年下の彼⑧ | 雷♪のまとまりない日記♪

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ちゃんと続けられるように頑張りますッ☆


月に向かって手を伸ばしている雄輔君に、しばらく見惚れていた。



やがて人の気配に気づいたのか、彼がこちらを振り返った。



『あ…』


『……。』




しばしの沈黙…。



風に揺れる木々の音だけが聞こえる…。




『何…してたの?』




先に口を開いたのは、私の方だった。




『月が綺麗だったから…』




雄輔君の側まで行って、同じように月を見上げた。




『こうやって…充電してたんです♪』




さっきと同じように、月へと手を伸ばす。



彼の大きな手が、優しく月を掴まえているように見える…。



私は思わず、クスッと笑った。




『変…ですかね?』



『ううん、全然。』




心が綺麗な人なんだと思った。



本当に純粋で、優しい人なんだと…。







『…さっき、なんで私を抱きしめたの?』




あの時の事が気になって…私は聞いてしまった。




『……。』




しばらく黙っていた雄輔君が…ようやく口を開いた。




『自分でも…よく分からないんです。』



『……。』



『あの時…ただ、透子さんを守りたくて…』




自分の中に答えが見つからないのか、少し困った表情…




『お客様なのに…でも透子さんは、他の人と違ってて…』




真っ直ぐな瞳と、目が合った…




『気がついたら目で追ってて…』



『…雄輔君?』



『俺の中で…透子さんの存在が大きくなってるんだ。』



『……。』




視線を逸らしたいのに…目が放せない。




私を見つめる、真っ直ぐな瞳。




その瞳に吸い込まれるように…2人の距離が縮まっていく…







暗闇の中で


2人の唇が重なった…。




-つづく-