(日本)
・14世紀以降の室町時代には、ご飯に汁物、主菜1品と副菜2品の食事の形式が作られた。これが、一汁三菜と呼ばれる食生活の基本となった。
・食に関する無形文化遺産は、「和食」「フランスの美術食」「地中海料理」「メキシコの伝統料理」
・懐石料理や会席料理は、本膳料理が発展したものだと考えられている。本膳料理とは、一汁三菜を基本とし、豪華になるとニ汁五菜、ニ汁七菜、三汁五菜と呼ばれる。
・懐石料理とは、茶の湯の席で出される料理のことで、濃い茶を飲む前にあらかじめ腹ごしらえしておくための料理。
・会席料理とは、酒を楽しむことを目的とした宴会料理。
・現在の寿司の元になった「なれずし」
・親指と人差し指を直角に広げたときの両指の先端を結んだ長さを「ひとあた」といい、箸の長さは「ひとあた半」がちょうど良いとされている。
・中国のお箸の特徴は、ほぼ同じ太さになっていることと、長いことである。韓国の箸は、日本や中国と異なり平べったいのが特徴である。

(韓国)
・韓国は3回の食事全てにキムチが欠かせない。
・唐辛子が朝鮮半島に伝来したのは、16世紀末ごろだと言われている。

(中国)
・中国料理は、日本料理や西洋料理に比べて強い火力を用いる炒め物が目立ち、油を多用することや、温かい食事をとることを重視して、生野菜の使用や冷たい料理は少ない。
・北京は、寒くて乾燥した地域なので、油っこく、塩味を中心とした濃い味付けが特徴。
・上海は、米がたくさん取れる地域なので、主食であるご飯のおかずになるような、醤油や砂糖を使ったコクのある味付けの料理が多く見られる。
・広東省は、穀物や野菜、海や川で新鮮な魚介が取れるなど、豊富な食材に恵まれている。広東料理な、その豊富な食材を使い、あっさりと味付けするのが特徴。
・国内内陸部の長江上流域にある四川省の郷土料理を指して四川料理と呼ぶのが一般的である。もっと広く雲南省などの料理を含め、山椒や唐辛子などの香辛料を効かせた痺れるように辛い料理を四川料理と呼ぶこともある。
・中国料理は、「前菜」「大菜」「点心」から成り立っている。