そして
看護師さんからは
『よくすぐ対処したよ。正確だったから大事にならなかったのよ。偉かったよお母さん。』
そして
『夜だったけどパパはいなかったのかな?』
夫がゲームをしていたこと
ゲームで手を離せず
火傷で大変な次女の対処を私1人と
長男と長女がした事を話すと
『ちょっとね~・・・パパ来たら教えて貰える?』
そう言われたので
夫到着して待合室に来たところで
看護師さんに声をかけました。
すると診察室に
親子で呼ばれ
医師と看護師さん2人から
夫はお説教を受けることになるのです。
【看護師さん①】
ちょっとねーママから聞いたんやけど
パパなんで子供火傷してんのに
対処なんもせんかったん?
【看護師②】
あのねー
今回の件、場合によっては
相談せなあかんねん。
ママいつもワンオペなんかな?
さっきちょっと聞いたら
お子さん6人おるんやろ?
それで子供火傷してんのに
ゲームしてたって聞いたけど
それはなんでなん?
【夫】
はい・・・すいません
【看護師①】
いや、すいませんやなくてね?
命に関わることって認識あったん?
というか
火傷したことはわかってはったん?
【夫】
あ、はい・・・
それは奥さんが『火傷したーちょっと来てー』
て言ってたんで・・・はい
知ってました・・・けど
僕がゲームを優先してしまったんです・・・
看護師さん2人は
大きなため息
担当してくれた皮膚科の医師が
ここで
【医師】
命に関わる事っていう
理解はしてる?!
【夫】
はい
【医師】
う~ん
あんま理解してるように
見えへんのは
奥さんに普段から任せ切り
頼りきりなんとちゃうん?
奥さんがしっかりしてるから
なんもせぇへんでえぇんは
ちゃうんで?
そこらへん理解出来てへんのなら、ウチとしても児相とかね?
場合によっては警察とかね?
相談せなあかんくなんねん。
だからこうして話してるやんか?
ほんまに分かってんの?!
【夫】
・・・はい
それは分かっているつもりでいます。
自分のとった行動が
いかにガキだったか
しないといけない行動は
ゲームじゃなかったというのは
理解してます・・・
【看護師①】
旦那さん家にいるのに
子供を頼りにせなあかんママの気持ち分かる?!
情けないんやで!?自分!!
【夫】
はい・・・
【医師】
お母さんあのね
家庭内での火傷とか外傷とか
場合によっては警察や児相に
報告せなあかんことなんですよ。
どうします?
旦那さんはこう言ってますけど
入ってもろうた方がえぇんちゃいます?
【私】
・・・
今回は私の責任もゼロじゃないと思ってます。
ただ、夫がゲームを優先して
頼りにならなかったのは
事実なので
先生達が相談案件だ、というのなら
相談していただいて構いません。
先生と看護師さんは
顔を見合せて
しばらく何人かで話し合った結果
【医師】
今回は報告とかはしませんけど
お父さんはもう少し・・・
いやもっと自分が親っていう
自覚をもたなあかんわ!
【看護師①】
そうやね~
このままじゃママワンオペ育児で
可哀想やわ!!
【看護師②】
ママがしっかりしてたから
娘ちゃんが大火傷にならんかったって
ママに感謝せなあかんとこやで!
と、夫は説教を貰い
私は
『よう知識持ってはったね』
『判断が良かった』
『ママの行動が娘ちゃんの命守ったんやで!』
と、賞賛してもらいました
が、やはり
次女に申し訳なかった…
という気持ちは消えませんでした
つづく