カッコイイヒト
田舎の電車はいつも車内がガラガラしている。
人もまばらなのに、ボックス席の窓側に座る私の隣に座った彼。
背がとってもおおきくて、とてもカッコイイ、モデルのような人だった。
私の隣に座って、しばらくはそのままだった。
客が1人、2人と降りて行くにつれて、彼におされ、
窓側に圧迫される。
車内はとっても暖かくて私はウトウトしてしまう。
彼は私の腕を腕でつついた。
私が反応をしないと、手を私の太ももの上においた。
だが、それ以上なにもしなかった。
ウトウトした状態で、私はうつろに考えていた。
このまま彼とだったら……
彼はその手をどうにかするつもりはないのだろうか?
そのまま彼は寝ているようす。
ちょっとドキドキして、いやなはずなのにカッコイイ彼になら…と
思ってしまう。
私の体が敏感に反応してしまう。
私に寄りかかる彼。彼のサラサラな髪が私の首元をくすぐる。
はぅん
彼の手が太ももを動いたときに反応してしまった。
それを知ってか知らずか、彼の手が太ももを上下に動く。
くすぐったいような、不思議な感覚に襲われる。
だけど声なんてだせない。
車内にはまだ、数人が乗っているんだもの。
そっと目をあけると、
彼が上目使いに私を見てうっすらと笑った。
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◇追伸◇
更新が遅くなってしまいごめんなさい。
ちょいと試験がつづいたもので(汗
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私の隣に座って、しばらくはそのままだった。
客が1人、2人と降りて行くにつれて、彼におされ、
窓側に圧迫される。
車内はとっても暖かくて私はウトウトしてしまう。
彼は私の腕を腕でつついた。
私が反応をしないと、手を私の太ももの上においた。
だが、それ以上なにもしなかった。
ウトウトした状態で、私はうつろに考えていた。
このまま彼とだったら……
彼はその手をどうにかするつもりはないのだろうか?
そのまま彼は寝ているようす。
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はぅん
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それを知ってか知らずか、彼の手が太ももを上下に動く。
くすぐったいような、不思議な感覚に襲われる。
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