よく動く口。
しわくちゃな笑顔と
大袈裟なジェスチャーで…
ずっと喋ってる。
「でさぁ~…聞いてる?」
ちゃんと聞いてるよ。
「……。」
雄ちゃん?
「…さっきからどこ見てんの?」
どこって…
雄ちゃん見てるけど?
「…何か変っ」
そんなことないよ。
朝になって
2人一緒に朝食。
まだ眠たそうな雄ちゃん…
寝惚けた顔でご飯食べてる。
口の端っこにご飯つぶ…
雄ちゃん
おべんとつけてどこいくの?
「……へ?」
ご飯つぶついてるよ?
「ん~……」
のろのろと、手を口元に動かす雄ちゃん。
その手を素早く掴んで
もう片方の手も同じように…
両手を掴まれて、びっくりしてる雄ちゃんに顔を近づけて…
触れるだけのキスと一緒に
ご飯つぶをパクリ♪
驚いて目を見開く雄ちゃんと、視線が合った。
顔を離すと同時に手を放すと
座ってた椅子と一緒に、後ろへ倒れちゃった。
雄ちゃん、大丈夫?
「いきなり何すんだよっ」
勢いよく起き上がった雄ちゃんの顔は真っ赤で…
雄ちゃん可愛い♪
「可愛くないっ!!」
雄ちゃんの唇
昨日から密かに狙ってた。
危うくバレちゃいそうで
ちょっと焦ったけど…
雄ちゃん、ごちそうさま♪
「…ばかっ!!」
不意打ちでキス
たまにはいいかも…♪
《end♪》