お待たせしました~(・ω・)/
チェリッシュ第3話です♪
麻衣の第2話はこちら~↓
http://ameblo.jp/maitaketoma/entry-10240699101.html
今回ちょっと・・・ごちゃごちゃした感じになったかもσ(^_^;)
うまくまとめられなかったよ(;´Д`)ノ
・・・って、いつもまとめられてないか?(笑)
んでゎ、第3話どぞ~♪
【チェリッシュ~第3話 見送る背中~】
短い時間だったけど、いろんな話をした。
詩織ちゃんは大人っぽい感じのする子だけど・・・
やっぱり女の子だなぁって思う表情も、時折だけど垣間見えた。
野久保「また来てもいいかな?」
詩織ちゃんと話してると、なんだか気持ちが楽になれた。
またここに来たい。そう思った。
野久保「ほら、ハンカチも借りちゃったし。」
詩織 「そんな・・ハンカチくらい気にしなくても・・・」
野久保「来ちゃダメかな・・・?」
詩織 「・・・分かりました。待ってます。」
詩織ちゃんの笑顔に、僕も自然と笑みがこぼれた。
野久保「詩織ちゃんっ♪」
詩織 「こんにちは。」
あれから僕は、何度もここへ来ていた。
詩織ちゃんと過す時間が、小さな楽しみになっていた。
野久保「本好きなの?いつも読んでるよね・・・?」
詩織 「はいっ。特にこの人の作品が好きでー・・・・」
そう言って見せてくれた本は、なんだか少し難しそうで・・・。
でも詩織ちゃんは、楽しそうに話してた。
野久保「そろそろ行かなきゃ。また来るね♪」
詩織ちゃんに見送られて、僕は次の仕事へと向かった。
その途中で、1軒の本屋さんの前を通った。
野久保「・・ん?これってー・・・・」
店頭に平積みされている本の中に、見覚えのあるものが1つ。
足を止めて本を手に取ってみると、
やっぱりそれは詩織ちゃんが読んでいた本と同じ物だった。
野久保「僕も読んでみようかなぁ~・・・」
普段ほとんど本なんて読まないけど・・・なんとなく読んでみたくなって。
本を買ったその日から、仕事の合間に少しずつ読んだ。
移動中や、楽屋にいる時なんかに。
雄輔 「ノック、さっきから何読んでんの?」
雄兄が後ろから覗き込む。
雄輔 「なんか難しそう・・・;」
野久保「そう・・・?けっこう面白いですよ♪」
僕も最初はそう思ったけど、読んでみるとそうでもなかった。
『読んでみる?』と聞くと
『遠慮しとく・・・』と言って、雄兄は逃げるように楽屋を出て行った。
数日後、僕はまたあの神社へ。
今日は空き時間が長いから、いつもよりゆっくりできそうだ。
野久保「詩織ちゃんっ。」
僕が声をかけると、詩織ちゃんはいつも笑顔であいさつ。
今日もあの本を読んでいたから
野久保「その本、面白いね♪まだ少ししか読めてないんだけど・・・;」
鞄から本を取って見せると
詩織ちゃんは少しビックリしてて・・・でも嬉しそうに笑ってくれた。
野久保「今日はいつもより時間あるから・・・僕も読もうかなっ。」
詩織 「・・・あれ?何か落ちましたよ?」
拾ったのは、1冊の台本。
鞄に入れてたんだけど、本を取った時に落としたみたい。
野久保「ありがとう。これ今度やるドラマの台本・・・今日貰ったとこなんだ♪」
詩織 「お仕事、いつも大変そうですね。」
野久保「んー・・・でも凄くやりがいのある仕事だよっ。」
いつものイスに座って、2人並んで本を読む。
お日様の光がなんだか心地よくて・・・僕はいつの間にか眠っていた・・・。
野久保「ん・・・」
詩織 「ぁ、起きました?」
目を覚ますと、詩織ちゃんの声がずいぶん近くから聴こえた。
それもそのはず・・・詩織ちゃんの肩に寄りかかっちゃってたんだから。
気恥ずかしくて、慌てて頭を起こした。
野久保「ごめんっ。・・起こしてくれればよかったのに・・・;」
詩織 「気持ち良さそうに眠ってたから・・・ww」
クスクスと笑いながら、『時間は大丈夫ですか?』と聞いてくれる。
野久保「・・わっ、もうこんな時間!!そろそろ戻らないと・・・っ」
詩織 「間に合います?」
野久保「大丈夫っ。すぐそこのテレビ局だから♪」
急いで本を鞄に入れて、またねと言い残してテレビ局に向かった。
場所が近かったから、いつもよりは遅いけど時間前には到着。
楽屋に入ると、1人の人物が出迎えてくれた。
つるの「珍しいなぁ?直樹が俺より遅く来るなんて。」
野久保「ちょっといろいろあってね・・・;」
今日は剛兄と一緒の番組収録。
いつもなら僕の方が早く来てるんだけど・・・
つるの「まだ時間あるし、大丈夫だろっ。」
野久保「うん。・・・あれ?」
ゴソゴソと鞄の中を探ると、あることに気がついた。
台本が・・・無い。
つるの「何?何か忘れ物?」
野久保「うん・・・」
きっとあの場所だ。急いでたから入れ忘れたんだ・・・
でも今から取りに行ってる時間なんてないしなぁ・・・。
どうしようと悩んでいると、楽屋の扉が数回叩かれた。
スタッフ「野久保さんにお客さんが来られてますけど。」
野久保「え?」
スタッフ「なんでも忘れ物を届けに来たとかで・・・」
野久保「あ・・・っ」
もしかしたら・・・そう思って、1階のロビーまで走る。
そこにはやっぱり、詩織ちゃんがいた。
野久保「詩織ちゃんっ!!」
詩織 「あ、野久保さんっ。さっきコレ忘れて行ったので・・・」
僕の顔を見て、少し安心したような表情を見せた詩織ちゃん。
こんな場所、きっと初めて来たんだろうなぁ・・・。
野久保「わざわざ届けてくれて・・・ありがとう。」
詩織 「近くのテレビ局だって言ってたから・・・」
台本を僕に手渡すと、詩織ちゃんはすぐに帰っていった。
最後にこう言い残して・・・
詩織 「じゃぁ・・・また。」
野久保「うん、またね♪」
いつもと逆・・・詩織ちゃんの背中を、僕が見送った。
つるの「へー・・・最近楽しそうにしてたのはこぉゆうことかぁー。」
野久保「わぁっ!!剛兄っ!?;」
いつからいたのか、剛兄が突然背後から現れた。
僕の肩に顔を置いて、ポツリと一言。
野久保「僕そんなに楽しそうにしてました?」
つるの「うん。」
野久保「そうかなぁ~・・・?」
覗きに来ていた剛兄と一緒に一度楽屋へと戻り、
それから僕らは収録へと向かった。
《第3話おわり》
少しずつ、ノックと詩織ちゃんの仲が深まっておりますなぁ(´∀`)
この先どうなることやら・・・?
第4話は麻衣(・ω・)/
頼みましたよぉ~(・∀・)/