・漫才は偶然の立ち話である。ボケがどんなに変なことを言うのかをツッコミ側が知らない体でいなくてはならない。設定やボケに無理があるのに、ツッコミ側がその無理な設定を受け入れすぎてしまうと、お客さんとの心理的な距離が生まれてウケなくなる。
・伝統的な漫才の型は、「ボケ対ツッコミ+お客さん」。お客さんの代弁者がツッコミという構図。
・共闘型は、「ボケ+ツッコミ対お客さん」であり、ツッコミがボケの何かがおかしいのかを説明する立場に回ることで、ボケと一緒になってお客さんに向き合うような構図になっている。
・万人が理解できるベタなボケやツッコミが最強であるが、ベタなボケとツッコミを続けているだけでは、爆発力に欠けてしまう。そのため、最初はわかりますいボケから始めて、徐々に少しわかりづらいボケを入れていく方が爆発力につながる。
・漫才のネタの鮮度は重要なポイントである。ツッコミがネタに飽きていると、お客さんも飽きた感じになってしまう。
・漫才にとって声量も大切なポイントである。声量があるツッコミはシンプルに、声量がなければたとえツッコミに。
・「自然な会話」に聞こえるように、二人の声のトーンを調整しつつ展開する、これも重要な漫才の要素である。
・コントはテレビでも劇場でも、伝わってくる空気があまり変わらない。でも漫才は、テレビだと劇場の空気が出ない。生っぽさが失われて、面白さが乗り切らない感じがする。
・おもろいやつには「意見」がある。