一蘭というコストパフォーマンスの悪いラーメン店によく行く。隣りが仕切られていて、店員を見なくていいようにラーメンが来ると前が簾で閉じられる。これが気に入ってしまっている。

席に座ると、足元にスマートフォンが落ちていた。仕切られているので店員にわざわざ忘れてる事を伝えるのは面倒で、スマホをテーブルの上に置いて、帰ったあと店員に気づかせる作戦にした。

ラーメンを食べていると、スマホが鳴った。バイブではない、鳴っているのだ。そしてウルサイ。スマホの画面には実家と表示されている。出るべきか迷ったが、店が対応スベシと割り切って無視を決めた。10秒程度鳴って止まったが、すぐまた鳴った。流石に騒音レベルを放置するのは気が引けてきた。実家ということは本人か親が電話してると思われ困っているはず。

と、ここで、落ちがない事に気が付いた。

電話にでたら違った展開があったに違いない。しまったな~


いや、もし電話にでたとして、実家の親が本人に掛けていて、川崎にいたことは内緒だったのに、私が出てここは川崎のラーメン店と言ったら持ち主が困るかも知れないという妄想はしてました...