マスコミが絶賛していた前横浜市長の中田氏。改革派市長として、橋下大阪知事らとともに持て囃されていました。


ところが、任期途中で辞職。自身が推進してきた横浜開国博の失敗の責任追及を逃れるためとの憶測が出ていました。



東京新聞に記事が出ていましたので抜粋します。


『横浜開国博後 不評の責任はどうなる


横浜市内で開かれたイベント「開国博Y150」は有料入場者数が目標に遠く及ばず、事業決算は大幅赤字になる可能性がある。ぶち上げた市長は閉幕前に辞職した。あまりに無責任ではないか。


事業費の内訳は、入場料収入四十五億円、企業協賛金二十億円、横浜市からの補助金八十二億円を見込んでいたという。


ところが、有料入場者数は約百二十四万人と、目標に設定した五百万人の四分の一にとどまった。このため、入場料不足で約二十億円の赤字になる見込みという。


税金が使われた以上、経済効果があったとか、横浜をPRできただけでは済まされない。有料入場者数や収支は評価の物差しであり「失敗」と言わざるを得ない。


五百万人は中田宏市長時代の二〇〇六年に掲げられた目標だ。中田氏は「財政再建に一定のめどがついた」などとの理由を挙げて二期目の任期途中、Y150開催中の八月に辞職した。


辞職は目標達成が不可能と分かった時期であり、辞めるなら事業の総括後にすべきだった。中田氏は市議会の参考人招致に応じていない。無責任な前市長だ。』



市議会の参考人招致にも応じないとは本当にいい加減極まりない。これでは逃げたと言われても仕方ないでしょう。


マスコミが持て囃す人間は所詮テレビ映りのよい(話題にしやすい)人間です。


そういう人間ほど偉そうなことを言うだけで実はたいしたことをしていないものです。


元長野県知事の田中康夫も脱ダムと騒いでいたのと知事室を透明にしたことで話題を振りまいただけです。最終的には、県民も彼を見捨てています。この前の衆議院選挙では(兵庫県で)またもマスコミの後押しを受けて当選していましたが。


大阪の橋下知事も同様だと思います。


そして、民主党の先生方も同様です。


そう遠くない未来には明らかになるでしょう。




○「横浜開国博」後 不評の責任はどうなる(東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009101102000068.html