月一回の短歌講座で、天王寺へ通ってます。
なみの亜子センセイに教えていただいたことなどをちょこっとお裾分け。
今回の登場はもう常連さんになっちゃったshuuさんです。(前回は→2024.1.31です)
では、題詠からいってみよう
●〇〇●〇〇● 題詠 「沼」 1
結婚して姓が沼田となりし友名は信子さん旧姓おぼろ
ーーーーーーーーーーーーーーーー shuuさん
添削後 っていうか別案
わが友の信子さん確か結婚し沼田となりぬ旧姓おぼろ
亜子センセイの解説
「姓」が二度出てくるところなど、やや説明的なところがある。
ライカより…今回の課題「沼」は難しかったです。とっても困った時は地名や名前を
使おうと決めている私に似ている気がしますが…。
沼の写真が全くないので、川でごまかしましょう。
●〇〇●〇〇● 題詠 「沼」 2
空き時間あれば鉛筆握りしめ数独沼にまたどっぷりと
ーーーーーーーーーーーーーーーー ライカ
添削後
空き時間あれば鉛筆握りしめ数独沼にどっぷりハマる
亜子センセイの解説
「沼」の使い方が面白い。「また」は言わずともわかるところ。
「沼る」感じをしっかり言った方が良い。
ライカより…「また」を入れたのには訳があるんです。1年ほど前に一旦数独をやめていたんですが、今年初めからまたハマりだしたんです。しかぁしわざわざこんな情報いらんやんってことですわな
数独って何?と思われる方用に、こんなんです これ30円だったので先日喜んで買いましたともでも、「難問編」と書いてるのを見逃してて最初のページに数字を3つ入れたままフリーズ状態なんです
●〇〇●〇〇● 自由詠 1
ニュータウンと呼ばれ久しき町に住むさくら老いゆき吾も老いゆき
ーーーーーーーーーーーーーーーー shuuさん
添削はなし
亜子センセイの解説
ニュータウンが抱える高齢化をその内側の一人として淡々と詠んでいるのが味わいになっている。「さくら」
の「老い」と重ねているのが寂しくて良い。
ライカより…老いを感じているようですが…イヤイヤイヤイヤ shuuさんはいつもお元気なんです。例えばこんな感じです↓(写真はご本人ではないですが)
●〇〇●〇〇● 自由詠 2
さりげなく目立たぬ歩みの長針の「それっ」と動いた先には未来
ーーーーーーーーーーーーーーーー ライカ
添削後
さりげなく目立たぬ歩みの長針の「それっ」と動けば時は未来へ
亜子センセイの解説
発想のユニークさ、感性のやわらかさが光る一首。楽しい。「長針」って確かにそうと納得させられるところも。どこかに「時計」とつながる語・表現が欲しい。
ライカより…「長針」じゃなくて「短針」では?と言われましたが、「長針」なんです。掛け時計を見ていて、秒針はスムーズにきれいに動きます。で、気づけばいつの間にか長針が1分進んでる
いつの間に?というくらいわからないんです。しばらく見つめていてやっと動くのが見えました。
「それっ」という気合いとともに。
↓ 宝塚の「花のみち」で見つけた時計です。
やれやれ、今日は4首をアップしました。長くなってすみません。
本日はお越しいただきありがとうございます
沢山の連休ある方、いっぱい楽しんでね。
連休のない方も、しっかり遊びましょ