【2024年8月4日(61日目)】
入院して7日経つが、体調変わらずドレーンで体の中が痛い、見た目も管と配線だらけで変わらず、肺の空気漏れを確認するドレナージの黄色い水もブクブクと音を立てる。
この頃は「このブクブクが鳴り止まないと困る」と思い、根本的な解決にならないのに、息を止めてみたりしてブクブクを止めてみた。(笑)
そんな体調の中、職場のパソコンから私のスマホへメールが届いた。差出人は副店長で、こちらの体調を気にする文頭だったが、本題はこれだった。
「来月のシフト表は誰が作るんですか?」
絶句した。
私の部下教育不足で、作るスキルと自信がなかったのかもしれないが、″そこは副店長なんだから、もう少し能動的に動いてくれよ″と思った。
ただ、私の部下教育不足は否定できない。
こんな体調だが仕方ないので、「毎月3日まで受け付けの全従業員希望休表」「月度のイベント予定表」「シフト作成ツールのエクセル」、これらのデータを私のスマホへ送ってもらうことにした。
データをすべて送ってもらったが、私のスマホでは画面が小さくてエクセルが使いづらい。だからすべてのデータを自宅のノートパソコンへ転送し、それを妻に病室へ持ってきてもらうことにした。
忙しいので当日とはいかなかったが、妻が翌日にはパソコンを持ってきてくれて、非常にありがたかった。職場の月度シフトは「毎月11日始まり翌月10日終わり」だ。完成後の不足微調整などの聞き取りも必要なので、一日でも早い完成が理想だ。
スマホやタブレット向けだと思うが、院内Wi-Fiがあるのは知っていた。転送したメールを受信するために、まずはそれを繋ぐ。だが、パソコンのポテンシャルもあるが、受信が遅い、遅すぎる…。
データが重いのか、Wi-Fiが弱いのか、パソコンが悪いのか、原因が分からなくなる。いや、どれか1つが原因ではなく、きっと3つ全部が原因だろう。毛利元就の「三矢の訓」の強固さを体感した。(笑)
作業を始めたのは夕飯後だったのだが、その日はメール受信とエクセルの微調整で終わってしまった。というか、処理の遅さにゲンナリしてしまい、気持ちが萎えてしまった。
リフレッシュするために、その日は作業するのをやめ、翌日からシフトを作ることにした。
to be continued …