・企業は何のために存在し、利益を出すのか?個人も同様に、どうして働くのか?何のために働くのか?素晴らしい仕事をしている人は、必ずと言っていいほど明確なミッションを持っている。企業も同じ。
・ミッションを持っている企業は活力がある。顧客を楽しませ、驚かせ、感動させる。ミッションを持っている人は、たとえ厳しい現実に直面しても、前向きで、生き生きとしている。
・スターバックスは、BHAGとして次の言葉を掲げている。「人々の心に活力と栄養を与えるブランドとして世界で最も知られ、尊敬される企業になること」。学生でも、ビジネスパーソンでも、スターバックスに来たお客様が、リラックスできたり(活力を得る)、賢くなったり(栄養を取る)すれば、それでいい。彼らが一杯のコーヒーで2時間も3時間も席を使っていたことは、スターバックスの売り上げには確かに短期的にはマイナスの要因だったかもしれない。しかし、彼らがお店にいた時間の分だけ、何らかの新しい価値を創造し、世の中に良い影響を与えているとしたら、それこそがスターバックスの存在理由である。
・お客様を満足させるとか、ニーズを満たすとか、そんな目標では、人々を感動させることはできない。大きな愛を持って、大きく期待を超えていかなければならない。
・ミッションさえしっかりしていれば、良いビジョンが描け、強いパッションは自然と湧き上がってくる。
・社員を大切にしない企業は、決してブランドにはなり得ないし、ミッションの実現はできない。
・ミッションのある企業には、お客様だけでなく、良い人材も吸い寄せられる。
・スターバックスは、たまたまコーヒーを扱っているだけであって、目指しているのはコーヒー・ビジネスではなく、「ピープル・ビジネス」なのである。
・ミッションはなぜ大切なのか?
①社会は常に変化しており、「想定外」の連続。全てのケースを事前に想定してマニュアルを作成することは到底不可能。「想定外」の時にむしろ重要なのは、原理原則である。
②同じ企業と言っても、そこに集まる人はさまざまな価値観を持っている。みんなを同じ方向に向かわせるには、目印となる明確なゴールが必要になる。
③ミッションを高く掲げることによって、それに共鳴する人たち、つまり最初から目指す方向が同じ人たちが入社してくる。
④ミッションとは、通常とても崇高なもの。それを目指していると、社員のモラルが高くなっていき、離職率が減る。
・お客様の満足は、決して値引きの絶対的な幅が決定づけるわけではない。
・ミッションを作る7つのヒント
①働き方ではなく、働く目的を考える。
②自分、ミッション、会社は三位一体で成長する。
自分のミッション、つまり今生かされている理由を考え続けることこそが大切である。
③「私」を無くす。
④3つの輪は何か考える。
3つの輪の一つ目は「情熱を持って取り組めること」、二つ目は「世界一になれること」、三つ目は「経済的原動力になるもの」である。
⑤ミッション探し、自分探しの旅はずっと続く。
⑥自分の存在を肯定する。
⑦「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する。
・火花を見逃さないリーダーの8つの習慣。
①リーダーは御用聞きと心得る。
②リーダーにしかできないことをする。
③ラブレターのようにマネジメントレターを書く。
④背景と意義を必ず説明する。ちょっとでいいので、背景や意義を説明しておくと、相手はモチベーションがわき、仕事の優先度合い、要求されているクオリティのレベルを判断できるようになる。
⑤褒める時はみんなの前で、注意する時は個別に。開口一番怒らないように気をつける。悪い部分がある人、ミスをしてしまった人にも、ほかの良い部分を褒めたり、頑張っていることに対する感謝を述べたりすることから入る。
⑥会議や朝礼では「いい話」から入る。
意思決定する時にポジティブな状態で判断すると、そうではない時に比べて40%正解率が高まるというデータがある。
⑦結果ではなく過程を褒める。
⑧補欠の気持ちを理解する。
・時間を有効活用する7つのポイント
①時間の記録をつける。
②切り替え時間を早くする。
③細切れの時間はインプットに充てる。
④まとまった「考えごと」の時間を作る。
⑤スケジュールの刻み方をパターン化する。
⑥どんなに多忙でも、睡眠時間・リズムは常に一定。
⑦会議は2時間以内と決める。
・インプットとアウトプットを続けるための5つの覚悟。
①自慢話がバロメーター。自慢話をするということは、現状に満足してしまっている証拠である。
②部下や後輩に「教えて」といえるか?上に立つものが謙虚さと向上心を持ち続けると、組織全体が成長し続けることができる。
③目標は細かく設定する。
④英語を学び、海外で勉強する。社内制度があれば最大限活用する。
⑤アウトプットを始めると、インプットのレベルも上がる。