・行動を変えるためには、「暗記」して、「誰かに語る」というサイクルを繰り返すのが大事。

(スウィッチ化)
①ちょっとしたことで行動は変わると心底信じていること。
・「イ」を「ム」に変えると世界が変わる。イライラした時に、「ムラムラするなぁ」と言うことで、なんだかにやけてしまう。「言葉を変える」だけで「思考も変わる」、そして、思考が変われば、「行動が変わる」。
・10人中8人が良いと言ったらみんなが参入してくる。10人中1〜2人だったら完全に筋が悪いから、やめた方が良い。だから、10人中4人が良いというくらいが最高である。
・商人魂を発揮して、奢ったり、仕事を引き受けたりすることで、現在の良好な関係を、より強固にできる機会を積極的に手に入れる。
②プラクティカルであること。
・プラクティカルというのは、「今、この瞬間に行動が変わること」というような定義である。例えば、タクシーの運転手さんの「忘れ物をしないようにしてください」という言葉である。この言葉では、実際の行動に変化を与えることができない。言うのであれば、「降りた後にもう一度振り返り、座席の上に何か落ちていないか見ましょう。足元ももう一度見ましょう」である。
③スウィッチの物理化
・例えば、漫画家は締切と戦いながら、ファミレスでネタを考え、結果として、ネタがムリクリでも浮かぶというサイクルを回しているうちに、「ネタを浮かべるためにファミレスに行く」だったのが、いつの間にか、「ファミレスに行くとネタが浮かぶ」という順番になり、この体験が積み重なっていくことで、最終的に「ファミレスに行く」のが、ネタが浮かぶ「物理スウィッチ」になる。
・「アイデアを思いつく方法」という、目に見えないはずのスウィッチを、「ファミレス」という実在するものに「物理化」できるのである。このスウィッチは、「場所」だけではなく、ペンやノートのような「モノ」や、「直感で言うとどっち?」や「あえて文句を言うと、何か浮かびますか?」という「投げかけ」もスウィッチになりえる。

(学びのサイクル)
・新しい概念を身につけるには、しっかり暗記することから始める。
・最初から学んだことを「自然に」使える人はいない。不自然でもいいから、学んだことをアウトプットすることが重要である。
・学んだことをアウトプットした際に違和感を感じたら、その違和感を忘れないようにする。その違和感は新たな学びにつながるから。
・質問する時はクローズドクエスチョンにする。なぜなら、クローズドクエスチョンは自分の仮説を立てる必要があるので、質問する前に自分の中で思考のプロセスが存在し、事前に自分の中で思考を整理することができるから。

・目標を立てる際には、「大義名分」と「不純な動機」の2つをセットにすると、それらが両輪となってぐるぐる回り、達成しやすくなる。

(愛と想像力)
・着信を付けたら、そのあと、ショートメールやLINEやFacebookメッセンジャーで用件を送る。
・即レスは、ビジネスの基本。数日後に分かるから、数日後にわかってから返信すれば良いやはダメ。「あと数日でわかるので、分かり次第、返事させてください」と連絡すべき。
・日程調整も愛と想像力を持って、都合の良い時間帯は絞って簡潔な内容で連絡する。
・催促メールも「遅くとも本日中には連絡ください」というような文面は、上から目線の成分が含まれており、愛と想像力が欠如している。「今日連絡いただくことは可能ですか?」「お忙しいところ、催促のようになってしまい恐縮ですが」という文面が良い。
・メールから見える愛と想像力。
①プライベートメールアドレスは「名前+数字」。メールアドレスに個性を出すと受け手は検索しにくい。
②メールの返信は当然「全返信」。
③やりとりのメール文は消さない。
④1メールには、1オーダーのみ。
⑤上司に見てもらう時はファイルは全てPDF化。
⑥上司から過去のメールを引用して返信が来ても、下っ端は件名を直す。
・頭の良さは、「想像力」が決める。
・マネージャーからの指示が理解不能だった場合、まずは感情を抑えよう。それからマネージャーの発言が正しいと仮定して、どう考えたらマネージャーの一見「は?」と思える発言の辻褄が合うだろうか?と思考する。
・あなたが失礼なことをされた時、「自分にはまだまだ実力が足りないから、こんなミスが起きる」と捉えて、怒りをエネルギーに変えるような思考にする。

(チャーム)
・世の中には「なんか、報われないなぁ」と思っている人は多いかもしれないが、それは運でも、周りのせいでもなく、「言葉遣い」に原因がある可能性が高い。
・「参考にします」ではなく、「勉強になりました」を使う。参考にしかならなかったという意味で捉えられてしまう可能性があるため。
・相槌に「そうなんですよ」ではなく、「確かに言われてみればそうですね」又は「なるほどぉ」を使う。「そんなこと分かってます」という意味で捉えられてしまう可能性があるため。
・「ご連絡いたします」ではなく、「ご連絡させてください」の方がベター。
・その他には、「本当ですか?」、「共感しました」、「誰がくるの?」は失礼。

・世に出て、仕事モードになるなら、無理してでもテンションを2度上げるのが礼儀。
・オンラインミーティングで第1声を取る。
・出されたお茶を飲み終わった際は、そのままにしておくのではなく、「ご馳走様」と言って「このままでもよろしいですか」と片付けようとする方が良い。
・ご馳走様は4回言う。1回目は、奢ってもらい、お店を出た時に。2回目は、その奢ってくれた方との別れ際。3回目は、自分が自宅の最寄駅についた時にメールで。4回目は、次に連絡を取った時にメールで。

・「チャーム」を因数分解すると、「物理的な強さ」×「距離のつめ方」×「つめた時のパンチ力」である。「物理的な強さ」は、「面」×「体のバランス」×「ファッションセンス」である。「距離のつめ方」は、「自分で踏み込む力」×「他人に踏み込ませる力」である。他人に踏み込ませる力とは、一種のスキを見せることで、他人に近づいてもらいやすくする技術である。「つめた時のパンチ力」は、「標準の理解力」×「15度ズレを起こす力」である。
・チャームが死なないためにすべきこと。
①相談したら、そのあとどうなったか?まで報告する。
②アドバイスには、100%全乗っかりするまでがセットである。
・師匠を持つ技術。①素直に愛を言葉で伝える。②タイミング、息を合わす。
・師匠を持つ技術2。①研ぎ澄まされた天才と最適な距離を探るのではなく、抱きしめろ。②言いにくいことは先に言う。③裏表なく喧嘩する。

(答えのないゲーム)
・答えのないゲームの戦い方は3つある。
①プロセスがセクシー。「答えを出すプロセスがセクシーなのだから、きっと答えもセクシー」と考えるしかない。徹底的にプロセスを磨き込み、それを愚直にやり続けることが重要である。
②選択肢を2つ以上作る。自分で選択肢を2つ以上作り、そのどれがいいか?で判断するしかない。2つの選択肢から選ぶと、オートマチックに「2つの選択肢があるのに、なぜそれを選んだか?」を考えることになる。これこそが、思考力を高めていく過程で、実に大事な要素である。
③炎上万歳。答えのないゲームはスムーズに進むことはかなり少なく、議論をして炎上するのが普通である。逆に炎上しない方が何かしらの問題がある。

(ポンコツの誤解)
・課題に取り組む際は、いきなりフレームワークに当てはめない。まずはとにかく、自問を繰り返す。なぜか?本当に?それだけ?など。
・フレームワークは、自分が考えた理由を単なる思いつきと思われないように、フレームワークを取ってつけたように作る。あくまで説明責任を果たすためだけに、フレームワークを使う。
・MECEは言い訳の始まり。分析調査のような「答えのないゲーム」で仮説を出す時に、クライアントが気づかなかったような新しい気づきを見つける必要があるわけだが、その際に、「無理矢理でも「宝もの」を見つけてやるぜ」と言うエネルギーが必要になる。だが、MECEに溺れていると「とりあえずMECEに調べればいいや」と言う思考回路になってしまう。そうなると「宝物」=クライアントが気づかなかったようなインサイトを見つけようとするエネルギーも弱くなる。
・目の前の課題を、定性的な課題か定量的な課題かを見極めて因数分解を行うことが重要。
・使えるフレームワークを2つ紹介。
①アドバンテージ・マトリックス。横軸に「優位構築の可能性」、縦軸に「競争要員の数」を取る。そして、出来上がった4象限は、左下が手詰まり事業、左上が分散型事業、右下が規模型事業、右上が特化型事業となる。
②BCGの組織マトリックス。横軸に「動機づけ」、縦軸に「規律」を取る。そして、出来上がった4象限は、左下が怠け者の群れ、左上が奴隷集団、右下が仲良しサークル、右上が精鋭部隊

(論点バカ)
・議事録進化論。
ステージ1、全部漏らさず、書いてあるか?
ステージ2、構造化されているか?
ステージ3、ネクストステップが書いてあるか?
ステージ4、ミーティングでの議論によって、ミーティング前の仮説の何が進化したのかが書いてあるか?
ステージ5、ミーティング前の論点に沿った構成=論点+答えになっているか?
ステージ6、ミーティング中に新たに出てきた論点もちゃんと書かれているか?
ステージ7、ミーティング中に進化した論点を検討するためのタスクが書かれているか?
・論点ベースの働き方。
①上から降ってきた「論点」をありがたく頂戴する。②その「論点」を分解する。③その分解した「論点」に沿って、タスクを洗い出す。④そのタスクを踏まえ、スケジュールを立てる。⑤作業する。⑥アウトプットが出る。