・「答えのないゲーム」をしているのに上司に「これで合っていますか?」と聞くことは、上司に「答えのないゲーム」をさせ、自分は「答えのあるゲーム」をしていると言うことである。
・「答えのないゲーム」の戦い方。
①プロセスがセクシー、セクシーなプロセスから出てきた答えはセクシー。
②「2つ以上の選択肢を作り、選ぶ」、選択肢の比較でより良いものを選ぶ。
③「炎上、議論が付き物」、議論することが大前提、時には炎上しないと終われない。
・①思いつきのアイデアに飛び付かず、24ステップというセクシーなプロセスを愚直にやることこそが、セクシーなアイデアを生む唯一の手段。
・②「絶対的」な答えがないのだから、「相対的」に答えに近づいていくしかない。比較して語ることで「なぜ、それを選ぶのか?」を自然と言語化できる。
・スライドライティングは次の流れで行う。①論点を明確にし、その上でメッセージをきっちり言語化する、②そのメッセージを支えるファクトを必要最低限注入する、③スライドのイメージを考える、④ここまでの作業をワードでやり切り、その上でPPTを作る。
・「示唆」を身につけるための2つの口癖、「見たままですが」→「何が言えるっけ?」。
・ファクトから示唆を出す時は、「3構造」「対比」「示唆」の3セットがマストである。3構造とは、物語を強制的に3つに分けて要約し、「示唆」と「対比」を明確にする。また、異なる3構造の要約の仕方ができれば、異なる「示唆」と「対比」の構造が浮かんでくる。
・B◯条件のルール。①A(自分の意見)とB(相手の意見)を真っ向から対立させて議論してしまうと、「答えのないゲーム」においては、「水掛け論」になってしまう。②だからB(相手の意見)を直接否定してはいけない。相手の意見を直接否定した瞬間に水掛け論に突入する。③だから、B(相手の意見)が◯となる(成立する)「条件(b)」を提示して、その「条件」を否定(a)する。
・B◯条件の提示の仕方の構文は、「もし、◯◯◯だったら、あなたの意見には賛成。だけど、今回は◯◯◯ではないので反対です。」この構文を使う上で重要なことは、相手の意見がどういう場合、条件、シチュエーションであれば、「自分にとっても」◯(マル)になるだろうか?ということをゼロベースで考えること。
・ボジョレー思考というのは、生産性や合理性が何よりも重視される。もっともっとを追い求め、行き着くのは青天井。ロマネコンティ思考というのは、生産性や合理性よりもあらかじめ決めた揺るぎないゴールを追い求める。そしてゴール達成が最終目標であり、ゴール以上は求めないという思考。

・5つのゲーム感覚。
①答えのあるゲームvs答えのないゲーム
②ボジョレー思考vsロマネコンティ思考
③理解ドリブンvs暗記ドリブン
④100分の70vs100分の3
⑤アーティストモードvsクリエーターモード