インターバル:虎狼の心
raiar : 冒険者になった以上、そろそろ、依頼にでないと。
ルフィア: ………一人で参加するのは、いやです。オルフェと一緒でなけれ
ば行きたくありません。(プイッとそっぽを向く)
raiar : ………こーいーつーはー…・…( ̄▽ ̄#
オルフェ: (冒険者の酒場から帰ってきた)ただいま。ルフィア。はい、これ。
(と言ってチケットのようなものを渡す)ルフィアが、参加する、依
頼の、『参加証明書』。ね?
raiar : え? Σ( ̄▽ ̄
ルフィア: Σ( ̄□ ̄ (驚きのあまり口をぱくぱく)
raiar : 依頼、みして。………何も、これをはじめに受けさせることの無いと
は思うが……
オルフェ: でも、これを、超えるような、気の滅入る、依頼って、そんなに、無い
と思う。先に、こういう、『気の滅入る依頼もある』というのを、経験し
て、おけば、この先、多少キツイ依頼に、参加することに、なっても
耐えられる、ようになる。
ルフィア: (raiarの足にしがみつき、目を潤ませて、イヤイヤと首を振る)
raiar : 『オルフェと一緒』は諦めなさい。少なくとも、この依頼の最中は、
『一人っきりになる』事は無いから………な?
ルフィア: ………ふぇっ(足にしがみついたまま、泣き出した)
オルフェ: あ、raiarが、泣かした。
raiar : (無言で、オルフェを力一杯ハリセンでしばく)