年下の彼② | 雷♪のまとまりない日記♪

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ちゃんと続けられるように頑張りますッ☆


雄輔と名乗った青年は、今年から入った新人だった。

『荷物、お部屋まで運びますね』


旅館の人数人が、手分けして荷物を運ぶ。


「雄輔君っていうんだ~?」


「ねぇねぇ、いくつ?」

女性陣に囲まれて質問攻め。


それでも雄輔君は、仕事をしながらも笑顔で受け答えしている。



上地雄輔君。


顔良し、スタイル良し、性格良し。


更に笑顔が幼く、可愛い。



となれば…今年のターゲットはおそらく彼だ。




「雄輔君、けっこういい体してるよねぇ~。何かやってた?」


『学生時代に野球を…』


「そっかぁ~。」


『え?あの…』


「わっ、筋肉すごぉ~い♪」


『ちょ…あのっ…』


「腹筋割れてたりする~?」


『いや、そこまでは…』


2人の女性に体をベタベタと触られて、雄輔君は少し困惑気味。

それでも2人はお構い無し。


(早速始まった…)


「お尻もキュッと引き締まっててさぁ~…♪」


『!?』

お尻まで触られて、雄輔君顔が真っ赤…



『し…失礼しますッ!!』


堪えきれなくなったのか、その場から逃げ出してしまった。

「ちっ…逃げられたか。」


「可愛い~ww」


『仁美、史香。あんた達ねぇ…』


「透子も混ざる?」


『……。』


彼女達は、私と同期の2人。

年に一度の社員旅行の時、彼女達は…爆発する。

毎年ターゲットを見つけては、セクハラ紛いなことを…。


日頃のストレス発散といったとこだろうか?

ちなみに昨年のターゲットは…


「あ、野久保く~ん♪」


「……っ!!」


「相変わらず可愛いねぇ~ww」


「ど、どうも…失礼しますっ;」


彼は野久保直樹君。


昨年の出来事を思い出したのか、彼もまたそそくさと立ち去ってしまった。


「あらら…逃げたよ。」

(そりゃ逃げるって…)



「…あ、つるのく~ん♪」


「皆さんいらっしゃい。やっぱり今年も来られたんですね。」


彼は初代のターゲット、つるの剛士君。


あの頃は初々しかった反応も、今では…


「相変わらず可愛いお尻しちゃって~…ww」


「いやんっ、えっちぃ♪」


お尻を触られてもこの反応。

「それではごゆっくり~♪」


「ん~…反応イマイチだゎ。」


「さすがに慣れたか。」

(そりゃ慣れるって…毎年だもん)


ターゲットは毎年変わる。


今年のターゲットは…雄輔君。

(彼…大丈夫かしら?)

なんとなく押しに弱そうに見えた彼を、私は少し心配していた…。





-つづく-