

東海で再び夜華に会えると色めき立つ緑袖〈緑の衣装:中央〉。

 

それを見透かしたように左の侍女が

「皇太子殿下が美しい王女様を忘れるものですか」

とのたまう。

 

 

あのね〜 

夜華の心に映るのは 

” 白浅 ”

しか居ないのよ!

 

 

 

全くもって

お目出度い思考過ぎる女達 

じゃ

 

 

注)此処でのお目出度い とは祝賀的な意味合いではないのであしからず

 

 
 
 
 
 
 
 
 

②少辛(しょうしん)

白浅への言い訳三昧な少辛

 

 

まず一番腹立つのは、窮地にあった状況を救ってくれた恩人である

白浅の婚約者を略奪したにもかかわらず一切謝罪がなく、

しかも全く悪いと思ってないこと。

 

 

下記は、婚約者略奪以降初めて白浅と交わす少辛の台詞

 

・緑色が少辛の台詞

・その下の、斜体文字はそれを聴いての私の個人的呟き。

 

 

 

少辛 300年繰返し青丘を訪ねましたが、やはり私を恨み続けておられるのですね。

 

被害者ぶった物言いで初っ端からかます。

 

 

 

中略

 

少辛 ですが私は300年前のことで今も苦しんでいます。

 

おひおひ、

一番の被害者は白浅なのに、お前が苦しんでるって言うか?

被害者ぶって、ふざくんな。

まるで今不倫で賑わせてる、芸能人H氏みたいな事いう。

 

 

 

 

少辛 私が望むのは白浅様からのお許しです。

 

 

少辛よ、人に許しを求めるならば、

まずは自分から謝罪すべきだろうよ

 

 

 

少辛 お怒りは当然ですが、何故私をそこまでお恨みに?

 

あーた、それ本心で云うてます?

 

 

 

少辛 当時白浅様は水君を好いてはおらず

  水君との破談によって、

  もっとよい縁(夜華との縁組)を得られました。

   白浅様には夜華様がいます。

  でも私は水君を失えば何もありません。

 

 

少辛には桑籍(そうせき)しかいないから、致し方ないこと?

そして白浅は更なる良縁を得たのだから文句無いと、

納得せよと!?

 

強引な手法に

開いた口が塞がらない。

 

 

 

 

 

親同士の決めた結婚

(しかも天族と狐族のビックブロジェクト)を

壊したくせに偉そうに言うな。

 

 

彼女の切り口は、婚約者略奪という問題行為である主旨を擦り替えただけ。

かなり強かな女

(迷国(白浅の配下)もそれについて後に言及してるが)

しかも頑なで、一貫して最期まで謝らない。

 

 

婚約者の略奪行為は悪いことだと微塵も思ってないのが腹立つ。

 

 

 

そして最後のダメ押し~

少辛 白浅様が怒る理由は水君のことではなく

私が勝手に青丘をでた

からなのでしょう?

 

 
 
 
 

もうね、この台詞を聴いて目眩がした…。

 

こういう女、大嫌い。

猛烈に

はっ倒したくなる。

 
 

素錦(←夜華と白浅の恋路を邪魔するやな女)もかなり最悪だけど、

素錦とはまた違った別の意味で腹立つ。

 

自分が原因作っておいた癖に、それを棚上げ、

ぜんぶ人になすりつけ、主旨を丸投げ、自分の罪を減らして楽になろうとする人。

本来の当事者なのに、あたかも傍観者や被害者にポジション移動、すり替えちゃう

 

 

たちの悪い女。

 

猛烈に疲れる

 

 

少辛が無断で青丘を出たから白浅が怒ってると

 

マジで思ってます?

 

これは敢えての計算?

 

これが本心からの発言なら、

 

病的で

”ヤバイお人” だよ。

 

 

 

随分と斜め上の突き抜けた、自分本位のお目出度い思考。

 

彼女の悪びれること無い、あげつらう言い訳三昧てんこもり。

 

お腹いっぱい・・・。

 

 

 

 

心底、少辛嫌いが嫌いになったシーン。 

 

 

 

 

 

 

確かに少辛と桑籍が無理起こしたお陰で、

白浅自身が乗り気でなかった桑籍との縁談は破談になり

 

 

” 最愛の夜華 ”と白浅とが

公式的にも婚約を結べた事には感謝だけど

 

 

だけどさ、

 

それと婚約破棄とは別問題でしょ。

 

 

世話になった大恩ある人に砂かける様な真似して、

白浅に大恥をかかせたこと。

 

何をおいてもまずは 

 

”” 謝って謝って、ひたすら謝り倒す ”” 

 

 

 のが筋ってもんだと思うんだよね。

 

 

 

その筋を通さずに

主旨からずれた、自分に都合のいい御託ばかり並び立て見苦しい。

 

 

のちに少辛夫婦に関しては、

息子の元貞が人間界に追放的修行の際にも一悶着起こしてくれて。

 

まぁ結局似たもの同士で 

”救いようがないだめ夫婦” と認定する一幕あり。

 

 

 

 

 

 

 

その後、上記の

◆白浅と少辛の会話中断

 

阿離が二人の場に乱入し

母上は立派な神仙なのに…と、二人の話が中断させてしまう。

 

もうね、本当は

 

少辛には土下座謝罪をしてもらわなきゃ

腹の虫が収まらないレベルまで怒り心頭

 

 

 

でしたが、

 

ここが制作側の上手い所なのか

 

阿離の次は夜華まで投入させて、

強引に流れを変えてしまいます。

 

 

あー悔しい。

 

 

長くなるので、30話その③に続く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが…

30話の

繆清の↓舞踊シーンを見るたび

元CCガールズの青田典子

(安全地帯の玉置浩二の現奥様) 

が何故かよぎる。